スペインのカスティーリャ・イ・レオン州のワイナリー、キンタ・イノハルのフェルナンド・ロホさんをお迎えして開催された、”ぐるぐるワイン会”に茶目子さんと参加した楽しい夜の続き。
場所は三田の『カサ・デ・マチャ』。
ここは人気のスパニッシュ・バル。
オーナーのTakiさんはアメブロでも活躍されている。
⇒本日営業
今夜の呼び物は、この巨大な5ℓボトルのキンタ・イノハル、テンプラニーリョ、2014年。
この会の為に特別にボトリングされたワインなのだ。
エチケットの図柄が渦巻き模様なので、通称”ぐるぐるワイン”。
今夜はキンタ・イノハルのフェルナンド・ロホさんを迎えてのワイン会。
Takiさんの開宴の辞に続き、フェルナンドさんのご挨拶。
私はお隣に座っているので、茶目子さんの側に身体を思いっきり倒しても、フェルナンドさんの大きな身体がなかなかフレームに収まらない。
フェルナンドさんの音頭で乾杯。
グラスの陰に写っているのは、今夜のワインを提供して下さったAltamiraさん。
飲んでいるワインは、カスティーリャ・イ・レオンのキンタ・イノハル、ヴェルデホ、2017年。
カスティーリャ・イ・レオンはスペイン中央北部の、海に面していない州。
とても良いワインが生産されているが、お隣のリオハに較べるとコスパが良いので、私もカスティーリャ・イ・レオンのワインを時々飲んでいる。
綺麗な黄金色。
洋梨やマスカットのニュアンス。
豊かな果実味を持ちながら、酸もあるので綺麗なバランスの辛口。
ぶどうは、ヴェルデホ100%。
スペイン風ラザニア。
美味しく、このヴォリュームが空いたお腹を癒してくれる。
ワインにはパンも良く合う。
ラザニアのソースを掬って食べると美味い。
5ℓボトルから直接グラスには注げないので、デキャンタージュが必要。
フェルナンドさんが真剣な顔つきでデキャンターに注ぎ入れる。
でも、結構こぼしてしまった。
次に私もデキャンタージュを行ったが、同じくこぼしてしまう。
5ℓボトルは重くて本当に扱いにくい。
裏ラベルをみると、確かに5ℓ入りと書かれている。
フランスだとボトルの容量は750mlの倍数なので、5ℓという単位を見るのは初めて。
5ℓボトルと普通ボトルの飲み較べも楽しい。
どちらも2014VT。
アルコール度数は14.5%もある。
今夜は酔ってしまいそうだ。
魚料理はバカラオ(鱈)の料理。
説明を聞き逃したが、バスク地方のバカラオ・アル・ピル・ピルのようだ。
フェルナンドさんに、内陸部のカスティーリャ・イ・レオンでもバカラオを食べるのか聞くと、昔は海の魚で食べることが出来るのは塩漬けのバカラオだけだったので、今でもよく食べるとのこと。
5ℓボトルの一本が空になった。
オーナーのTakiさんは今夜はとても嬉しそう。
肉料理は、カチョッポ。