ドゥブロヴニクの旅、旧港、聖母被昇天大聖堂、クロアチア | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

彼女と過ごす楽しいクロアチア、ドゥブロヴニクの旅。

この記事の続きです。

 

 

『ビストロ タヴラン』でのランチを終えると、港に向かうことにする。

 

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総督邸の横にあるポンテ門から港に出るのだが、外は陽射しが強く猛烈に暑い。

城壁で囲まれたドゥブロヴニクの旧市街には、外と通じる門は西のピレ門、北のブジャ門、東のプロチェ門、そして港に出るポンテ門の四つの出入り口しかない。

 

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昔はこの旧港が交易の中心地だったが、今はその役割はグルージュ港に移っている。

この港からはアドリア海の島々への観光船が出ている。

前回来た時はここから一時間ほど沖合の島に行き、そこから小舟に乗り換えてヌーディストの小島に渡り、ビーチで自然に回帰して日光浴や海水浴を楽しんだ。

その時に知り合ったスエーデン人の女性は本当に綺麗だった、などと思いだしてにんまりしてしまう。

 

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港に面した三つのアーチを持つ建物は、造船所跡。

ここでアドリア海を行き来する交易船が建造されていた。

 

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城壁沿いに先に進む。

先端に見えているのは、聖イヴァン要塞。

ここは城壁の外なのだ。

 

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旧港にも幾つかのレストランがある。

海や船をのんびり眺めながら食事をするのも良いが、それにしても暑すぎる。

 

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現代的な船が係留されているのを除けば、中世の海洋都市にタイムスリップしたような錯覚を覚える。

 

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防波堤の先端まで行ってみる。

 

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アドリア海は透明度が高く、コバルトブルーの美しい海だ。

でも泳ぐとなると、岩がごつごつしているので要注意だ。

前回ヌーディストの島で泳いだ時に、岩で腰の横を切ってしまった。

普通なら水着で覆われている場所なのだが、自然に回帰していたので変な場所に怪我をしてしまったことを懐かしく思い出す。

 

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城壁内に戻ると、聖母被昇天大聖堂を観に行く。

ここがドゥブロヴニクの大聖堂=カテドラルである。

 

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左右には見事な墓が安置されている。

 

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後ろを振り向くと、パイプオルガン。

 

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一番奥には主祭壇。

この大聖堂は、1192年に英国のリチャード王が創建したと伝えられている。

 

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現在の建物は、17世紀にバロック様式で再建されたもの。

 

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この絵は、16世紀のティツィアーノの作品。

 

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カテドラルを出ると、次の目的地に向かう。

陽が射すと暑いので、出来るだけ日陰になった裏道を歩く。

 

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所々にこんな案内があるのが助かる。

水族館、城壁、海洋博物館等の標識はわかるが、どうすればアイスクリームショップの案内をこの中に入れ込むことができるのだろう。

 

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ドゥブロヴニク在住の猫にとっても今日は暑いようだ。

 

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日陰の石段の上でも、ごろごろ。

ここには猫はいっぱいいるが、犬は全く見ない。

 

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次の目的地に行く前に、彼女の要望でちょっと寄り道。

ドゥブロヴニクは「ゲーム・オブ・スローンズ」の撮影場所。

オフィシャル・ショップもある。

彼女は「ゲーム・オブ・スローンズ」のファンなのだ。

ドゥブロヴニクの楽しい旅は続きます。