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東京ブレイズ二代目社長のつぶやきブログ

世間ではあまり知られていない「ろう付」を生業に、日本の科学技術の下支えに本気で取り組んでいる、中小企業の2代目社長が日頃思った中小企業経営やろう付技術と業界、その他さまざまなことについてつぶやきます。

先日タイに行ってきました。今回は仕事ではありません。完全にプライベートです。これまで仕事で海外出張には何十回と行っていますが、プライベートで、しかも一人で出かけるのは何年ぶりでしょうか。これまででも恐らく数回しかありません。

 

今回のプライベート旅行は、昨年留学先の友人達と出会ってから30周年の記念パーティーを開いたことから始まりました。その際に、日本人留学生の共通の友人で、韓国とタイの友人がサプライズゲストとして参加してくれたのです。

 

もちろんパーティーだけではなく、その前後で一緒に国内旅行をしました。キャンピングカーでオートキャンプ場に行ってとても楽しかったですね。学生時代のように夜中過ぎまで話し込みました。

 

気が付けば30年たってお互い別々の国でいろいろな出来事があり、それぞれの私生活でも仕事や結婚、子供が出来るなど大きな変化があって、それでもメッセンジャーアプリでずっとつながってこれたのは奇跡の様なものです。

 

そして、お互いにいい大人(おっさん)になり、それなりに時間とお金に余裕を持つことが出来るようになりました。そこで、これからは毎年どこかで3人で集まろうという話になりました。これが今回の旅行の始まりだったのです。

 

いつもは仕事での出張なので、先にしっかりと予定を立てて準備も怠らずに行くのですが、今回は何だか調子がくるってしまいました。旅程やホテルの予約は全てタイの友人に立ててもらい、自分はとにかく現地へ飛ぶだけでした。荷物も仕事ではないので、逆に何を持って行けばよいのか迷ってしまいました。

 

プライベートで単独になると、こんなにも緊張感がなくなるのですね。さすがに航空券は早々に購入していたので、前夜にオンラインチェックインは済ませましたが、タイは昨年から入国カードをオンラインで申請しておかなければならないのを直前に知り、あせってバタバタと申請しました。

 

また、現地でのネット用にeSIMを購入しましたが、上手くアクティベートが出来ずLINEでカスタマーサービスとやり取りして、約1時間後にやっと使えるようになりました。

 

次回からは、おっさん3人の珍道中で見たタイの現状をお伝えしたいと思います。

 

 

海外旅行で行ってみたいところはたくさんありますが、その中の一つがスペインのサグラダファミリアです。特に、建造中の状態を一目見たいと思っています。まあ、完成までまだまだ時間はあるから大丈夫と思っていましたが、実はそうでもなさそうです。

 

最近、「サグラダファミリアの完成が間近である」と報じられるようになりました。完成時期については報道によって情報が若干異なるものの、その背景にはいくつかの要因によって完成時期が早められているとのことでした。

 

当初、完成までに300年以上かかるとも言われていたサグラダファミリアの工期が大幅に短縮された最大の要因は、現代の建設技術の進化です。ガウディが残したわずかな設計図や模型を基に、コンピューターによる3Dモデルを作成することができ、複雑な曲面や構造を正確に再現できるようになりました。また、工場で石材をあらかじめ加工し、現場で組み立てるプレハブ工法が導入され、建設スピードが格段に上がりました。さらに、最新のクレーン技術で重い資材を効率的に持ち上げ、正確な位置に配置することが可能になりました。

 

サグラダファミリアの建設資金は、着工以来、個人の寄付や寄進によって賄われてきました。しかし、近年は世界中から訪れる観光客の入場料収入が主要な資金源となっています。そして観光客の激増により、潤沢な資金が安定的に供給されるようになったため、工事のスピードを上げることが可能になりました。

 

サグラダファミリアは、設計者であるアントニ・ガウディの没後100年にあたる2026年の完成を目指していました。これは、長年の建設に一つの区切りをつける象徴的な目標として掲げられていました。ただし、主要な塔(イエス・キリストの塔)の完成が2026年になる見込みであり、全体の完成はもう少し先になるという見方が優勢だそうです。

 

それは、新型コロナウイルスのパンデミックにより観光客が激減し、一時的に資金難に陥ったからです。この影響で、当初の2026年完成予定から延期されることになりましたが、その後の観光客の回復により、建設は再び加速しています。

 

現在の状況ですが、2026年にメインとなる最も高い塔、イエス・キリストの塔の完成を目指しています。この塔が完成すると、サグラダファミリアはドイツのウルム大聖堂を抜いて世界一高い教会となります。そして全体の最終的な完成は、未着工の最後のファサードである「栄光のファサード」と、それに続く大階段の建設を含めて2034年頃になるとの見方があります。

 

