前回は、決算書を見ても

マインドが動かないのは、

 

考え方が固定化されている

からではないでしょうかという

お話しをさせていただきましたが、

 

今回は、

なぜ経営に対する考え方が

固定化されてしまうのか、

 

そして

それが自分の限界をつくってしまい

可能性にフタをしてしまっている

というお話をさせていただきます。

 

 

経営者の「マインド」が

自分の経営の方向性を決めています。

 

どの様なお客様に、どういった商品を

どんな方法で、売上の規模やスタッフの

人数はどれくらいかなどなどです。

 

そしてこのマインドが経営のイメージを形づくり、

すべて脳細胞に記録されます。

 

実は

こうしたマインドや経営に対するイメージが

無意識に社長さんの考え方に限界をつくり、

 

未来の可能性にフタをしてしまっているのです。

 

そして毎日の繰り返しの中で、

ますます強固になっていきます。

 

経営者はいつも無意識にこのマインドや

経営のイメージにそって経営について

いろんな判断をしています。

 

例えばスタッフは自分の思っている方向に

向かっているのか、

 

お客様の反応はどうか、

広告の効果は予想通り出ているか、

資金は十分あかるかなどです。

 

そして、

例えば決算書を見たときに

売上が自分のイメージと違って

下がった場合、

 

普通はマズいと思って売上を

自分のイメージの水準になるように

修正しようと何らかのアクションを

起こします。

 

逆に、

売上が予想よりもいい場合には、

無意識に下方修正もします。

 

つまり売上が予想よりもいい場合、

頑張っているつもりでも売上について

いつもと同じイメージしか持っていないと、

いつのまにかいつもの水準に戻って

しまいます。

 

自分のイメージより悪い場合だけ

ではなく、

 

経営がイメージよりもいい時も

いつもどおりの水準に修正されて

しまいます。

 

そしてこの時、

これは「タマタマだ」と思うのが

普通です。

 

頑張っているのだからまた

前のように売上が上がるだろうと。

 

これを過去の成功体験と

いったりしますよね。

 

 

このように自分のマインドがもっている

イメージが現在の経営の全てを決めて

いるのです。

 

そしてそれが結果として決算書に

数字で表現されるのです。

 

人間はすべての人がそのように

できているのです。

 

例外はありません。

 

なぜなら脳科学という科学的根拠に

基づいた説明だからです。

 

これが最初にお伝えした経営に対する

考え方が固定化されてしまうという内容です。

 

経営に対する考え方が固定化されると、

社長さんは自ら限界をつくり、

 

気付かないうちに可能性にフタをしてしまって

いることになります。

 

では、

自ら限界を打ち破り、

そのフタを取っ払うには

どうしたらいいのでしょうか!?

 

もうお分かりのように

自分の経営に対するイメージの

基準を引き上げることです。

 

マインドを変えて、

自分の会社はこういう会社だ

という思い込みを変えれば

いいのです。

 

自分の経営に対するイメージは、

普通は何の根拠もなく、

なんとなく決めている場合が

多いと思います。

 

でもそれは勝手に自分が

思い込んでいるだけの

イメージにすぎません。

 

マインドが変われば

自分の経営に対する

イメージも変えられます。

 

マインドを変える方法は

これから少しずつお伝えして

いきます。

 

まずは、無意識のうちに

つくられたマインドが

経営に対する考え方を

固定化させ、

 

自分の限界をつくり、

可能性にフタをしてしまっている

ということを理解していただくこと

からスタートになります。

 

今回は、

決算書を経営に役立てる

ようにするには、

 

どうしたらいいのかについて考えてみたいと

思います。

 

 

決算書を経営に役立てるということ

についてもう少し具体的にいいますと、

 

決算書を見て、

経営が良くなるような行動に

結びつけることができる

ということではないでしょうか。

 

なぜなら、

机上で決算書を分析して

業績が良くなるのであれば

こんなにいいことはありません。

 

でも

現実はそう甘くはありません。

 

何かしらアクションを起こさなければ

経営はよくなりません。

 

ではどうしたら決算書を見て、

アクションを起こそうと

思うのでしょうか!?

 

ズバリ、

 

『気持ち(マインド)の変化』

 

が必要です。

 

今は月次決算が多くの会社に

定着してきていますが、

 

毎月、

月次決算書を見て、

 

よし、次はこうしよう!!

