彼女と恵比寿で待ち合わせ。
車で向かったのは、フレンチの名店、『メゾン ポール・ボキューズ』。
駒沢通りから旧山手通りに入り、代官山フォーラム前で下車。
『メゾン ポール・ボキューズ』は代官山フォーラムの地下全体に広がるお店なのだ。
この階段を下りると、地下には別世界が広がる。
先崎支配人、原田マダムに迎えられ、レセプションに進む。
この写真は、夜遅く、別の機会に撮影したもの。
ここには数限りなく来ているが、今夜はお店がちょっと違って見える。
「グランメゾン東京」の『gaku』の舞台になっているので、尾上菊之助や手塚とおるが居るような気がする。
レセプションの左側には、長い廊下。
廊下の右側には厨房。
尾上菊之助が居ないか厨房を覗き込んでしまう。
突き当りを左折し、さらに突き当りを右に進むと、メインダイニングルームに至る。
こちらはレセプションの裏にある化粧室への通路。
ポール・ボキューズさん所縁の品が展示されている。
今夜のテーブルはメイン・ダイニングではなく、サロン。
サロンの奥には素敵なステンドグラスが嵌め込まれている。
テーブルの上には、『メゾン』のMと『ポール・ボキューズ』のPBをアレンジしたロゴマークが入ったナプキン。
そして今夜のメニューが置かれている。
ソムリエの大友さんがテーブルに現れ、最初のスパークリング・ワインを注いでくれる。
ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2016年。
2016VTはピノ・ノワールの比率が高いようで、色合いは濃く、ほんのりと赤味を帯びている。
芳醇な果実味と熟成感を持ちながら、キレの良いブリュットで美味い。
アミューズが届く。
鶏モモ肉のリエット。
帆立のクロケット。
グジェール。
熱々のパンも届く。
美味しいので食べ過ぎてしまうのが問題。
ここは何時も、無塩(DOUX)のエシレバター。
最初の白ワインは、ローヌの素晴らしい造り手の物。
ジャン・ルイ・シャーヴが造る、ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション、エルミタージュ・ブランシュ、2013年。
J.L.シャーヴのワインは芸術品と称され、その価格は非常に高くなってしまった。
そこでネゴシアン物として”美味しいワインをリーズナブルに”造り始められたのが、このセレクション・シリーズ。
それでもこのボトルはレストランで飲むと諭吉が二人以上必要となる。
濃厚な果実味。
酸とミネラルが充分にあり、とてもバランスが良く洗練されたボディ。
ぶどうはマルサンヌ100%で、樹齢は50~60年と高い。
セレクション・シリーズは購入葡萄を前提に始められたが、実はこのボトルにはドメーヌ物のぶどうが85%も使われているのだ。
フランス産鴨フォアグラのポワレ、赤ワイン風味のベアルネーズ・ソース、フレッシュイチジクとアンディーブのサラダと共に。
日本に輸入されるフォアグラの大部分はハンガリー産。
実はフランス産は少なく、価格はハンガリー産の約二倍。
わざわざフランス産と記す気持ちは良く分かる。
付け合わせには栗も使われている。
イチジクと栗がフォアグラに良く合って美味い。
エルミタージュ・ブランシュが美味しいので、グラスをどんどん重ねてしまう。
アルコール度数が14.5%もあるので、酔ってしまいそうだ。
彼女と過ごす、代官山の『メゾン ポール・ボキューズ』での素敵な夜は続きます。
















