『カサ・デ・マチャ』の「秋刀魚祭り」で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。
今夜のメンバーは、KEiさん、juransonsecさん、茶目子さん、ミコロさん、そして私。
お隣のテーブルには、PEDROさんとchinatsuさん。
最初の秋刀魚料理は、秋刀魚の燻製のピンチョス。
白ワインに良く合って美味い。
飲んでいるワインは、リオハ州のタロン、ブランコ、2016年。
ぶどうはビウラ100%。
ワインを提供してくれたaltamiraさんが同じテーブルにいらっしゃるので、ワインの説明も伺いながら飲めるのが楽しい。
秋刀魚の肝を使ったクロケタスは、今年の新作料理。
肝の苦みが効いて美味い。
クロケタスに合わせるのは、シェリーのマンサニーリャ・ラ・シガレラ。
すっきりとしたマンサニーリャが苦味の効いたクロケタスに良く合う。
『カサ・デ・マチャ』オーナーのTakiさんの見事なマリアージュ。
ぶどうはパロミノ100%。
秋刀魚のフラメンキン。
altamiraさんによると、本来はコルドバ(アンダルシア)の郷土料理で、生ハムを豚肉で巻いてパン粉を付けて揚げるのだそうだ。
それを秋刀魚で作った、「秋刀魚祭り」のための創作料理である。
秋刀魚のフラメンキンに合わせるのは、シェリーのアモンティリャード・ラ・シガレラ。
熟成が進んだ琥珀色のシェリーが魅力的。
ぶどうはパロミノ100%。
altamiraさんの代名詞ともいえる、ぐるぐるワイン。
ボデガス・カスト・ペケーニョが造る、キンタ・イノハル、ベルデホ、2017年。
ボデガス・カスト・ペケーニョは、スペイン北部の海に面していない大きな州、カスティーリャ・イ・レオンのボデガ。
ぶどうはカスティーリャ・イ・レオン州の地ぶどうと言える、ベルデホ。
この2017年は色が濃い。
今まで飲んだキンタ・イノハルのベルデホに較べ、南国の濃厚なフルーツのニュアンスが強いが、酸味も併せ持つので料理にも良く合う綺麗なバランスを保っている。
続いては、秋刀魚の塩焼き。
シンプルな塩焼きが美味しく、ワインがどんどん進む。
赤ワインもボデガス・カスト・ペケーニョが造る、キンタ・イノハル、テンプラニーリョ、2014年。
スペインのワインを飲む時は以前はリオハばかり飲んでいたが、最近はカスティーリャ・イ・レオンやカスティーリャ・ラ・マンチャのワインがコスパが良いので、飲むことが多くなった。
キンタ・イノハルは、手軽に飲める高品質ワインの代表格の一つと言えるだろう。
キンタ・イノハルを飲むと、今年の5月に開催されたフェルナンドさんを迎えてのぐるぐるワイン会のことを思い出す。
席が隣だったので色々お話ししたが、とても楽しい方だった。
写真でフェルナンドさんのお隣は、『カサ・デ・マチャ』のオーナー、Takiさん。
その時の記事はこちら。
⇒フェルナンドさんをお迎えしてぐるぐるワイン会、カサ・デ・マチャ、三田
続いて、大好きなワインが登場。
カスティーリャ・イ・レオンのボデガス・モンテバコが造る、セレメ、リベラ・デル・ドゥエロ、2015年。
リベラ・デル・ドゥエロは、カスティーリャ・イ・レオンの中で屈指の高級ワイン産地。
モンテバコは家族経営の小さなボデガだが評価は高く、セレメの2014VTはスペインの権威あるワイン・ガイド、「ギーア・ペニン」で93点の高得点とコスパ最高評価の五つ星を獲得している。
とてもエレガントなフルボディーだ。
ぶどうは、ティント・フィノ90%、メルロー10%。
いよいよ今夜のメイン料理、秋刀魚の大鍋パエリアが運ばれてきた。
これはPEDROさんの力作。
魚介の出汁が効いてとても美味い。
juransonsecさんとPEDROさんのパエリアの作り方に関する質疑応答が面白い。
美味しいのでお代わりをして食べてしまう。
Takiさんが新しいボトルを持ってきてくれた。
リオハのボデガス・ビルバイナスが造る、ヴィニャ・ポマール、クリアンサ、2015年。
スペイン全土で10番目に古い歴史を持つボデガで、1925年には王室御用達となっている。
洗練されたフルボディのテンプラニーリョだ。
最後に、残ったアモンティリャードをゆっくりと味わう。
ラ・シガレラは1758年創業の家族経営のボデガで、正式名はボデガス・マリア・デル・ピラール・ガルシア・デ・ベラスコと長い。
秋刀魚尽くしの料理にもワインにも満足し、Takiさん、PEDROさんに見送られ、店をあとにする。
友人達と過ごす、今年も楽しい三田の『カサ・デ・マチャ』での秋刀魚祭りでした。


