 

と次の打ち手を考えられる

中小企業の社長さんは、

私の経験上、

 

少数派だと思います。

 

なぜかといいますと、

決算書を見ても、気持ち(マインド)が

変化しないからです。

 

決算書を見て何らかの気持ちの

変化が起これば

 

社長さんはアクションを

起こしたくなります。

 

例えば、

もっと売上を上げたいと

思ってSNSに広告を出した

とします。

 

感覚的には広告費以上に

売上が伸びて、粗利も増えたので、

いつも以上に利益が出ているだろうと、

意気揚々と決算書を見たら、

 

いつもより利益が少ない”(-“”-)”。

 

そこで社長さんがなぜだと

税理士に説明を求めると、

 

いつも以上に人件費が

かかりすぎていますね。」

という返事が返ってきました。

 

え?

 

そんなはずはないと

決算書を見ると

確かに人件費がいつもよりも

大きいのです。

 

不思議に思った経営者が

給与明細を確認すると、

 

広告担当の数名の残業代が

ビックリするほど多くて、

 

理由を確認すると、

広告担当者は売上を上げるために

一生懸命に戦略を練っていたのだ

そうです。

 

利益が減った原因が分かれば、

社長さんはすぐに改善しようと

マインドが変化するでしょう!!

 

 

このようになかなか社長さんの

思うようにいかないのが経営ですが、

 

決算書を少なくとも月次で確認して

マインドが変化すれば

すぐにアクションを起こすことでしょう。

 

売上が上がれば利益は増えると

思っている社長さんは多いです。

 

でも

経営は生きものですから、

こういうものと決めつけてしまうと、

考え方が固定されてしまいます。

 

固定化されると見えない部分

出てしまいます。

 

人間の思考は「過去の記憶」

によって形成されます。

 

マインドが固定されると、

もっと簡単な方法や、

他に選択肢があっても

 

それが見えません。

 

見えないために、

よりよい方法を見つけようと

必死に努力奮闘します。

 

でもなかなか新しく、よりよい方法を

見つけることができずに

結局あきらめてしまうことが

少なくないです。

 

でも、

マインドを変えることができたら、

選択肢やチャンスが広がります

 

答えが見えるようになります。

 

自社の経営についてマインドを

変える方法はいくつもあります。

 

その中の重要な方法の一つに、

 

決算書を見ること!

 

があります。

 

決算書を見て、

気持ち(マインド)の変化を起こすのです。

 

え??

 

決算書を見たって、

マインドの変化なんて起こらないけど!?

 

と思っている社長さんは多いと思います。

 

その原因は、

もしかしたら考え方が固定化されている

からかもしれません。

 

そこで、

これからしばらくは、

どうしたら決算書を見て

気持ち(マインド)の変化が起こり、

 

業績をアップするための

アクションに結びつける

ことができるようになるのか

について追及していこうかと

思っています。

 

前回は、モチベーションを

上げるにはどうしたらいいのか

についてお伝えしました。

 

でも上げたものは下がります

 

そこで今回は、

上げたモチベーションを

下がらないように維持するためには

どうしたらいいのかについて

お伝えしたいと思います。

 

 

そこで大切なことは、

自分は仕事を通じて、

 

将来どうなりたいのか!!

 

ということです。

 

なりたい自分は、

 

自分が好きなことワクワクすること

 

であることが大事です。

 

そのために大事なのは、

 

「自分の本音

 

です。

 

どうなりたいのかについて

考えたときに、

 

他の人の目を気にしたとしたら

自分が好きなこと、ワクワクすること

から遠ざかってしまいます。

 

お金持ちになりたいとか

モテたいとか思ったら、

その本音の気持ちを忠実に

大事に思ってください。

 

誰かに話さなければいけない

ものでもないし、

 

誰かをイヤな気分にするもの

でもないからです。

 

まず自分の偽らざる気持ちを

持つことからスタートです。

 

でも、

人間は自分だけの幸せには

限界があります。

 

自分だけの幸せを追求していると

他人と比べてしまいます。

 

そして自分だけの幸せを

追求している限り、

 

不満や不安をかかえ

続けることになります。

 

人間は脳(前頭前野)が

発達していますので、

 

自分以外の人とも一緒に

幸せになりたいと考えることで、

真に人間らしい「幸せ」を

感じられる機会が

どんどん増え、

 

他人と比べることなく、

手に入れたものを失うという

不安からも解放されます。

 

身近な例では、

自分の子供のためなら

どんなことでもやってあげたい

と思いますし、

 

子供が喜ぶ姿を見て

自分も幸せな気持ちに

なることでしょう。

 

困っている人を助けて

感謝されたらうれしい

気持ちになることでしょう。

 

他の人の幸せを自分のこと

のように感じることは

だれもが経験があることでしょう。

 

この他の人の幸せを自分の幸せと

感じるのは、

 

動物に比べて身体能力が劣る

人間が自然界で生き残るため

他の人と「協力」することで

自分たちを守るために

備わった能力とされています。

 

