先週のCNET記事ですが、すごい内容ですよね。


http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20377671,00.htm


媒体枠販売は分散化、オープン化していく中で、今回の動きは、

DeNAにとって、魅力あるディールだったのでしょう。

電通グループの恐るべし。


以下、記事の抜粋。

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ディー・エヌ・エー(DeNA)は7月22日、モバイルサイト「モバゲータウン」の
広告枠販売に関して、ディーツー コミュニケーションズ(D2C)および
サイバー・コミュニケーションズ(cci)と包括的代理店契約を
締結することを決めたと発表した。
電通と共同で広告商品を開発することも視野に入れている。


DeNAでは大手広告主向けの広告販売を強化するため、
D2Cおよびcciとの代理店契約を決めた。
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7/24(木)日経夕刊で関西大学・野田正彰教授の「職場は過剰覚醒社会」のインタビューが出ていた。



最適化とか、見える化、効率化のいく着く果ては、単に人間の使い捨てだと思っている私としては、


今の流通業やサービス業の業務形態を言い当てていて、鳥肌とともに納得。



「失われる息抜き時間」


「無駄排除で心に疲れ」


「昔と比べて違うのは、職場でぼーとする時間がなくなったことだ」


ぼーとしたり、新聞読んだり、ムダ話したり、の時間がないなぁは実感。


その時間は生産に貢献しているのか、の視線が痛い世の中。



「息抜きできる瞬間が消えうせて過度な緊張状態が延々と続く働き方が広がった」


「人間は単一の仕事には…同じ肉体労働ではぐっすり眠れるが、複数の案件を抱え、


あれもこれもと考える働き方には弱い」


ネット/モバイルでの常時接続が、帰宅後や休日や夏期休暇中の仕事を可能に


(強要?強迫観念?)したことで、ますます余裕がなくなっている感じがします。


本人にも家族にも。



(外食店など)「笑顔を絶やさないなど感情に関わる労働も過剰になりつつある」


など精神科医としての現場からの発言は正鵠を射た指摘だと思う。



どうやって業務時間を最適に使えるか議論多く、その土台や前提となる


インプット余裕は勘案されないなぁ、というのが、最近の日本かと思ってます。



短期的な最適化を金科玉条とした労働環境、成果主義的(破綻してるという話ももっぱら…)の


なかで、こうした状況は普通にやっていても、過剰覚醒にならざるをえない。



野田教授のインタビューでは、「人が幸せに生きるとは、どういうことか、きちっと考えるべき時だ」と


意外に普通に終わっているが、個人でも、企業でも、自分から考えないと


いけないというメッセージだと理解。自分がどうしたいかの主体で考える。



本当にいい組織を作っていこうとするのであれば、うまくやろうぜ、とか表面的な


ワークライフバランスとかいう大雑把なまとめにしてはいけない話だと刺さる記事でした。 



1対1のコミュニケーションだろうが、1対Nのコミュニケーションだろうが、


自分のイイタイコトの50%は伝わらない、と思っています。



むしろ、50%伝わったらも、ものすごい成功かと思っています。


身近な人に対しても、組織に対しても、商業的コミュニケーションでも。



だから、内容にも、伝え方にも、コンテクストの作り方にも、広義のメディアにも、


フリークエンシーにも、最終ゴールにも気を配るのですが。



で、これが、AさんからBさんでなく、さらにCさんに伝わる段になると、Bさんに伝わった50%、


要は最初の25%しか残存しないと思っています。


最大25%なんで、むしろ、5-10%くらいかも。その先は言わずもがな。



ここをうまく効率的に、残存効果高くやるのがコミュニケーションビジネスで


肝要なところで、日々悩んだり、真理に近づいたような錯覚に陥ったり(笑)しています。



50から51にさらに52になんとかしたいと思って、奮闘の日々ですね。









機会あり、区のこども囲碁大会を見てきました。

これが、みんな熱心で熱い。

参加者は150人程で昨年の1.5倍近く、経験別に分かれて7-11歳くらいの小学生がやってます。

たくさんのボランティアや有名棋士がついて教えてくれます。

私は超ヘッポコなので論評は控えますが(笑)、みんな賢くなりそう。

真剣な顔、勝利の笑顔、悔しい顔…子供たちのいろんな感情をたっぷり見られていい体験です。

囲碁は頭を使うし、奥が深いし、戦略あるし、一生楽しめるし、国際性あるし、


ネットととのなじみいいし、幅広い年代の人と交流できるし、いいこと多いと再認識。

ヒカルの碁 以降じわりじわりと、年少の愛好者は増えているようですね。


会場を見ると参加者は当たり前ながら小学生だが、指導者が60-70代、


付き添い父母が30-40代(で囲碁知識ない人が大半…)と世代間ギャップが大きいのを実感。

ふと思ったのですが、囲碁を軸に、集中力を養う教育や、親子、地域の交流、国際交流、など


いろんなことが、とてもリーズナブルにできる、と感じました。


みんな賢くなるし、礼儀正しくなるし、いい意味での競争心生まれるし、違う世代との接触や


交流で、広い意味での社会安定につながるし、いやいいゲームだ。


最後にプロ棋士が、1人で上位の子どもたちとまとめて指す(これ何て言うんでしたっけ?)のを


間近で何組か見ていましたが、いやプロってすごいですね、当たり前か。


30代の手習いでちょっと、再度、囲碁やろうかと考えている今日この頃。


※なぜか、最近チェスを覚えました。ボードゲームに縁があるのでしょうか?


ヒカルの碁 (23) (ジャンプ・コミックス)/ほった ゆみ
¥410
Amazon.co.jp


広告コミュニケーションのビジネスをフラットに考えるのによい本だと思いました。


読みやすいし、例えや引用も簡潔で一般書としての読みやすさのレベルも高いです。


マーケティング・リテラシー―知的消費の技法/谷村 智康
¥1,680
Amazon.co.jp

テクノロジーに進化により、認知からターゲティングを中心とした広告、


何にどう課金するか、どこからお金をとるか、が大きく変わってきている時代、


消費者主導のマーケティングや仕組みが生まれる時代、という内容が


とても平易に書かれています。


「広島球場を無料で建て替える方法」などは、広告本からは、


あまり出てこない内容で、興味深く読みました。


著者はあとがきで「中学生のためのマーケティング・リテラシー」を構想したと


書いていますが、その目的は十分に達していると思います。


業界最先端の人々やビジネスモデル構築を目的にしている人には向きませんが、


知ってるよ!的な反応があるかと思いますが、一般の人に、広告ビジネスを説明したり、


今後どのような可能性があるのかを解きほぐすという点では、類書がないと思います。


なんというか、筑摩書店とかから、中高校生向けに出ている書籍的な感じです。


内容はとてもよく、タイトル、装丁、書籍広告をうまくすれば、新書でパカパカ売れる感じです。


著者の次回作に期待してしまいます。


もっと挑戦的なもので。