ウィーンからドゥブロヴニクへ、ウィーン国際空港とドゥブロヴニク空港とホテル アドリア | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

彼女と楽しむウィーン、ドゥブロヴニクの旅の続き。

ウィーン国際空港のオーストリア航空ラウンジでドゥブロヴニク行きの便を待つ時間。

 

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ビール、スパークリング・ロゼを飲んだ後は何を飲もうかとワインボトルを検分。

これはイタリアのスパークリング・ワイン、プロセッコ。

 

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面白いエチケットのワインだ。

有名な人なのだろうか。

オーストリアのツァーヘルが造るAlles Wojzah、2017年。

 

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裏を見ると、ゲミッシュター・ザッツと書かれている。

これはウィーンのぶどう畑から造られてワインだけが2009年以降使用することが認められた称号で、複数のぶどうの混醸であることを示している。

一般的に使われるぶどうは、グリューナ・フェルトリーナー、リースリング、ヴァイスブルグンダー、ノイブルガー、ゲヴェルツトラミネール等。

 

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シュティフト・クロスター・ノイブルク醸造所の、ツィアファンドラー/ロートギプフラー、2017年。

この醸造所は、ウィーン北部郊外にある、オーストリア最古かつ最大のワイナリー。

1114年に建造されたクロスター・ノイブルク修道院の付属ワイナリーとして設立されている。

ツィアファンドラーとロートギプフラーという二種の地ぶどうのブレンド(または混醸)。

 

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クラッハーのレッド・ブレンド、2017年。

クラッハー醸造所はオーストリアを代表する甘口ワインの生産者。

そのクラッハーがこんな赤ワインを造っているとは知らなかった。

 

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グラッツァー醸造所の赤ワインもある。

グラッツァーはオーストリアで注目の生産地、カルヌントゥムの先駆的生産者として有名。

 

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ラウンジにはブランデーも。

クルボアジェ、ヘネシー、マーテル。

 

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他にも、カンパリ、ベイリーズ、バカルディ、後ろにはジェイムソンもある。

 

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ベイリーズ・オリジナル・アイリッシュ・クリームをオンザロックスで。

 

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いよいよクロアチアのドゥブロヴニクに向けて出発の時間となった。

 

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今日の機材は、エアバスA321。

 

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ドゥブロヴニクに飛ぶ便は一日一往復のみなので、機内は満席。

 

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一時間余りのフライトでドゥブロヴニク空港に到着。

ターミナルまではバス移動なので一度地表に降り立ったが、快晴で日差しが強く、とても暑い。

 

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アドリア海に面する海岸線は切り立った断崖絶壁で、空港の後方にも切り立った岩山が聳え立つ。

 

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彼女にとっては初めてのドゥブロヴニク。

私は二度目の訪問だが、前回はユーゴスラビア内戦の前、〇十年前のことだ。

ドゥブロヴニクがNATO軍の艦砲射撃で破壊された時は、イスタンブールに滞在していた。

イスタンブール港に集結したNATO軍の軍艦が、ドゥブロヴニクに向けて出港するのを見送った悲しい想い出がある。

 

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到着ロビーに出ると、ホテルに頼んでおいた迎えの車の運転手が私の名前が書かれたカードを持って出迎えてくれた。

 

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運転手さんに荷物を積み込んでもらい、ホテルに出発。

 

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道路は岩山を切り開いて造られたようで、道の横には岩の壁が続く。

 

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ようやくアドリア海に出た。

この海の向こう側はイタリア。

 

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道路は海に急勾配で落ち込む岩山を削って造られている。

 

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アドリア海の真珠、ドゥブロヴニク旧市街が見えてきた。

 

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私達のホテルは、空港からだとドゥブロヴニク旧市街を過ぎた先のグルージュ港にある。

 

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グルージュ港が見えてきた。

 

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港には大型客船が停泊している。

 

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丘の上のホテルに到着。

大きなホテルだが、海側で港を見渡せる部屋は幾つかしかない。

もちろん眺めの良い部屋を予約しておいた。

 

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窓からはグルージュ港が一望できる。

空を飛ぶ大きな鳥が写真に納まった。

 

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ホテルの庭を見下ろすと、青く水をたたえたプール。

一休みしたら、旧市街に行くことにしよう。

彼女と過ごす、ドゥブロヴニクの旅の始まりです。