六本木の『エンパイア・ステーキハウス』でちぃさんと過ごす楽しい休日のランチの続き。
今日はシャンパーニュを飲んでいるが、やはりステーキには赤ワインを飲みたい。
そこで赤ワインをグラスでお願いし、乾杯。
ワシントン州のスティムソン・エステート・セラーズがコロンビア・ヴァレーで造る、スティムソン、カベルネ・ソーヴィニヨン、2017年。
しっかりとした果実味を持ち、タンニンはシルキーで、とても洗練されたボディー。
カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンとは異なり、ボルドーのような雰囲気を持つ。
セパージュを調べると、カベルネ・ソーヴィニヨン76%、メルロー22%、カベルネ・フラン2%と、ボルドー左岸のブレンドとなっていた。
赤ワインのグラスを飲み干すと、再びシャンパーニュ。
飲んでいるシャンパーニュは、アイ村のアンリ・ジローが造る、エスプリ・ナチュール、マグナム。
食後の口直しは、生チョコレート。
今日もシャンパーニュをいっぱい飲んでしまった。
満足満腹で店をあとにする。
天気が良いので、六本木をほろ酔い加減で散策。
向かったのは、「東京ミッドタウン六本木」。
ミッドタウンリンクには多くのスケーター。
この大屋根を見ると、柱の一本一本がセロリに似ていて、構造はサグラダ・ファミリアを連想してしまう。
これがサグラダ・ファミリアの内部の柱の構造。
重い天井の荷重を分散して支えるガウディの素晴らしい設計だ。
2014年にバルセロナを訪問した時の記事はこちら。
選んだお店は、ベルギー発祥のベーカリー・レストラン、『ル・パン・コティディアン』。
世界に240店舗を展開する人気のレストランだ。
店内は満席に近いので、感染予防のためテラス席に案内してもらう。
テラス席では風が来ない建物際のテーブルに何組かの客が居るが、私達は一番離れた大屋根側のテーブルに着く。
テーブルの真横にはセロリの柱。
ランチにはシャンパーニュと赤ワインを飲んだので、ここでは白ワインを飲むことに。
スタッフにワインの銘柄を告げると、「グラスを二つですね」との反応。「ボトルでお願いします」と言うと、「えっ、ボトルですか」と何故か驚かれてしまった。
フランス、ラングドックのピエール・シャヴァンが造る、ヴィッラ・カトレア、ソーヴィニヨン・ブラン、2018年。
青リンゴやグレープフルーツの爽やかな香り。
アプリコットや黄桃の果実味と酸味のバランスが良く、グイグイ飲み進んでしまう。
テラスは流石に少し寒いので、お供は二人とも熱々のトマトスープ。
熱いトマトスープをお共に冷たいソーヴィニヨン・ブランを飲むのは初めて。
これがなかなか楽しい。
六本木でちぃさんと過ごす休日の午後は続きます。