代官山のフレンチ・レストラン、『メゾン ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
ここは今では、「グランメゾン東京」の『gaku』の舞台となっているレストランと言った方がわかりやすいかもしれない。
二種類目の白は、ルーション地区の人気の造り手、ドメーヌ・ゴビーのワイン。
ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2009年。
強い果実の凝縮感、綺麗な熟成感。
それでいて重すぎず、爽快な後味。
ドメーヌ・ゴビーのワイン、特にヴィエイユ・ヴィーニュは本当に美味い。
セパージュは、ミュスカ50%、シャルドネ30%、マカブー20%。
白ワイン二種類の飲み比べ。
左がジャン・ルイ・シャーヴのエルミタージュ・ブランシュ、2013年、右がコート・カタラン、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2009年。
人気の造り手のワインの飲み比べとは、本当に幸せ。
真鯛と小エビのルーロー、甲殻類のムースリーヌソース。
使われている甲殻類は、オマール海老。
上にのっているのは、マイタケのフリット。
ルーローとは巻物のこと。
鯛と小エビが巻き込まれている。
オマール海老のソースの香りが素晴らしい。
赤ワインは、ロワール、サンセールのアルフォンス・メロが造る、サンセール、ラ・ムシエール、2010年。
アルフォンス・メロはサンセールで19代続く名門。
ラ・ムシエールはメロ家の宝ともいえる34haの単一畑で、サンセールの南向きの丘の山頂部を占めている。
クリアーなピノ・ノワールの旨みがストレートに伝わってくる。
タンニンはしっかりあるが、9年間の熟成を経て円やかに果実味に溶け込んでいる。
ぶどう栽培はビオディナミ。
鴨胸肉のローストと腿肉のフイユテ、柑橘の香り豊かなソース・オランジェ。
鴨にオレンジのソースは定番中の定番。
鴨の胸肉の上にはオレンジの果肉。
腿肉のフイユテにはローズマリー。
鴨にロワールのピノ・ノワール。
これが良く合って美味い。
パイの中には、たっぷりの腿肉。
デセールは、プラリネとチョコレートムースのデュオ、カシスのシャーベットと一緒に。
香ばしいプラリネの香りとチョコレートの香りのハーモニーが素晴らしい。
カシスのシャーベットの酸味がチョコレートと良く合う。
アルフォンス・メロのラ・ムシエールは好きなワイン。
どんどんグラスを重ねてしまい、何杯目を飲んでいるのかわからなくなってしまった。
『メゾン』のミニャルディーズはヴォリュームがある。
これもリヨン料理の特徴なのだろう。
「メゾンの料理は本当に好きよ。ヴォリュームがあるのでもうお腹いっぱい。今夜もありがとう」と彼女。
「君はメゾンが好きだね。今年の君の誕生日のお祝いはメゾンで決まりだね」と私。
入砂料理長に今夜の礼を述べ、先崎支配人、原田マダム、大友ソムリエに見送られ、店をあとにする。
お腹がいっぱいなので、帰りは旧山手通りを歩くことに。
何時ものとおり、T-SITEのファミマでお買い物。
今夜は時間が遅いので、サラダの数が少なくなっている。
それでも、彼女の朝食用に幾つかを購入。
夜も更けているが、代官山T-SITEのお隣の『アロハテーブル』は何時も混んでいる。
「ねえ、あそこにも一度行きましょうよ」と彼女。
「君とならどこでもOKだよ」と私。
彼女と過ごす代官山の夜は素敵に更けていきました。





















