先日、お墓参りに行きました。

 

墓所の雑草を抜いて、お掃除して、お花をお供えして、お線香をあげて・・・・。

 

 

お墓参りは気持ちが落ち着きます。

 

 

若い頃は正直に言って「面倒くさい」感があって、お墓参りなんてどうでも良かったのですが、最近は年を取ったのか、少し気を使う様になりました。

 

 

お墓参りの必需品

お線香とターボライター”せせらぎII”

(お線香のケースは便利です!)

 

 

いつも思うことなんですけど、お墓参りの後で車に乗るとお線香の煙で燻りくさい臭い自分が気になるんです。

 

なんとかしたい!

 

 

かしこまらず、さりげなく墓前で故人を偲んで花と線香を手向ける。後にはお線香は上品な香り漂う・・・・みたいな紳士をイメージしても、現実はなかなかどうして、、、、軍手して箒と塵取り持ってお線香の煙に煽られて、、、。

 

 

と言うことで、仏具屋さんに行きお線香をチョイスしてきました。

 

いつもは白檀か沈香の香りを選ぶのですが、少し変わった物を試そうと思いました。

 

少しではなく、大変変わってる物

知ってる人も多いようですが、どちらもお線香です。

思わず買ってしまいました。

 

 

ミルキーは本当にミルキーの香り。

 

火を灯してもなんとなく甘いようなミルクっぽい臭いになりました。

 

 

仏具屋さんのお勧めで、真田丸”あんずの花の香り”も購入。

 

この真田丸、煙も少なめで良い香りです。

お墓参りに良いのかもと思い、次回のお墓参りが楽しみです。

 

 

 

『墓終い』と言う言葉を聞くことが増えた気がします。

 

実際に墓終いを行った知人もいます。

 

賛否が分かれて少し難しい問題かもしれません。

この先の時代がどうなるのか?少し想像もしますが、私はカッコよくお墓参りの出来る紳士になりたいと強く思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またコンクリートのことを書きます。

 

 

 

今日は「スランプ」です。

 

 

 

私じゃないです。コンクリートの「スランプ」です。

 

固まる前のコンクリートを生コンって言いますけど、スランプは生コンの出来の良し悪しを決める重要な数値の事です。

 

建築工事では、18cmが最もポピュラーな値で、土木工事になると8cmとかになります。

 

数値を言われてもピンとこないですよね。

少し解説をします。

 

生コンの「スランプ」もスポーツ選手などが使う「スランプ」と同じで、”落ち込み”って意味です。

 

高さが30cmの型に生コンを詰めて、型を外すと『シャっ』っていうか、『スンっ』っていうか、プッチンプリンみたいに潰れたような形になります。

この時に、何cm落ち込んだかがスランプの数値です。

 

スランプの大きい(柔らかい)小さい(硬い)はどちらもメリットとデメリットがあり、試行錯誤が必要になります。

18cmは8cmより柔らかいと言うことで、鉄筋や配管があっても隙間なく充填できますが、練り混ぜる”水”が多くなってしまうとひび割れが発生しやすくなります。

反対に硬い(スランプの小さい)コンクリートは、練り混ぜる”水”が少なく出来るのでひび割れにくいコンクリートになります。お値段も割安にできます。が、流れが悪いので、細かいところには向きません。

 

コンクリートを注文する際は、強度と、工事に合わせてた 硬過ぎず、柔らか過ぎず のスランプを指定することになります。

 

 

 

「コンクリートの配合は?」

 

「24の18の20Nです。」  ※24ー18ー20N と表記します。

 

なんて、会話を私達はしますが、24は強度。18はスランプ。20は砂利の大きさ。Nはセメントの種類です。・・・参考までに。

 

 

唐突ですが、、、私はコンクリートが好きなんです。

 

住宅の基礎でも、マンションなどの鉄筋コンクリートの建物でも、隙間なく密実に打ち込まれたコンクリートって綺麗なんだよな〜って思います。

 

迫力っていうか「本物」って感じで嬉しくなってしまうことがあります。

 

伝わりにくいかもしれませんが、気持ちいいコンクリートに出逢う事が時々あるんです。

そう、時々です。時々・・・・。

 

その時々を増やしたくて、、、、精魂込めて仕事しよう!って思います。

 

 

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コンクリートのこと、なんでもご相談ください。

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今日はコンクリートのことを書きたいと思います。

 

 

 

「コンクリート」、「セメント」、「モルタル」、「生コン」・・・・・

違いがわかるでしょうか?

