先日のこと、久し振りの友人と会食。
待ち合わせ場所は新丸ビルのお店。
丸の内の地下通路は広々としていて好きだ。
新丸ビルの一階に出て、エレベーターで6階に向かう。
今夜のお店は、オーストラリア料理の『ワトル・トーキョー』。
以前は『ソルト・バイ・ルーク・マンガン』という名前だった。
お隣には姉妹店の『バンクシア』。
以前、茶目子さんと訪問したお店だ。
ウエイティングシートで待ってくれていた友人と一緒に入店。
開店したばかりなので、店内に他に客は居ない。
壁に掛けられた大きな写真は、ワトルの花。
今日の席は、何と窓際のペアシート。
男二人でここで食事をするのは気が引けるが、眺めは良い。
テーブルにセットされたナプキンは、シドニーのオペラハウスを模した形状。
ナプキンがのる陶器のプレートは、オーストラリア大陸の形。
料理が出される前にソムリエが回収したが、一枚2kgもあるので重くて大変なのだそうだ。
久し振りの再会を祝って、スパークリング・ワインで乾杯。
彼は、世界中の色々な国で一緒に仕事をした後輩。
早期退職し、出身大学に研究生として再入学したので、今夜はその激励会なのだ。
飲んでいるワインは、もちろんオーストラリア産。
アンゴ―ヴ・ファミリー・ワインメーカーズが造る、チョークヒル・ブルー、バブルズ。
130年の歴史を持つワイナリーで、現オーナーは五代目。
フレッシュな柑橘系の香りを持つ爽快なスパークリング。
ぶどうはコロンバールとシャルドネ。
テーブル上にあるのは、ワトルの造花。
アミューズは、リコッタチーズとプロシュット(だったと思う)。
パンのお供は、オーストラリア産のE.V.オリーブオイル。
私が選んだ前菜は、タスマニア産サーモンのグラブラックス。
グラブラックスは生鮭を使ったスカンジナビア料理。
サーモンの上には、新玉葱のピクルス、レンコンチップス。
手前のソースは、新玉葱のピュレ。
脂が乗ったサーモンがとても美味い。
スパークリング・ワインを二杯飲んだ後は、白ワインに切り替え。
同じくアンゴ―ヴ・ファミリー・ワインメーカーズが造る、チョークヒル・ブルー、セミヨン/ソーヴィニヨン・ブラン、2018年。
フレッシュな青草の香り。
口に含むと、柑橘やハーブの爽やかなニュアンス。
私も仕事を辞めた後、大学院に入学し勉強した経験を持つので、彼の苦労が良くわかる。
女子学生との交流の話でも盛り上がる。
久し振りに会う友人との楽しい会食は続きます。