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54分室 B館

○月×日、夢と現実の間にて。

生存報告ー
というか出張報告ー。

先日22~24日、新潟県に行ってきました。
車で行ったんですが・・・道迷った上に暑さでナビ代わりにしていたケータイがバグり、
半ば行くのを諦めかけましたw
でも仕事なんでね、行きましたよ、はいw

1,2日目は仕事して、3日目は川遊び!

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新潟は涼しくて過ごしやすかったです///
むしろ水に入ると寒いくらい。

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水が凄くきれいで、流れが穏やかなところでは底が見えるほどでしたv

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橋のところ、人影見えるかな・・・?
比べてもらえればおわかりになると思いますが、結構大きいです。
今年も飛び込んできましt・・・げほげほなんでもない。
楽しかったですv

この後雨が降ってきてしまったので川遊びは中止。
でもBBQは決行出来ました♪
美味しかったですっ←仕事どうした

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新潟の名産らしい、笹団子のモケケ(一番左)を自分用のお土産に買ってきました。
これで我が家の小モケケは3匹になりましたw


おまけ。

酒ビビ

1日目も2日目も、夜は飲み会でしたw
新潟は酒も美味しいからね・・・
でも仕事飲みなんて楽しさ半減なので、折角だから妄想に費やしましたw
この3日間は長い移動も多かったので捗ったぁww

新キャラ:火灯に酒を飲ましたらどうなるか、という話。
基本端っこで独り飲み食いしてます。
多分酒はあんまり強くはないです。
黙々と飲んでるなーと思ったらある時ふとスイッチ切れたように寝てる、と可愛いw
先輩らにはジュース(または水)って言って酒渡されるキャラでいればいい。
ちなみに彼の飲んでる「味うすいカルピスソーダ」はもちろんカルピスハイですww


最近火灯が脳内で勝手に動き始めてるので色々書いていきたいですv

こんばんはー。
ご無沙汰してます、が決まり文句のといづです。
只今夏休み満喫中です・・・
昨日まで実家におりました。

実家といえば・・・母が「やること少しは進んだ?」と僕に聞くので、
冗談半分で「それは仕事の方?それとも趣味の話?」と返すと
「趣味の話。仕事のことなんか聞くわけないじゃないw」と言ってきました。
母さん優しすぎる・・・っ
そしてフィギュアの話をしたら色々ツッコミながらも誉めてくれました。
こんな歳なのに甘えたがりですいません、でももの凄く嬉しかったっ。

兄夫婦と2歳の甥っこも可愛くて面白でした。
甥っこ君、早く病気治るといいね・・・

とにもかくにも、癒されまくった数日間でした。
帰ってきてほんの少しやる気が出たので、
今日は一日学戦2人めの設計にあたってました・・・
悪役です一応。
あんまり表立って動かすつもり無かったのですが、
描いてたら楽しくなってきたのでそのうち動かすかもww



まだ決まってないところが多いので追々足していこうと思います。
今のところの補足事項・・・
 ・目が悪い。代えの眼鏡をいくつか持っているが、↑の丸眼鏡が一番お気に入り。
 ・服装センスが皆無。休みの日はネタT着るレベル。
 ・鞭は短い棒状のもの。
 ・勉強苦手。というより嫌い。知識は偏りがち。経験と感覚で理解するタイプ。
 ・鬼畜、なんだろうか・・・そうしたくもある・・・←




あっと。ついでに尤のプロフ絵描き直してみました。
文章は変更無しです。
先日「考察はまだなの?」というありがたいお言葉をいただいたので
近々(だからそれはいつだw)やりたいと思います。


そういえば今日から夏コミですね?
お疲れ様です&明日明後日行く方は頑張って下さい!
僕は明日の夕方から明後日未明にかけて夜通し歩く、
地元主催の謎イベントに参加してきます・・・w

ではまたっ


暑さの所為か繁忙期が過ぎた所為か、
どちらにせよ生きた心地がしない今日この頃です。
何だかとてもだるいです。
…まぁそんなことはいつものことでしたねすいません。

学戦の記事ばかりでごめんなさい。
ちょっとは反省しています。ちょっとだけですw


そんなこんなで、尤が立体になりました。




反射光上手く出せなくて顔が暗くなっちゃったのはご愛嬌で;

髪を何度も削ったり塗ったり、生乾きだったの我慢できなくていじくったり
した所為でガッタガタなのがひどく不愉快なんですが…
飽きたしとりあえず形になったので、これでしばらく置いておくことにしますw

がんばったのは…ベスト(セーター?)の縫い目模様?ww
実際には凹凸は無く、絵の具で描いてます。
服はすべてアクリルガッシュで塗ったので、つやが無いと言うか、
硬い感じになってしまうのが悩みどころ。


次は右奥のお方を進めようと思います。
実はもう待ちきれなくて目は塗ってあるんですがw

如何せん気が向いたときにふらっとやり始めて飽きた途端止めるので
いつ出来るかわかりません…が、できれば8月中には完成させたいなと思ってます。
思って、は、いますww



最近目が死んでる気がする人ですこんばんはw
熱い所為か不摂生の所為か、とにかく何もやる気が起きません…
でも学戦のことは考えてます←
今年は夏休みが例年より多く取れそうだから…あぁあ、生きねば。

前回の続きです。
尤&樹、決着つけさせていただきます…!!


