今ではとても便利で日常的に使われているAIですが、AIが戦争に使われているって知っていますか。実は今、私たちの気付かないところでAIの未来を左右するような事件が起きています。
今はアメリカのイラン侵攻で、世界中の石油供給が問題になっていますが、事の発端はその前から起こっているイスラエルのガザ侵攻から始まっています。ここではすでに、AIが標的を見つけ出す役割として実戦に投入されました。パランティアというデータ分析企業の協力により、数万人規模のターゲットがAIによって自動的にリストアップされたと言われています。しかし恐ろしいことに、AIの判断には間違いがあります。その結果、本来狙うべきではない民間人が犠牲になってしまうという、取り返しのつかない事態が起きていると指摘されています。
こうした戦場での実績を見て黙っていないのが政府です。アメリカ政府は、Claude(クロード)という高性能AIを作っているアンソロピック社に目をつけました。政府は国家安全保障のためだとして、最新モデルを軍事用に提供するよう強く迫ったのです。「もし断るならブラックリストに入れるぞ」という脅しに近い圧力があったとも言われています。
ここでアンソロピック社は驚くべき勇気を見せました。「私たちのAIは人を傷つける軍事目的には絶対に使わせない」という社是を貫き、政府の要求を真っ向から拒絶したのです。ところが政府は、「それならいい、別のところから買う」と方針を切り替え、自分たちの要求に応じるChappieという別のAIモデルを採用しました。
この動きに、世界中のユーザーが敏感に反応しました。「軍事用に改造されたAIが、いつか私たちの生活を監視するために使われるのではないか?」という不安が爆発したのです。その結果、Chappieの解約率が約295%も急増するという驚きの事態になりました。ユーザーたちが倫理を二の次にするAIはいらないと、明確にNOを突きつけたのです。
AIは確かに便利な道具ですが、一歩間違えれば誰が責任を取るのか分からないまま命を奪いとる凶器にもなり得ます。人間の歴史上、技術の進歩はどこかで戦争が起きると進みます。ただ、その技術は平和的な利用のみになって欲しいと心から思います。
