 

 

セメント”   ””   ””   ”砂利(石ころ)”

この4種類の材料を組み合わせて混ぜます。

 

 

セメント” + ”” = セメントペースト・・・聞きなれないかも

 

セメント” + ”” + ”” = モルタル

 

セメント” + ”” + ”” + ”砂利” = コンクリート

 

 

となります。

 

 

 

少し解説をすると、

 

セメント・・・・あの灰色の粉末のことです。ホームセンターなどでポルトランドセメントと書かれた紙の袋に包まって売ってるやつです。

水を加えると”水和反応”を起こし、化学反応で固まります。

あまり触ることもないと思いますが、強アルカリ性なので素手で触ると手が荒れます。

普通ポルトランドセメント(正式にはこう言います。)だけでなく、早強セメントや白セメントなど用途に合わせた種類があります。

 

 

 

セメントペースト・・・・セメントに水を加えたものを、セメントペーストと呼びます。(職人さんたちは「ノロ」と呼んだりします。)

日常で見かけるのは、タイルの目地に使ったり、ひび割れの補修などに使用します。

強度の決め手は水とセメントの割合で、専門的には「水セメント比」と言い、

 

水セメント比は質量(重さ)の比率で%で表します。

 

水10kgとセメント20kgを混ぜると水セメント比は50%です。

 

 

 

モルタル・・・・セメントペーストに砂を加えたものをモルタルと呼びます。

1:3(いちさん)モルタルとか1:2(いちにい)モルタルとか言い、コンクリートの表面を仕上げたり、ブロックやレンガを積む時に使います。

ちなみに、1:3(いちさん)モルタルとはセメントと砂の比率が1:3なんですけど、良く「質量比(重さでの比率)ですか?体積比ですか?」と質問されますが、

 

水セメント比は質量比でしたが、1:3モルタルは体積比です。

 

「バケツ1杯のセメントにバケツ3杯の砂を混ぜる。」これが左官屋さんの基本。

砂の湿り気を考慮して水の量(水セメント比)を調整するので、現場で練る(作る)場合は熟練の勘が必要になります。

 

 

 

コンクリート・・・・モルタルに砂利(石ころ)を加えたものがコンクリートです。

大雑把には、セメント:砂:砂利が、1:3:6で水セメント比が50%くらいのイメージなんですが、厳密には、配合計画書(調合計画書とも言います)が作られ、工場できちんと計量し、練り混ぜられて作られます。(練られたばかりの固まる前のコンクリートを”生コン”とか”レディーミクストコンクリート”とか言います。”レミコン”と言われる方も多くありますね。ちなみに、”レミコン”は太平洋セメント株式会社の登録商標です。)

普通24−18−20Nなど配合の言い方があり、たいへん奥の深い世界が広がっています。

ご存知の通り、マンション・ビル・学校・病院・・・・様々な建築物がコンクリートで出来ています。

 

 

 

日曜大工でモルタルやコンクリートを作る際、材料の割合は解っても『どれくらい材料を買ったら良いのだろう?』となってしまいます。

砂やセメントなんて余ったところで使い道がないだろうし、処分にも困ります。

 

 

そこで、出来上がりの量ですが、

 

バケツ1杯のセメント + バケツ3杯の砂 + バケツ0.7杯の水 = バケツ3杯の1:3モルタルが出来ます。

 

バケツ1杯のセメント + バケツ3杯の砂 + バケツ6杯の砂利 + バケツ0.7杯の水 = バケツ6杯のコンクリートが出来ます。

 

 

足し算が合ってないように思えるでしょうが、こうなります。なぜかと言うとセメントは砂の隙間に、モルタルは砂利の隙間に入ってしまうのです。

 

要するに、モルタルを作る時は砂の量=モルタルの量

コンクリートを作る時は砂利の量=コンクリートの量。でイメージしてください。

 

 

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