+++

初夏だと言うのにひんやりとした学校の廊下。
コツコツと響く自分の足音が嫌に耳について落ち着かない。

退院が決まって、しかしまるで心が晴れなかった。
軍の皆は、先生方は、樹先輩は、どんな風に僕を見るだろうか…
そればかりが気になって、隠れるように足早に歩いた。


いつも通り人気の無い演習室近く。見たことあるシルエットに、僕は立ち止まった。

「…、先輩」

そこにいたのは樹先輩だった。

いつもなら笑顔で挨拶するところなのだが、今日は違う。

「これから行くつもりですの?職員室…」

前置きもない質問。彼女は僕が何をしようとしているのか、わかっているようだ。
それが無性に悔しくて、思わず強い口調で返事をしてしまう。
「…知ってるなら止めないで下さい」
「尤さん、どうして?今回のことは、貴方の所為じゃない」
笑うことも怒ることもせず、先輩は僕の方をじっと見つめて静かに言う。
「周りは、そう思ってないと思います」
「それこそ貴方の勝手な想像じゃないかしら」
僕の根拠の無い不安を、彼女がそっと否定する。
まぁ、そうかもしれませんが…と言葉を濁しつつ、僕は視線を逸らした。


次の言葉が見つからず黙っていると、はぁ、と彼女の深いため息。
そして優しいその声が沈黙を破った。

「私ね、今日お別れを言いにきたの」

その突拍子も無い内容に慌てて視線を先輩に戻す。

「樹、指令塔辞めますの。転校、するから…」
「?!」

淡々と話す先輩とは裏腹に、僕は動揺が隠せない。
「ちょ、ちょっと待ってください。冗談、ですよね?そんなの…」
思わず聞かずにはいられない。「いいえ、本当」と彼女。
「そんな、どうして…?」
「今回の戦いで、私は何も守れなかった。貴方も、白軍も…だから責任を取れって。それに…」

それに…?

「尤さん、私のこと、嫌いみたいだから」




出てきたのは思いがけない言葉だった。
頭の中が真っ白になる。

「お見舞いに行ったとき、変だと思ったの。尤さん、樹のこと…避けてるでしょ」
「そんな…ぼ、僕、避けてません!」
「避けてるじゃない」
「避けてない、です」
「尤さん…こっち見なさいよ」
強気な先輩の言葉に、おずおずと目を向ける。
鋭い2色の瞳に見つめられて、自分はまるで石にでもなったようだった。

「私がいなければ…尤さんだけなら、多分そんな怪我しなかった。ええ、きっと逃げることが出来たかもしれない」
「違う…っそんなことない。先輩がいてくれたから、僕は…っ」
慌てて反論する。そうだ。先輩を嫌いになるはずがない。そうじゃないんだ。
「ならどうして?!」
掠れた先輩の問いかけが容赦なく僕に刺さる。
何をどう言っていいのかまるでわからない。
「そうじゃない、そうじゃなくって…あぁもう!」
たくさんの言葉が、伝えたい気持ちがドッと押し寄せてぐちゃぐちゃになる。

そして、とっさに口から言葉が出た。
「もう嫌なんだよっ!」

何だかもうどうだっていいという気分だった。
「あの時先輩に抱きしめられて!その手に触れられて…正直嬉しいと思った!あの状況で、僕は!あんな時に!」
樹先輩の顔がみるみる青ざめていく。だがお構いなしに僕はわめき続けた。
「先輩のこと見るとどうしても思い出すんだ…それが辛くてっ。もう一回、抱きしめたいとか、そんな…そんな最低なこと考えちゃうから!」
毎晩毎晩、暗くなると恐怖や不安で体が震えた。
止めようにも止められず、寂しさと切なさが追い討ちをかけるようにこみ上げた…
「笑えば良いじゃないですか。どうぞ笑って下さいよ!先輩だってこんなどうしようもない奴、いなくなった方が良いでしょ?!」

…。

一気にそう言って…言ってから、本当に馬鹿だったと思った。
先輩の顔を見るのが怖い。
荒くなった呼吸が整うのを待って、僕はそろそろと顔を上げた。


そして僕は、ぎょっとした。


泣いていた。


樹先輩の目から、ぽろぽろと涙が落ちていく。

「やっぱり、夢じゃなかったの…」

ぽつりと呟くその声に、胸が詰まった。



「何よ偉そうに…っ」
弱々しく潤んでいだ瞳が、打って変わってキッと僕を鋭く睨んだ。
「樹が…私が今日どんな思いでここに来たか、知らないくせに!」
止まらない涙を拭いもせずに先輩が怒鳴る。
今までこんな彼女を見たことはない。
「覚えてるの!尤さんに何したか…私だって全部、全部覚えてる!」

