ブロンプトン2020モデルの情報が出てきた。
但し・・・ほとんど何も変化なし。これはコアなブロンプトン好きにとって、ほっとするというか、グッドニュースなのかもしれないが。仕様、価格に変更なく、モデルラインアップでPが廃止されたぐらい、それとカラーに一部変更があった。
1.ラインアップモデル
MモデルとSモデルは変更なし。Pハンドルは完全廃止で、B-Spokeでもオーダーできなくなった。
- M3L : Mハンドル 3速 重量11.6kg 180,000 円
- M6L : Mハンドル 6速 重量11.8kg 190,000 円
- M6R : Mハンドル 6速 リアラック付 重量12.2kg 200,000 円
- S2L : Sハンドル 2速 重量10.8kg 185,000 円
- S6L : Sハンドル 6速 重量11.5kg 195,000 円
2.カラー
レギュラーカラーの新色はハウスレッドとオレンジ、オプションカラーの新色はメタリックグラファイト。(他方、旧レッドとラグーンブルーとライムグリーンの三色が廃止。)
House Red(ハウスレッド):洗練された深みのある落ち着いた赤。
Orange(オレンジ):ブラックエディションに採用されていた明るめのオレンジ。
Metallic Graphite(メタリックグラファイト):メタルのフレークが繊細でありながら重厚なメタリックカラー。人気色であるRawカラーに惹かれていた層にとって、重厚なメタリックカラーのこれは選択肢の一つとなろう。
尚、レギュラーカラーの新色は11月、オプションカラーのメタリックグラファイトは来年2月発売とのことだ。(ブロンプトン新モデル情報・写真の出所はミズタニ自転車公式ページ )
3.考察
- 2013モデルから進行していたブロンプトン本体のパーツ/素材変更による性能向上は2017モデルの大幅バージョンアップでほぼ一巡したということのようだ。
- 性能向上のためのモデルチェンジ余地がほぼなくなったことで、今後は、イベントや目的に合わせたバリエーションモデル(e.g. レースにCHPT3、通勤にB75 、探検にExplore Edition など)のリリースとか、専用アクセサリー(e.g. Barbour Tarras Bag )、機能アパレル(e.g. ロンドン・ウォータープルーフジャケット )の展開が中心になるということか。
- 折り畳み自転車として既に芸術的ともいえるほどの完成形に到達してしまったブロンプトンらしくて、良い話と思う。
関連記事:
最新モデル
その他
ブロンプトン活用法