彼女と過ごす、ウィーンの楽しい旅の続き。
この記事の続きです。
ドゥブロヴニクからウィーンに戻り、空港内のホテルにチェックインを済ませると、ウィーン市内に夕食に向かう。
ウィーンは空港と市街が近いので便利。
OBBのSバーンに乗れば、€4.2で25分でウィーン・ミッテ駅に着く。
ウィーン・ミッテ駅隣接のランドシュトラッセで地下鉄U-BahnのU3線に乗り換え、二駅目のシュテファンスプラッツで降車。
地上に出て驚いた。
シュテファン寺院の横にいっぱいあった出店やメリーゴーランドが全て消え、道は閑散としている。
三日前の同じ場所の写真がこちら。
聖霊降臨祭の休日でこんなに賑わっていたのだ。
まず向かったのは、マンナー。
ウィーン土産の定番、ウエハースのお店だ。
皆さん大量に購入しているので、店員さんはてんてこ舞いで目が三角になっている。
店内はピンク一色。
ウエハース菓子だけでなく、色々なマンナーグッズが売られている。
おや、マンナーのシャツを着たテディベアまで売られている。
あ、背板の鏡に私が映ってしまった。
これが購入したマンナーのウエハース。
シュテファン寺院をぐるっと回りこみ、その先にある今夜のディナーのお目当ての店に向かう。
目的のお店は、シュニッツェルで有名な『フィグルミュラー』。
ディナーの時間が特定できなかったので、予約はしていない。
すると案の定、テーブル待ちの長い列。
お店の人に待ち時間はどれくらいか尋ねると、「とても長いこと待つことになりますよ。支店の方ならあまり待たずに入れます」とのこと。
エアコンが無い上に、ここはビルの中の細い通路にあるお店なので風も入らず、店内は蒸し風呂状態。
ここで食べるのは無理だと判断し、支店に向かう。
支店までは約50m。
細い路地を抜け、右折するとすぐの距離。
確かに数人しか並んでいない。
(この写真は食後に撮影。既に列は無くなっている。)
こちらのお店は広く天井も高い。
5分ほど待っただけで中に案内された。
奥のテーブルに案内されたが、窓際の席が空いていたので、そちらに変えてもらう。
なんとこちらにもエアコンは無く、奥は熱気がムンムン。
入り口に近い窓際のテーブルの方が体感温度が低いのだ。
テーブルに着くと、「ねえ、窓を開けましょうよ」と彼女。
試してみたが、開かなかった。
メニューは至極簡単。
要は、シュニッツェルとボイルド・ビーフ、それに簡単な付け合わせしかないのだ。
まずはミネラルウォーター。
オーストリア、バーデンのフェスラウアー、プリッケルント。
プリッケルントは、スパークリング・ウォーター。
選んだワインは、ヨハネス・ツィリンガーが造る、レフレクシオン、ラーゲ・ケーラベルク、グリューナー・フェルトリナー、2017年。
ヨハネス・ツィリンガーは、1673年創業の歴史ある家族経営のワイナリー。
1984年から有機栽培に転換し、現在ではビオディナミ農法を実践している。
その象徴としてか、ヨハネス・ツィリンガーの全てのエチケットには蝶が描かれている。
レフレクシオンは、ヴィンテージとぶどう品種の個性を活かしたシリーズで、単一畑のぶどうが使われている。
色合いは透明感のある金色。
甘い果実香を持ちながらミネラリーで複層的な味わいを持つき締まったボディ。
単一畑の樹齢45年の古木のぶどうを用い、4ヶ月間シュールリーで熟成されている。
アイスボックスは素焼きの容器。
容器には、『フィグルミュラー』の名前。
彼女の後ろの壁を見ると、この素焼きの器が並べられている。
これは販売しているのだろうか。
天井下の棚にはワインボトルがぎっしり。
でも空き瓶なのだろう。
この暑さで天井近くにワインボトルを置いていると、あっという間に品質劣化を起こしてしまう。
ミックスサラダ。
スモールでも充分な量がある。
ここの名物料理、フィグルミュラー・シュニッツェル。
「こんなに大きいのね。食べきれるかしら」と彼女。
「大丈夫、薄く伸ばした肉だから、量は大したことないよ」と私。
それにしても綺麗に仕上がっている。
久し振りのシュニッツェルが美味い。
帰り道も本店の前を通ってみることに。
アーケード街の入り口にも『フィグルミュラー』の名前。
本店の前には相変わらずの長い列。
店の前のこのパネルを良く見ると、世界の支店名が書かれている。
ロサンゼルス、リオデジャネイロ、ヴィエナ、ニューデリー、北京、シドニー。
一枚一枚のシュニッツェルに違う写真が使われているところが芸が細かい。
彼女がお土産を買いたいというので、ホーエル・マルクト広場に向かう。
二つの建物を結ぶ通路には、アンカー時計。
毎正時にウィーン所縁の12人の人形が現れる仕組みで、12時にはカール大帝、マリア・テレジア、ハイドンなどの12体の人形が音楽と共に現れる。
彼女を案内したのは、メルクール。
ここはBIO製品やワインの品揃えが充実していることで有名。
お菓子の売り場は彩り鮮やかで整然と並べられている。
リンツのチョコレートの品揃えが素晴らしい。
この一つ一つが違う種類なのだ。
蜂蜜も美味しそう。
コンフィチュールは見ているとどれも買いたくなる。
彼女のお土産を抱えて店をあとにし、再びシュテファンスプラッツから地下鉄に乗り、空港に戻る。
空港の「ホテル・モクシー」に到着したころには、夜も22時を過ぎ、暗くなっていた。
翌日は、久し振りのウィーンの旅もいよいよ最終日です。







































