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東京ブレイズ二代目社長のつぶやきブログ

世間ではあまり知られていない「ろう付」を生業に、日本の科学技術の下支えに本気で取り組んでいる、中小企業の2代目社長が日頃思った中小企業経営やろう付技術と業界、その他さまざまなことについてつぶやきます。

若い人だとあまりピンと

こないかも知れませんが

長年生きていると

自分の人生を大きく変えた

出来事と言うのがあります。


それは振り返ってみて

初めて分かることですが

誰にでもあることだと思います。

 

振返ってみると、自分にも、

人生を大きく変えた出来事が

いくつかありました。

 

中学生になる時全然知らない

土地へ引越した。

大学生の時に海外研修航海で

初めて海外旅行に行った。

大学卒業後アメリカに留学して

初めて外国人になった。

 

思い返すと自分の環境がガラッと

変わったことが人生を変える

出来事だったと思います。


その時は大変でつらいと感じたり

大変なことも多かったと思いますが

その経験のおかげで人として

成長できたかも知れません。

 

そして人との出会いも人生を

大きく変えます。仲の良い友人、

学生時代お世話になった恩師、

会社の同僚や上司、そしてパートナー。

人生を変えた出来事の背景には

必ず人との出会いがありました。

 

人の成長は周りの環境によって

変わると言われています。

出来事や出会った人たちによって

自分の人生が大きく変わったと

思いませんか。

 

その環境を与えてくれた人がいたら、

その人に感謝しましょう。

その人に出会ったことで自分の

人生が変わったとしたら

その人に感謝しましょう。

 

そして出会いによりその人の人生を

変えてしまうくらい良い影響を

与えられる人に自分は

なりたいと思います。

 

 

最近では毎日のように「少子化対策」

のニュースが流れています。

 

そしてこの「少子化が止まらない」系の

ニュースはまるで「急に発生した国難」

かのように流れていて、

同時に政府の少子化対策の

不備批判につなげる流れが

ひとつの定番となっています。

 

そこで政府や東京都は異次元の

少子化対策を実施すると言って、

単純にこれから子供を産みそうな

若い世代のカップルや子育て世代に

お金を出すと言っていますが、

果たして本当に少子化対策に

なるのでしょうか。

 

そもそもなぜ少子化が進んだのでしょう?

思うに少子化の本質的な原因は

「少母化」なのではないでしょうか。

 

生まれてくる子どもの数が少ない

という見方をしてしまうと、

世の女性たちが子どもを産んでいない

かのような誤解を与えがちです。

しかし、これは統計的に違うそうです。

 

母親が子どもを産んでいないから

少子化なのではなく、その前提となる

「母親となる女性の数が減少」している

というのが本質的な問題なのです。

 

詳細な統計はここでは省略しますが

最近のお母さんも1985年のお母さんも

同じように出産しているのだそう。

 

つまり少子化の本質的な原因を探れば、

それは少母化であり、少母化の問題を

さらに突き詰めていけば、その根源的な

原因は有配偶女性人口そのものの減少、

つまり婚姻数の減少なのです。

 

それではどうすればいいのか。

簡単に有配偶女性人口を増やして

お母さんになってもらえれば良いと言う

簡単な問題ではありません。例えば

晩婚化も大きな課題の一つです。

 

結局は今の日本の将来に不安があるから

若い人たちが結婚し、子供を産んで

将来の夢を描けないことが根本原因

なのではないでしょうか。

 

今の若者に足りないのは“安心”です。

結婚したらいくら、出産したらいくら、

というような一種の成果報酬的な

インセンティブの考え方ではなく、

「結婚しても出産してもお金の

心配はいらない」という安心を与える

制度設計のほうが、結果自発的な

行動につながり、結婚の増加に

結び付くのではないかと思います。

 

そのためには少子高齢化社会での

経済成長対策が重要だと思うのです。

 

少子化問題は待ったなしです。しかし

この問題の小手先の対応をしても

まったく効果がないのではないかと

思うのは自分だけでしょうか?

 

北朝霞にいつも行く日本料理屋さんが

あるのですが、そこのトイレにある張り紙を見て、

毎回なるほどと思っています。

ある時、この言葉のコピーを頂けるとのことで

頂いてきました。これを会社のデスクに

貼っていつもでも見れるようにしています。

 

これは京都の嵯峨にある「小倉山 二尊院」の

言葉です。

 

〇心の糧七箇条

一、 この世の中で一番楽しく立派なことは

   生涯を貫く仕事を持つことである

一、 この世の中で一番さみしいことは

   自分のする仕事のないことである

一、 この世の中で一番尊いことは人のために

   奉仕して決して恩には着せないことである

一、 この世の中で一番醜いことは

   他人の生活をうらやむことである

一、 この世の中で一番みじめなことは

   教養のないことである

一、 この世の中で恥一番であり悲しいことは

   うそをつくことである

一、 この世の中で素晴らしいことは常に

   感謝の念を忘れず報恩の道を歩むことである

 

なるほど、これが心の糧なのかと考えさせられます。

 

小倉山二尊院には他にも教えがあります。

 