ちょっと安心しました。現時点で来年に完成してしまうことはなさそうです。それにしても、サグラダファミリアはガウディの精神を継承しつつ、現代の技術と安定した資金供給によって、当初の予想をはるかに超えるスピードで完成へと向かっているのですね。すごいの一言です。近いうちに必ず一度は見に行ってみようと思います。

 

 

 

先日面白いことを聞きました。海外に行った時、何も話さないで顔だけ見た時に、自分は何人(なにじん)に見えるかって話をしていました。中国に行った時に、自分はモンゴル人に似ていると言われたので、「自分の遠いご先祖様はモンゴルから来たのかもね~っ」なんて話していたら、ある人が耳垢で縄文人か弥生人かが分かるって言うのです。

 

そこで調べてみたらビックリ。何と耳垢のタイプが縄文人や弥生人の遺伝的特徴と関連していることは、主に遺伝子研究と古代DNA解析によって学術的に証明されているのです。耳垢の乾湿は、ABCC11遺伝子のたった一つの塩基(DNAの構成単位)の違いによって決定されることが、2006年に日本人研究者によって発見され、科学雑誌『Nature Genetics』に報告されました。

 

耳垢には、カサカサした乾性耳垢と、ベトベトした湿性耳垢の2種類があり、この違いはABCC11遺伝子という一つの遺伝子の違うのだそうです。そして、その違いで縄文人と弥生人の区別が出来るのだそうです。しかし、そもそも縄文人と弥生人の違いって何でしょう。

 

縄文人は日本列島に古くから住んでいた人々(古モンゴロイド)で、湿性耳垢の割合が高かったと考えられています。アイヌの人々は縄文人の直系の子孫と考えられており、湿性耳垢の割合が高い傾向があります。

 

弥生人は大陸から渡来してきた人々(新モンゴロイド)で、乾性耳垢の割合が高かったとされています

 

現代の日本人は、縄文人と弥生人の混血が進んだため、両方のタイプの耳垢を持つ人がいます。一般的に、日本人の約70%が乾性耳垢、約30%が湿性耳垢だと言われています。

 

と言うことは、自分は耳垢がカサカサしているので弥生人だと言うことが分かりました。そして、弥生人は大陸から渡来してきた人々(新モンゴロイド)なので、自分の祖先のルーツはモンゴル人である可能性が高いことが分かりました。

 

耳垢のタイプは、世界の人種によっても分布に大きな違いがあるのだそうです。ヨーロッパやアフリカの人々では、90%以上が湿性耳垢で、東アジアの人々、特に日本人や中国人、韓国人では、乾性耳垢の割合が高いのだそうです。

 

面白いですね。今後友人に会った時に、耳垢の種類を聞いて、縄文人か弥生人かを教えてあげてはいかがでしょうか。

 

 

大学3年の時、厳しいと評判の飲食店で興味本位で働き始めました。来る日も来る日も大量の皿洗いとゴミ捨て。普通なら音を上げるところですが、彼はなぜか辛さを感じず、むしろ楽しんでいました。

 

4年生になり、卒論のために辞めようとすると、コックから驚きの言葉をかけられます。「お前には食べ物屋の素質がある。独立してみろ、俺たちもここ辞めてついていくから」。その言葉におだてられ、「そこまで言うならやってみようか」と決意します。

 

父親に「レストランをやらせたい友人がいる」と嘘をついて相談し、千葉県市川市の八百屋の2階にあったフルーツパーラーを居抜きで購入してもらいました。しかし、現実は甘くありませんでした。

 

店は商店街の外れ。閑古鳥が鳴き、自ら駅前でチラシを配っても効果なし。苦肉の策で深夜営業やボトルキープを始めると、客層はどんどん悪化し、店は荒れていきました。

 

そして7ヶ月後、酔っ払いの喧嘩が原因で火事が発生。店はあっけなく全焼してしまいました。燃え盛る自分の店を見つめながら、彼の心に浮かんだのは絶望ではなく、安堵でした。「これでやっと、この仕事を辞められる…」。

 

母親に電話し、「もう辞めてサラリーマンになって借金を返すよ」と告げました。優しい慰めの言葉を期待していた彼に、母親は予想外の言葉を放ちました。

 

「せっかく火事が起きたのに! 辞めるなんてもったいない! 苦労は自分の成長のためだ、正面から受け止めてもう一回やってみなさい!」

 

その強烈な激励と、「給料はいらないからここで働きたい」と言ってくれる従業員たちに背中を押され、彼はもう一度だけ挑戦することにしました。

 

休業期間中にヨーロッパへ渡り、各国の飲食店を研究。そこで辿り着いた答えがイタリアンでした。競合が少なく、味付けがシンプルで飽きが来ず、日本人の好みに合う。確信を持ってイタリアンレストランとして再出発しました。