今度は僕が青ざめる番だった。

「お見舞いに行った時、貴方が目を逸らしたのを見て、まさかって思った…嫌われたと思ったら、私、怖くて怖くて仕方なかった!」
その言葉にハッとする。
先輩が見舞いに来てくれたあの日。僕はまるで上手く受け答えすることが出来なかった。
色々な思いが抑え切れなくて、ろくに顔を見ることも出来ず、彼女は早々に帰ってしまった。
そしてあれ以来、ほとんど彼女は来なかった…

「思い出したくないのに思い出すのっ。苦しくてしょうがなかった!だけどあんなこと、誰にも言えないじゃない!」

彼女はさっき「全部覚えている」と言った。
洗脳されても記憶は残るのか…つまり、彼女もまた、あの痛みと恐怖に苦しんだと言うのか。
プライドも何もかも打ち砕かれて、それでもなお、こうして毅然と振舞っていたと言うのか。

誰にも打ち明けられずに。たった一人で。


僕は自分が情けなくて、本当に小さく思えて、今すぐ消えてしまいたかった。
終いにはしゃがみこんで泣きつづける彼女に、僕はもう何も言えなくて。
震える足でゆっくりと近付いて、その小さな背中を撫でることしか、僕には出来なかった。





…。


「明日華さんに聞いたわ。あなたが指令塔辞めたがってるって…そんなの、ダメに決まってるじゃない」
「樹先輩、でも…」
「絶対ダメ」
真っ赤な顔で小さく鼻をすすりながら、しかしきっぱりと先輩が言い放つ。
どう答えて言いかわからずうろたえていると、先輩が僕の顔を覗き込んで微笑んだ。
「それとも尤さんは、本当に、もう私とはいたくないのですか?」
「…それって…?!」

「樹は、もっと尤さんと、い、一緒に、いたいです…」


彼女の一言で急に顔が熱くなる。
あぁ、まんまとはめられた…きっと彼に違いない。
後でお礼を言わなくちゃ。



「先輩…今度こそ、貴方を守らせてください!」





毎度この、不定期っぽいけど微妙に定期的っぽい感じの更新ですこんばんはw

前回の学戦(樹尤拷問回)の続きは、他の方が別視点で書いて下さってるし、
もうそれでいいかなーと思ったんですがどうでしょう…?(聞くなw)

そんな訳で今回は、一気に進めまして、戦闘後のお話をば…
だ、だって、書きたかったんだもn←←←

前編の今回は、またいつもと違う視点です。
あと、短いです。
…よろしければどうぞv

+++



その噂を耳にしたのは、あのどでかい戦闘が終わって2週間くらいの頃だったと思う。

普段なら適当に受け流したり仲間と一緒になって笑ったりするもんだけど、
今回ばかりは、どうしてもそういう気にはなれなかった。

「言った覚え、無いんだけどな…」
夕日でオレンジに染まった病室。
見舞いついでに噂のことを話すと、尤は焦るどころか観念したような顔を見せた。
「ってことは、まじか?」
「だって、どう考えてもおかしいでしょ」
「いやお前、そりゃいくらなんでも…」
そこまで言ってから、どう続けて良いのかわからなくてとりあえず笑ってみる。
考えすぎだ、と言ってやりたいが、ベッドに腰掛ける尤の姿に思わずのどが詰まった。
その、いくつも重なった包帯と絆創膏。
ほとんど怪我の無かった俺が簡単に言える言葉ではないと思った。

「僕だって、その、正直迷ってる…でも…」
尤が眉間にしわを寄せて、困り果てたようにぽつりぽつりと呟く。
終いには膝を抱える格好になって、いつになくこどもっぽく見えた。

「先輩はどうなるんだよ」
「それは…」
「お前それ、樹先輩の前で言う勇気あんの?」
案の定黙りこむ親友。
彼には悪いと思いつつ、けれど言ってやらなきゃいけないと思った。
「先輩、お前のことずっと待ってるんだぜ?守れなかったってんなら、守ってやれよ」
それが俺に言える精一杯の励ましだった。

今回の戦闘で彼らに何があったのか、詳しくは知らない。
でも彼が白軍のために今まで一生懸命やっていたことは間違いないと思う。
それに、樹先輩に好意を持っていることも知っていた…、その逆も。
だからこそ親友として、出来ることはしてやりたかった。









「陽くん、ごめん。やっぱり僕…指令塔、おりようと思う」


+++


陽くんごめんなさい;辛い役回りをさせてしまって(><。)
ネガティブ男子のめんどくさい愚痴につき合わせて、本当にごめんなさい;;

続きますたぶん。