今週の週刊ビックコミックスピリッツ連載『美味しんぼ』でついに
海原雄三と山岡士郎の親子が和解を果たした!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080512-00000035-oric-ent
美味しんぼ 100 (100) (ビッグコミックス)/雁屋 哲
¥530
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連載開始からおよそ25年。100巻軽く超えてます。

究極vs至高の対決、親子の対決(実際には山岡の親父超え)が大団円を迎えました。


親子の対決対立を通じて、親父超えをして、和解に至る父子相克~成長譚は

最高のキラーテーマです。


しかし長かったですね。。。


永遠のマンネリに近づいてましたが、なんとか行き着いてホントほっとしました。

今度はそれぞれの陣営の人物で続くようですが。


私のブログでは、先日はマイケル・ジャクソンの「スリラー25周年」、

島耕作の「社長就任」と25周年ネタが続いていますが、「美味しんぼ」もです。

私の成長期に重なるので、印象深いのです。


これでコミュニケーション設計すれば間違いなし。

あらゆる民族、時代に通じる普遍的テーマです。男はこれに前のめりになります。

父親超えは、直感的にも肌でわかるテーマです。


父子の相克、成長譚、奇蹟譚など、文化人類学とか神話学とかの

人間の歴史からくる物語フォーマットって、ものすごくコミュニケーションの

王道で人の感情を確実に動かすものだと思います。


マンガは絵と共に訴えてくるので、パワーあります(←マンガ大好きです…)。


最近だと、日本で人気、さらに韓国で爆発的なワインブームを生んだ

『神の雫』も超絶的なレベルの親父超えのストーリー。

http://www.e-1day.jp/morning/manga/kaminoshizuku.html


神の雫 10 (10) (モーニングKC)/オキモト シュウ

¥550

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単に親父超えではなく、異母兄弟、神咲雫と遠峰一青の競争の上での

亡き世界的ワイン権威の意志を継いで、ワインの真理を目指す成長譚がいい。


しかもワインの素人ながら天然のワインセンスを持つ神咲雫とともに

ワイン知識が身についていくのもお得感あり。


ちょっと前に、キラーテーマということで、「部活」あげましたが、

必殺テーマあれば皆さん教えてくださいませ!

