ウサイン・ボルトがメゾン・マムのCEOに就任&今夜のお家ワイン、オックスフォード・ランディング | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

先日、人間ドックを受診した時、待ち時間に「ボンジュール・フランス」の小冊子を読んでみた。

この本は、在日フランス商工会議所のパーティーのお土産でいただいたもの。

 

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中には、ファッション、ビューティー、ガストロノミーの情報が満載されている。

 

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その中で、面白い記事を見付けた。

シャンパーニュのメゾン・マムの記事の中に、「2017年、ウサイン・ボルト氏がマムのCEOに就任」と書かれているのだ。

CEOと言えば、チーフ・エグゼクティブ・オフィサー=経営最高責任者のこと。

俊足ランナーのボルト氏がマムの社長とはと驚いてよく読むと、ここで言うCEOとは、チーフ・エンターテイメント・オフィサーのことなのだそうだ。

確かにCEOには違いないと、病院の待合室で声を上げて笑ってしまった。

 

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よく使っている角砂糖の紹介もあった。

この角砂糖は『ブラッスリー ポール・ボキューズ』で何時も出されるもの。

インド洋に浮かぶ島、フランス領レユニオン島でサトウキビ100%で作られる特別なものなのだそうだ。

私も家で使っているが、この角砂糖は自然な味で甘すぎず、とても気に入っている。

 

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今夜は、オーストラリアの好きな造り手のワインを開栓。

オックスフォード・ランディング・エステーツ、ヴィオニエ、2015年。

これは三本購入した内の三本目。

ヴィオニエについては二本目を飲んだ時の記事で詳しく取り上げているので、こちらを参照願いたい。

今夜のお家ワイン、オックスフォード・ランディング、ヴィオニエ

 

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オックスフォード・ランディング・エステーツは、ヤルンバ創業者のひ孫が1958年に、オーストラリア最長のマレー川流域に開いたワイナリー。

ヤルンバは、1849年創業のオーストラリア最古の家族経営のワイナリー。

オックスフォード・ランディングの名前は、マレー川に沈没した運搬船、オックスフォード・シティ号の名を記した銘板がこの地で発見されたことから名付けられたもの。

 

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ヴィオニエ特有の華やかな香りは控え目。

まだ2015年だが熟成からくるエステル香も感じる。

 

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熟したメロン、パイナップル、その後にビターオレンジのニュアンス。

柑橘や黄桃、マスカットの華やかな香りを持つ若いヴィオニエも楽しいが、綺麗に熟成が進んだものもなかなか美味い。

熟成感のあるヴィオニエを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。