随分間が開きましたが、この記事の続きです。
⇒久し振りのウィーンの旅、ウィーン最古のレストラン、グリーヒェンバイスル 2
今回の旅の目的は、元々はベオグラードに行き、ユーゴスラビア大使を務めている友人を訪問すること。
ベオグラードは随分以前に長期滞在したことがある懐かしい街なのだ。
それが彼女の希望でドゥブロヴニクに変わり、そしてドゥブロヴニクに行くなら乗り継ぎが便利なウィーンにも宿泊することになったのだ。
そしてクロアチアに飛ぶ日の朝。
宿泊ホテル「ロイヤル」の朝食はビュッフェスタイル。
種類は少なくても、欧州で朝から生野菜を食べることが出来るのは嬉しい。
大好きなチーズの種類が豊富なのも高評価。
色々なシード入りのパンは好物。
朝は水分もたっぷり摂取する。
外は暑いので、熱中症予防に気を遣う。
そして欧州で要注意なのは、トイレ。
一日の動線を考慮し、どこでトイレを利用するか事前に考えておくことが重要。
食後は蜂蜜をかけてたっぷりのヨーグルト。
部屋に戻るとしばらくのんびりし、荷物をまとめてチェックアウト。
ホテルを出ると、スーパーマーケットの壁に面白い表示を見付けた。
”私は中に入ることが出来ません”と書かれた表示の下には、犬の引き綱を掛けるフックが付いている。
空港からホテルまではUberの車を利用したが、ホテルから空港へは電車を利用。
シュテファンスプラッツ駅までは、ホテルから歩いて1分以内。
地下鉄のU3線に乗り二駅隣のランドストラッセで降りると、シティエア―ターミナルに直結し、オーストリア航空(及びスターアライアンス各社)はチェックインすることができるのだ。
ドイツ語で買おうとしたら、表記の意味がわからない。
もうすっかりドイツ語を忘れてしまっている。
「無理しないで英語で買えば」と彼女に言われ、仕方なく英語に切り替えて購入。
ウィーンの区域内であれば、2時間以内の片道は乗り換え自由で€2.4の均一料金。
遠くに行く時はお得感があるが、今回のように二駅だけの乗車の場合は高く感じる。
ドアに貼ってあるステッカーが面白い。
禁煙、禁食、禁飲料の次には、犬は乗車可とのこと。
シティエアターミナルでチェックインを済ませスーツケースを預けると、身軽になってシティエアポートトレインに乗車し、空港へ移動。
地下鉄の駅名はランドストラッセだが、シティエアターミナルの駅名はウィーン・ミッテに変わるので要注意。
シティエアポートトレインは空港までノンストップで、わずか16分で到着する。
その分値段は高く、€12。
Sバーンなら€4.20と安いが、エアコンが付いていない車両が多いので暑く、時間も25分かかる。
車内はとても綺麗で機能的。
Wi-Fiも使えるようだが、私は日本でルーターを借りてきているので必要ない。
ウィーンを出発すると、すぐに緑の景色が現れる。
空港でエミグレを済ませると、オーストリア航空のラウンジに向かう。
時間はお昼時。
半分ほどのテーブルが埋まっている。
この付近はオーストリア航空のゲートが並んでいるので、同じスターアライアンスに属すANAも駐機している。
まずはオーストリアのビールで喉を潤す。
ゴールド・ファスル、ピルス。
ピルスナー・タイプのビールだ。
彼女はスパークリングワイン。
ビールを飲み干すと、私もワインにお付き合い。
カッツ、キュヴェ・ロゼ、メトード・トラディッショナーレ。
ウィーンにある1857年創業のワイナリーのスパークリングで、瓶内二次発酵で造られている。
ワインのお供はリガトーニとサラダ。
ウィーン国際空港のオーストリア航空のラウンジで彼女と過ごす楽しい時間は続きます。