広尾のイタリアン、『トラットリア・ミケランジェロ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
パスタは、鴨肉とキノコのラグーソーススパゲッティ。
キノコの種類と量が多すぎて、パスタが見えないほど。
キノコのソティー、スパゲッティ添え、といった感じで、これは美味い。
白ワインに良く合うので、ワインがどんどん進む。
飲んでいるワインは、ペサック・レオニャンの銘醸、ドメーヌ・ド・シュヴァリエのベルナール家がソーテルヌで造る辛口の白、クロ・デ・リュンヌ、キュヴェ・リュンヌ・ダルジャン、2013年。
アンガス牛の炭火焼き、タリアータ。
素晴らしい焼き色。
炭火焼きの香りが食欲を誘う。
赤も良いワインが出される。
イタリア、トスカーナのダレッサンドロが造る、イル・ボスコ、シラー、コルトナ、2006年。
ダレッサンドロは1967年創業で、1993年からはコルトナのテロワールに適したシラー中心の栽培を進めた。
裏のエチケットを見ると、アルコール度数は15%もある。
チェリー系の華やかな香り。
ダークチョコレートや熟した黒果実のニュアンス。
果実味と熟成感が素晴らしい。
とても濃いルビーレッド。
シラー100%で、オークの大樽とバリックで、合わせて36カ月間熟成されている。
このアンガス牛にしてこのシラー、素晴らしいペアリングだ。
ドルチェは、栗のティラミス。
美味しいだけでなく、このヴォリュームが嬉しい。
「何時もフレンチだけど、イタリアンも美味しいわね。今夜もありがとう」と彼女。
「君はここが好きだからね。来月もまた来ることにしよう」と私。
お店を出ると、外苑西通りを渡ったところにあるファミマに向かう。
今夜はまだ時間が早いので、サラダが豊富に揃っている。
彼女の朝食用に幾つか購入。
ファミマを出ると、先ほどまで食事をしていた『トラットリア・ミケランジェロ』の姉妹店で一階にある『カフェ・ミケランジェロ』が目の前に見える。
それにしてもこの道路工事は何時まで続くのだろうか。
彼女と過ごす広尾の夜は楽しく更けていきました。