昨年の本なのですが、今の経済停滞や下流社会現実化の気分、

まったり、ちんまり気分の世の中インサイトを、上野千鶴子と

三浦展(『下流社会』)の対談というか、むしろ放談でバッサバサ切っていく本。

消費社会から格差社会へ―中流団塊と下流ジュニアの未来/三浦 展

¥1,470

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参考になったのは、分析というより、政治や教育制度の

設計ミス、実行ミスをかぶらされているにも関わらず、

無自覚なまま、自己責任とさせられているような現状。

…「個性化」っていうのは、格差を正当化するイデオロギーなんです。

階層格差を「個性」と「多様化」という教育イデオロギーで正当化して

「まんまでオッケー!」というメッセージを送った。

それを文部省は自覚的にやったましたよ。(上野)上掲書P26

など上野教授のこ気味よいコメントと、三浦氏の

自分マーケティング(三浦氏の本はマーケティングがさすがうまい)うまい

コメントが妙に面白いやりとりになっている。


対談本なので、内容の深みどうこうというより、今の時代を

こわいものないの実力社会学者とマーケターが語った本。

下流論、団塊&団塊Jr.論、二人の個人史などなかなか面白いです。


野村総研(NRI)のソリューション紹介から。

おもしろい、いいソリューションだと思う。

いわゆる感性的な商品開発とは違った意味で結構好き。


「群集の叡智」を未来予測に活用する

~予測市場プラットフォーム「Trueselect」~

http://www.nri.co.jp/opinion/it_solution/2008/pdf/IT20080504.pdf


向き不向きあると思うが、全く新しい商品開発というより、既存物や

すでに認識されているものの不確実性予測、価値判断に使える感じがする。

選挙やスポーツ結果などやっていますよね。

まさに大統領選挙の米国で活発。日本でも「予測市場」でいろいろ出てきます。


仕組みはこんな感じ。

ネットを活用して、予測の対象となる商品やサービスに連動して

値動きする仮想証券とその取引市場を用意。

様々な意見の人々に(会社内でも広く対象者をとっても可)取引してもらう。

参加者は予測の正しさに応じてポイント報酬などもらえるので

積極的に予測しようというインセンティブが生まれる。

参加者は全体の動向を意識して行動することで、結果として

集団全体の価値判断の値に落ち着く。

…証券市場と同じです。


NRIはマイニングツール:Truetellerの技術をベースにして

知識創造、組織活性支援、直接的な効率化、チャンス発見など

いいサービスを生み出していますね。


生の声の連関、相関から埋もれていたヒントやチャンスを見出す、

改善点を掘り出すという点で、NRIは広告会社や制作会社、システム会社には

なかなかできないソリューションをやってます。

システム大手であり、コンサル企業であり、シンクタンクであるNRIの強みですね。


まあ、導入する/できる企業は先端的な企業でしょうし、

なんか堅いというか賢いサービスなので、すぐには広くは広まらないかもかも。


どちらかというと、NRIのこちらの

連想検索エンジン「ASSOCIE」(アソシエ)

http://www.nri.co.jp/renso/index.html

の方が直感的でいいですよね。


情報爆発の時代に

「入力されたキーワードから連想される話題を自動的に提案します。
知りたいと思った情報にたどり着くためのヒントの提示や、

話題の意外な関連性の発見など、情報検索にかかわる作業を支援します。」


というのは魅力的です。


今の検索のトレンドです。

こちらのサービスは各社突っ込んできますよね。


クラウド・ソーシングでのブランド開発だけでなく
個人の仕事や創造支援や思いもかけない気づきの提示などに役立ちそう。


個人で沢山使いたいです。

最近、機会いろいろあり、展覧会やら個展やらワークショップに足を運んでいる。


アート作品に以前より気軽に触れられたり、買えるようになってきたり、
アート自体を体験できたり、アーティストと対話できたり、とネットは
確実にアートとの距離を縮めていると感じている。


アニメやオタクカルチャー以降、国際的にも注目を集める日本美術は
これから、どうブランド化されるか興味がある。


ポップに先鋭的に世界を引っ張る価値あるものとなってほしい。

どう、意味づけて、ポジションするか?


社会との関わり、構造からどう、コンテキストをつくるか、考えさせる本。

美術のアイデンティティー―誰のために、何のために/佐藤 道信
¥4,095
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村上隆さんの『芸術起業論』は世界で戦い、評価を得ている実作家として、

もっと挑戦的、挑発的に、「ポジショニング」を説いている。

http://www.amazon.co.jp/%E8%8A%B8%E8%A1%93%E8%B5%B7%E6%A5%AD%E8%AB%96-%E6%9D%91%E4%B8%8A-%E9%9A%86/dp/4344011783/ref=pd_bbs_sr_1?ie=UTF8&s=books&qid=1210497495&sr=8-1


イギリスが国家的に「クリエイティブ」を全面に出して、国の活性化を図ったり、

アイルランドやポルトガルがインターネットを武器に復活を遂げているように。


日本のアートを世界で価値あるものにポジションする、なんて今こその

ワクワクする仕事だが、このあたりの戦略家は誰になるのだろうか?


経済産業省あたりも取り組みが始まっているようだが、

広告会社や商社の活躍余地があると思うのだが、どうだろうか?


突っ込んでみたい領域。

ハーゲンダッツのプレミアム製品、

ヘブンリースプーンが5/9(金)正午からネット限定発売になります。

http://heavenly-spoon.jp/


マス製品のプレミアムラインをマス的に告知してネット限定販売という、

サントリーらしいプロモーションでいいですね。


ブランドにニュースと活性を与え、ブランドの提供バリューを広げるいい試みですね。

コピーも、希少、選りすぐり、精神、贅沢、いちばんわがまま、華やか、こだわり、余韻・・・

など、通販コピーをかなり意識したものです。希少が3-4回もコピーに出てくる(笑)。

ハーゲンダッツのコアバリューは、美味しい味というベースはもちろんですが、

くちどけの官能性を感じさせるプレミアムアイス、というあたりだと考えます。

そこに希少性、時限性を加えて幻の官能性にしようとしていますね。


ヘブンリースプーン


以前、高級ウーロン茶をネット限定販売したのと同じように、

マスでのブランドアセットある商品を、マス的に希少性高くポジションして

販売する、いい戦略だと思いました。


ブランドのバリューをいい形で拡張して、毀損のない理想的なエクステンションですね。

バイラル効果も狙っているようですし。


間違いなく、この先はユーザーごとのカスタマイズフレーバーだな。

期待してます。


ダージリン6000円(6個)とカカオ5000円(6個)、ともに税、送料込み。

すぐに申し込まねば。。。


ブランド太郎@希少、限定に弱い…サッポロのエーデルピルスも待ち遠しいです。