 

しかし、それでも客は来ません。1日の客数はたったの20人。「自分は安くて美味しい料理を出している。客層が悪い、立地が悪いんだ」と言い訳を重ねても、赤字の日々は続きます。

 

ある日、彼はふと考え方を変えてみました。「逆に考えたらどうだ? ここは最高の立地で客層も素晴らしい。ただ単純に、自分が高くてマズい料理を出しているから客が来ないだけなんじゃないか?」

 

料理の腕はすぐには上がりません。ならば価格を下げるしかない。翌日から全品3割引きに。それでも客は来ない。次は半額に。まだ来ない。「もう最後の最後だ!」と、ヤケクソで全品7割引きにしました。

 

すると、世界が変わりました。これまでが嘘のように客がどっと押し寄せ、1日の来店客数は600人を突破。朝から晩まで行列が絶えない超人気店が爆誕したのです。

 

あまりの盛況ぶりに対応しきれず、同じ市内に2号店、1年後には3号店をオープン。「低価格で美味しいイタリアンが楽しめる」という噂は瞬く間に広がり、18年後には100店舗を達成。現在は国内に1,000店舗以上を展開する巨大チェーンへと成長しました。

 

子供からお年寄りまで、誰もが気軽に楽しめる国民的レストラン。その原点は、火事で燃え尽きた店と、そこからの驚異的な7割引きの決断にありました。

 

計画通りに行かなければ、変えればいいだけの話。最悪の時こそ最高なんです。そう語るのは、株式会社サイゼリヤ・創業者、正垣泰彦会長です。

 

 

 

 

ENEOSは合成燃料e-fuelの一貫生産プラントを完成し、大阪万博のシャトルバス用燃料にも活用していました。しかし2025年10月、e-fuelのパイロットプラント以降の建設を無期延期とすると公表しました。同社は2024年にe-fuelの一貫生産プラントを完成させています。計画では、2028年に日量300バレルのパイロットプラントを建設し、さらに2030年代後半には10,000バレルまで拡張して実用化を目指すことになっていたところでした。

 

e-fuelは、大気中の二酸化炭素(CO₂)と水から取り出した水素(H₂)を合成して作るため、カーボンニュートラルな燃料として航空機や船舶、既存車の救世主として大きな期待が寄せられています。しかし、現在のところ、e-fuelの商業化と本格的な普及は極めて非現実的であると見られています。その理由は、主に製造コストの高さとエネルギー効率の低さという二つの深刻な壁にあります。

 

e-fuelを製造するプロセス、特に核となるグリーン水素の製造には莫大なコストがかかります。グリーン水素は、再生可能エネルギー由来の電力を使って水を電気分解して作られますが、この電解プロセスに大量の電力が必要となるため、水素の調達コストがe-fuel全体の製造コストの大部分を占めています。さらに、原料となるCO₂を大気中から直接回収するDAC(Direct Air Capture)技術の設備投資や稼働コストも高額です。経済産業省の試算では、現在の製造コストは1リットルあたり300円〜700円程度と、既存のガソリン価格を大幅に上回っていて、このコスト差が解消されない限り、一般市場で普及することは困難です。

 

また、製造から利用に至るプロセス全体で、エネルギーロスが非常に大きいことも大きな課題です。再生可能エネルギーを電力として取り出し、水素製造、CO₂回収、合成、そして内燃機関での燃焼という多段階を経る間に、投入したエネルギーの約70〜80%が熱などの形で失われると指摘されています。これは、同じ量の再生可能エネルギーをバッテリーに蓄積し、電気自動車(EV)に直接利用する場合と比較して、極めて非効率です。電化が容易な乗用車分野でe-fuelを広く使用することは、本来貴重である再生可能エネルギーを非効率に消費することにつながります。

 

それでも欧州ではe-fuelが注目されています。当初、EU(欧州連合)は2035年以降、乗用車の新車販売を実質的に電気自動車に限定する方針でした。しかし、ドイツなどの強い主張により、この方針は大きく修正され、内燃機関車が存続する道が開かれました。そこで、2023年3月、EUはe-fuelのみを使用する内燃機関車に限り、2035年以降も新車販売を認めると合意しました。e-fuelは製造から燃焼までのCO₂排出量が実質ゼロと見なされるため、この特定の燃料を使用するエンジン車は、法的にゼロ・エミッション車として扱われることになったのです。

 

この動きの背景には、既存の自動車産業のサプライチェーンや雇用を守りたいという思惑、そして既存のインフラや車両を活用したいというニーズがあります。そうでなければEUの自動車産業は壊滅的な状況に追い込まれてしまうと思います。アメリカはトランプ大統領が早々に電気自動車への補助金を打ち切りました。大きな流れを見ても、やはりトヨタが進めている全方位戦略が正解なのでしょうね。