ブロンプトンで登山シリーズはオーストラリアでも続きます。

 

昨日に引き続き、メルボルン近郊でブロンプトン・ヒルクライムに良さげな山を探しに行った。

 

向かったのは「マウントマセドン」(Mount Macedon)という恐竜のような名前の山だ。しかし、標高1001メートル、頂上まで立派な舗装道が通じており、坂の始点からの標高差500メートル、平均斜度4・5%、まさにオーストラリアのヤビツ峠 である。

 

[走行データ]

ルート ウッドエンド駅→マウントマセドン頂上→ウッドエンド駅

走行距離 27.6km
最大標高差 463m
平均斜度 全体 0% 上り 5% 下り 5%
獲得標高 上り 609m 下り 613m

坂の始点からは距離11km、標高差500m

 

今日の出発はサザンクロス駅午前8時32分発と比較的常識的な時間である。本日の列車は綾波零カラーである。
 

 

ベンディゴ線に乗ってメルボルンから約一時間、ウッドエンド(Woodend)駅に着いた。日本でいえばヤビツ峠 最寄りの秦野駅に相当しよう。

 

10時前だというのに、山の方からサイクリストが続々と降りてくる。彼ら・彼女らはいったい何時から活動しているのやら。

 

10%の傾斜が始まった。きついといえばきついが、日本の山道と比べて緩やかだ。しかも崖がない。地形が全く違う。マウントマセドンも、山というより、巨大な丘である。

 

標高1000メートルに近づくと、木々が雲に覆われ始めた。結構肌寒い。

 

頂上は近い。

 

坂を登り始めてから約40分、頂上に着いた。早い人なら楽々30分で着くだろう。

 

マウントマセドンの頂上は広々としていて、レストランカフェのほか、広大なハイキングエリアがある。そう、形がエアーズロックと似ているかもしれない。

 

週末日曜日、レストランは大人気である。車で家族連れが訪れる人気スポットのようだ。自転車の人たちは登ってすぐ降りてしまうのか、レストラン内では見かけなかった。

 

体を温めよう。カフェオレを注文した。

 

まだ寒かったのでアールグレイも注文した。

 

時刻は12時半。今からなら1時22分メルボルン行きの列車に間に合うかもしれない。下山しよう。

 

天気が良くなってきた。秋晴れである。

 

午後1時22分の列車に乗ると、家には午後3時前に到着した。マセドンはヤビツより近いな。素晴らしい。ちょくちょく登りに行くことにしようか。

 

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