四月末の事、彼女と品川駅で待ち合わせ。
品川駅に来ると、このポストを撮影してしまう。
彼女と落ち合うと、送迎バスに乗って今夜のディナーの場所に向かう。
向かった先は、マリオットホテル東京。
四月中旬の遊歩さん歓迎会でも訪れたが、その時からもう令和の提灯が飾られていた。
『ラウンジ&ダイニングG』では、何人かの客がハイティーを楽しんでいる。
何時もはラウンジ・エリアでイヴニング・ハイティーでシャンパーニュを飲んでいる。
今夜はフルディナー、そこで奧のダイニング・エリアに通される。
ディナーには早い時間なので、ダイニング・エリアには他に客は居ない。
でも、一時間後にはほとんど満席となってしまった。
今夜は、メゾン・マムのシャンパーニュ、グラン・コルドンを含む飲み物の三時間フリーフローと、フルコース料理を楽しむことにしている。
先日、フランス商工会議所の小冊子、”ボンジュール・フランス/ブランド・マガジン”でメゾン・マムの記事を読んだので、マムに親近感が生まれ、飲みたくなったのだ。
メゾン・マムは1827年創業の名門。
赤い帯は、フランス最高勲章、レジオン・ドヌールの赤色のリボンをモチーフとしている。
濃い黄金色、きめ細かな泡立ち。
アプリコットやハチミツのニュアンスと、深い熟成感。
マムのグラン・コルドンは美味い。
セパージュは、ピノ・ノワール45%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ25%。
リザーヴ・ワインの比率はコルドン・ルージュの25%からグラン・コルドンでは30%に引き上げられている。
ドサージュは8g/ℓと少ない。
新玉葱と春野菜のシーザーサラダ仕立て。
二人に取り分けるのは私の役目。
ドレッシングが掛かっていないように見えるが、ちゃんと味が付いている。
甘い新玉葱が美味い。
新じゃがのクリームスープ。
桜チップでスモークしたベーコンとアスパラガスのピザ。
ここでピザが出るとは驚き。
桜のチップの薫香が素晴らしい。
新玉葱に新じゃがに春野菜、そして桜のチップの薫香とは、春尽しのメニューだ。
そしてパスタも春の香り。
桜海老と春キャベツのパスタ。
料理のヴォリュームがしっかりあるので、グラン・コルドンがどんどん進む。
北品川のマリオットホテル東京で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。