共感細胞ともよばれる

「ミラーニューロン」がありますが、

 

他の人の行動をみて

自分のことのように反応する

といわれているそうです。

 

ミラーニューロンについては

まだはっきり分かっていませんが、

 

他者の苦しみを自分の苦しみと

感じたり、

 

他者の喜びを自分の喜びと

感じる共感のメカニズムが

備わっている可能性が

高いといわれています。

 

 

さらに、

他の人のためなら自分を

犠牲にしてもいい(幸せ)と思える、

特殊な機能も備わっています。

 

ボランティア活動がそのいい例です。

 

このように、

より幸せを感じるためには

自分中心の考え方から

抽象度を高くすればするほど

視野が広がり、

 

「他の人のために」

 

という考え方になりやすいです。

 

これが人間が幸せを感じる

脳のメカニズムです。

 

ですから

もしそんなこといわれても

やりたいことがなかなか

見つかりそうにないという場合には、

 

もしかしたら

考え方がどちらかというと

自分に向かっている傾向が

人よりも強いからかもしれません。

 

話しを整理しますと、

モチベーションを維持する

ためには、

 

まず人目を気にしないで

自分が本音で好きなこと、

ワクワクすることをやることが

スタートラインですが、

 

やっていることが

もっともっと好きになって、

ワクワクするためには

少しずつ抽象度を高めていって、

 

より「他の人のため」になること

にしていきましょう。

 

これがモチベーションを維持し、

さらに高めることにつながります。

 

お正月に年賀状をいただき、

ブログいいねとか、

読んでるよとか、

今年は自分も発信しようと思う

とか書いていただくと、

 

すこしはお役に立っているのかなと、

とっても嬉しい気持ちになって

モチベーションが上がります。

 

お正月は抽象度を高く考えた結果、

今までは決算書の数字のはなしと、

経営の実践の中身について

切り離してお伝えしていましたが、

 

決算書の数字をみて、

経営の実践行動に結びつくには

どうしたらいいか!?

 

といった、

数字行動の結びつきについても

チャレンジして考えてみようかとも

思案中です。

 

抽象度を高く考えると、

今までにないワクワクする発想が

思いついて楽しくなります。

 

昨日、男性の経営者さんから

仕事に対するモチベーション

イマイチ上がらないので

どうしたらいいのかという質問を

いただきました。

 

 

脳科学者の岩崎一郎博士の

「なぜ稲盛和夫の経営哲学は、

人を動かすのか?」

に出てきますが、

 

「自分のために何かをすることが

モチベーションを上げるために

一番と考えがちですが、

 

自分のためだけという動機は

必ずしも高いモチベーションには

ならないことが明らかになってきました。

 

だれかの役に立っている

そして、

喜ばれ感謝されているということが、

仕事などのモチベーションを

高めるための大切な秘訣なのです。」

とあります。

 

つまり、

仕事でモチベーションを

上げるためには、

 

①お役立ち

 

②喜ばれている

 

③感謝されている

 

という実感が必要ということです。

 

起業して成功してきますと、

そういった自分に満足して

モチベーションが上がらなくなる

ということはよく聞くはなしです。

 

ジェームス・スキナー氏は

こういうケースでは、

事業をやり続けるのは

お客様のためにはならないので、

 

すぐに事業を売却すべきである

といっています。

 

また

苫米地英人博士は、

「感情の解剖図鑑」で、

人間は動物と違って

相手のために何かをする

ことによって

 

喜びや嬉しさといった

感情が生まれる

といっています。

 

相手のために何かをすると

脳の中では、

ドーパミンやエンドルフィン、

セロトニンが放出され

 

幸福感や満足感を感じ、

もっとお客様のためになる

ことを追求したいという

欲求にかられます。

 

仕事のモチベーションを

上げるために、

 

もっとお客様のためになることはないか、

 

お客様はどんなことに困っているのだろうか、

 

お客様のニーズは変化していないか

 

などと深く考えることで

モチベーションが上がるでしょう。

 

もしかしたら、

仕事でモチベーションが上がりにくい方は、

 

人並みなお役立ちでは満足できない方

なのではないかと思います。

 

そういう方は、

人並み以上にエネルギッシュ

お客様のお役に立てることを

することでモチベーションが

上がるのではないかというのが

私の個人的な考えです。

 

 

また、

大きな目標を掲げ、

その目標に期待を抱いているとき、

脳内にはドーパミンやセロトニンが分泌され、

 

楽しく幸せな気分になりますので、

モチベーションが上がります。

 

新しいことをしたいとか、

何かを知りたいというモチベーションも

ドーパミンの分泌に関係します。

 

