何時ものフレンチで彼女と我儘ディナー、ブラッスリー・ポール・ボキューズ銀座 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

銀座の何時ものフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

IMG_20190222_211214.jpg

白ワインを飲み干すと、ここのセラーにキープしている赤ワインを抜栓。

モンジャール・ミュニュレが造る、ヴォーヌ・ロマネ、2006年。

 

IMG_20190222_211303.jpg

このヴォーヌ・ロマネは、ここのセラーに5本キープしておいたが、とうとうこれが最後の一本になってしまった。

 

IMG_20190222_211553.jpg

コルクの状態はとても良い。

 

IMG_20190222_211353.jpg

フランボワーズやチェリーの香り。

薔薇、スミレ、紅茶、そして腐葉土や鉄のニュアンス。

果実味、酸、そしてこなれたタンニンのバランスが素晴らしい。

やはりモンジャール・ミュニュレのヴォーヌ・ロマネは美味い。

 

IMG_20190222_211406.jpg

彼女はサーモンが好きなので、メニューにあるノルウェー産サーモンのエスカロップ、オゼイユ風味、リコッタチーズとほうれん草のラビオリを注文。

「この料理はもう何度か食べたので、サーモンを使った違う料理を食べたいわ」と彼女。

すると彼女の希望を叶え、星野料理長がサーモンの別の料理を作ってくれたのだ。

 

IMG_20190222_211417.jpg

サーモンのミキュイ、ブールブランソース。

サーモンの下には、ほうれん草。

黒オリーブが良いアクセントになっている。

 

IMG_20190222_211443.jpg

肉料理は何にしようかと考えていると、「マグレ鴨も用意してあります」との料理長からのメッセージ。

マグレ鴨のロースト、茄子のグラタン添え。

 

IMG_20190222_211454.jpg

星野料理長によると、私達の予約が入るとマグレ鴨を仕入れておき、注文があっても対応できるようにしてくれているのだそうだ。

 

IMG_20190222_211508.jpg

茄子のグラタンもとても美味い。

 

IMG_20190222_211432.jpg

最後の一杯になってしまった。

ピノ・ノワールは赤ワインでも光を通すので、綺麗な像が浮かび上がる。

 

IMG_20190222_233313.jpg

キープしていた5本の内、2本は友人達と飲み、3本は彼女と一緒に飲んだ。

また良いワインを探し、ここにキープしてもらうことにしよう。

 

IMG_20190222_211607.jpg

今夜は料理のヴォリュームがあったので、二人ともデセールはパス。

「今夜はお魚料理もお肉料理も、そしてワインも特別だったわね。ありがとう」と彼女。

「君の我儘を聞いてくれるお店は貴重だよ」と私。

星野料理長にお礼を述べ、竹内支配人に見送られて店をあとにする。

 

IMG_20190222_211650.jpg

マロニエゲートギンザ1を出ると、何時ものように有楽町駅のファミマに行き、彼女の朝食用のサラダを幾つか購入。

 

IMG_20190222_211709.jpg

今の季節は東京交通会館のイルミネーションが一際目立つ。

 

IMG_20190222_211728.jpg

マロニエゲートギンザ1まで戻り、マロニエ通りに入る。

 

IMG_20190222_211749.jpg

モンソーフルールの店頭には、夜になっても色とりどりの花が並ぶ。

 

IMG_20190222_211811.jpg

こんな時間でも花を買い求める人が居るのは、いかにも銀座らしい。

 

IMG_20190222_211827.jpg

今夜は銀座通りにも人出が多いようだ。

 

IMG_20190222_211912.jpg

銀座四丁目交差点まで来た。

銀座プレイスには素敵なお店が幾つも入っている。

 

IMG_20190222_211846.jpg

銀座のビルがどんどん近代化される中で、銀座和光にだけは何時までもこの姿を守ってもらいたいものだ。

彼女と過ごす銀座の夜は素敵に更けていきました。