〇人生五訓

あせるな/おこるな/いばるな/くさるな/おこたるな

 

〇幸福の道

家内仲よく ゆずりあい

先祖に感謝 親を大切に

空気に感謝 社会に報恩

身体を大事に 仕事に熱心

人には親切 我が身は努力

よく働いて 施しをする

不平不満や 愚痴を言わず

人を恨まず 羨まず

口をひかえて 腹立てず

親切正直 成功のもと

気(きはながく

心(こころはまるく)

腹(はらたてず)

口(くちつつしめば)

命(いのちながかれ)

 

どれも耳の痛いお言葉ばかりですね。

私は時折この言葉を思い出しては、

自分の言動や行動を反省しています。

 

昨年8月末、アメリカIT大手のGAFA

(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)の

時価総額は日本株全体の時価総額を上回りました。

逆にいえば、日本企業の株価の低迷が続いている

証拠とも解釈できます。その背景には、日本企業の

「新しいモノを作る」能力が劣化し、個々の企業の

期待成長率が低下したことがあると言われています。

 

日本もGAFAのような企業を目指した方がいいという

政治家がいますが、実はGAFAは雇用を減らしており

Twitterは従業員数を1/4程に減らしたと報じられています。

ある意味バブルとその崩壊と同じです。

 

ディズニーも7000人の人員削減を発表しました。

ディズニーの人員削減は、米国の大手IT企業で

相次ぐリストラとまったく同じ流れです。

 

もっとも米国の労働市場にはまだ1,100万人超の

求人があり、空前の人手不足の下でリストラされた

人々もすぐに再就職できる状況かも知れません。

したがって、雇用の増勢はむしろ加速し

失業率は低下しています。柔軟な労働市場の下で

雇用の再配置が進むことは経済に新陳代謝を促します。

 

しかし、こうやって簡単に解雇することによって

労働力の流動性を高めるほうが良いのか、

日本のように雇用にこだわるほうがいいのか、

その辺は微妙です。要は、どちらが日本に、日本人に

向いているかだと思います。

 

経済の新陳代謝でいうと、根本的に重要なことは

日本が目指すべき経済成長戦略は何かということです?

人口が減少し、世界でも誰も体験したころのない

超少子高齢化社会で日本のかじ取りをどうするのか。

 

自分が考えるに、日本はもっと製造業を軸に

するべきだと思います。そもそも資源がない国では、

材料を加工して製品にし、外貨を稼ぐ製造業が

絶対に必要です。

 

あまり良いこととは言えませんが、現在は日本の

人件費はグローバルで相対的に下がっています。

しかし、人件費が安いからというより、もともと

日本の製造業は他の国・地域より生産性向上力が

強いのです。総合的に見て、改めて日本を

製造立国として見直すべきではないでしょうか。

そして、政府は経済成長戦略を明確にして

集中と選択で国レベルの投資と人材育成を行う

必要があると思います。

 

先日、日刊工業新聞の「自動車・

日本・トヨタの未来」と言う記事を見て

ショックを受け、考えさせられました。

 

豊田章男社長が4月以降会長になり

後進に社長を譲ることはもちろんですが

「気持ちでは日本を完全に見捨てた」と

言っているのです。

 

トヨタは、タイ政府およびタイ最大級の

財閥であるチャロン・ポカパングループと

水素製造や配送トラックの燃料電池車化など

カーボンニュートラルで協業を決めました。

 

前後の文章は省略しますが、

この決断の背景にこんなことを言っています。

 

「正直、日本は大丈夫かなと感じています。

日本は規制ばかりでプロジェクトが進みづらく

ねたみ、ひがみが風土として消えない。

企業が国に貢献しても誰からも感謝されません。

気持ちでは日本を完全に見捨てています。

批判を受けながら日本のために働くことに

疲れてしまった。」

 

「日本のいろんな規制の中でやる気の

ない人を説得するより、タイのように

「自分以外の誰かのために」という

意識をもって行動している国で徹底的に

ビジネスをすれば、日本の(経済的)

縮小部分をカバーできる。」

 

「昔の日本は、頑張った人に「あなたはすごい」

「ありがとう」と言っていました。でも今は

頑張った人を斜に見ることがすてきだと

勘違いしてるのではないか。」

 

トヨタをはじめとする日本の自動車各社は

量産HV(ハイブリッド)を世界でいち早く

市場に投入し、電動車普及で先陣を切って

来ました。低燃費技術の高度化なども

合わせて、過去20年間でCO2排出量を

約23%削減しました。

 

一方でアメリカは+9%、ドイツ・オランダは+3%

とCO2排出量を増加させており、何とか

減らしているフランスで-1%、イギリスでも

-9%です。どれだけ日本がすごいのでしょうか。

そして、この事実を日本の政治家はどう思って

いるのでしょうか?

 

もちろん、環境問題はもっともっと深刻なので

さらなるCO2削減は必要になるでしょう。

しかし、優れた企業が自国より他国と組んで

取組もうとしている現実に、悲しさと虚しさを

感じざるを得ませんでした。