環境の変化に対して生き残るために

新しい環境について情報収集することは

本能的な欲求であり、

 

これを好奇心とよびます。

 

好奇心は環境の変化によって

今後の自分の考え方や行動を

変化させる未来志向の感情ですから、

 

昨日も今日も明日もあまり変化がない場合には、

脳内にドーパミンやセロトニンが

分泌されずモチベーションは

上がらないでしょう。

 

欲求の中でも3大欲求は

自分のためだけの欲求です。

 

この欲求は動物にもあります。

 

でも

人間は前頭前野が発達して

思考能力を手に入れましたので、

 

人間の行動に3大欲求とは

別の意味合いをもたせる能力が

備わりました。

 

この別の意味合いは、

自分のためだけではなく、

「人のために」という考え方や

行動によって脳内物質が分泌されて

モチベーションが上がる仕組みに

なっています。

 

このように見ていきますと、

仕事に対するモチベーションは、

お客様のためになるためには

もっとどんなことをしたらいいのか

という頭の中のアドベンチャー

によって生まれるものと考えます。

 

私自身もブログを書いていて

質問をいただきますと、

お役に立てているのかなと

思えて、

とってもモチベーションが

上がります。

 

今はコロナで大きく環境が

変化していますから、

 

お客様のニーズもどんどん

変化していますので、

 

お客様のために好奇心をもって

仕事に取り組むことで、

モチベーションも上がるのでは

ないかと思います。

 

苫米地英人博士が紹介している、

一見すると「解決不可能」と思われる

ような問題であっても、

 

解決できる手法をご紹介します。

 

 

今回も抽象度のお話しです。

 

例えば明治時代に薩摩藩士と

長州藩士がイギリスに留学した

話は有名ですが、

 

その当時は薩摩藩士と長州藩士は

日本国内ではとても仲が悪かった

ですよね。

 

同じ抽象度でしかモノを見ることが

できないと、

 

「なんだお前は長州か」、

「なんだと薩摩が」

となります。

 

どこの藩かという抽象度で

見ている限りは

 

「長州」と「薩摩」は決して

相容れな

 

いものに見えてしまいます。

 

ところが、

抽象度を1つ上げるだけで、

「長州―薩摩 問題」は

一挙に解決します。

 

「なんだ同じ日本人じゃないか」

と考えれば、一件落着です。

 

実際にイギリスの留学生は

長州藩士と薩摩藩士は

お互いに助け合っていた

という記録があります。

 

他の例を挙げますと、

カップルが公園に行きました。

 

公園を出てから女性は

桜がとってもきれいだったというと、

 

男性は桜なんてあったかな??

近くに駐車してあったスポーツカーが

カッコよかったよねというと、

 

女性はえ???スポーツカー

なんてあったっけ?

というわけです。

 

一見するとこのカップルは

大丈夫かな??

と思ってしまいますが、

 

抽象度を上げて、

脳は自分に興味があるものを

認識するということが

分かっていれば、

 

女性は男性はスポーツカーに

興味があるんだなって思えるし、

 

男性は女性が花に興味が

あるんだなって思えます。

 

公園についてお互いに違った

考えを話すことでお互いのことを

より理解することができたと

思えることでしょう。

 

 

経営に関連して例を挙げますと、

 

このままでは製品の納期に間に合いそうにない

という問題を抱えている人がいたとします。

 

この場合、

納期に絶対に間に合わせなければ

という抽象度から出られなければ、

 

何日も寝ずに働き続けることになる

かもしれません。

 

それでも納期に間に合わない

かもしれません。

 

でも、待てよ、そもそもこの納期の日は

どうしてこの日になっているのだろう?

と考えられれば取引先に納期の相談を

しようという発想ができます。

 

取引先に確認して、

別に意味はないとか、

多少早めの納期にしたから

延ばしてもいいよといってもらえる

かもしれません。

 

取引先は多くの場合、

納期に余裕を見ているものです。

 

このように人は何かの問題に

ロックオンされてしまいますと

その問題から逃れられないと

思い込んでしまいます。

 

先程の納期の話しでしたら、

納期の日にちの重要度が

相手が思っている以上に

重く受け止めてしまったために、

 

納期の日にちが絶対的なものに

思えてしまいますが、

 

抽象度を上げて考えると、

だんだん自分の考え方を

第3者的に俯瞰してみる

ことができるようになります。

 

そうするとだんだんと

気付かなかったことに

気づけるようになります。

 

その結果、

それまで大変だ大変だと

思っていたことが、

 

なんだこんなことだったんだ

と思えるようになります。

 

どうか抽象度を上げて考える

ことを日常的に行うことで、

 

なにか問題が起こったとしても

慌てずに、きっといい方法が

見つかるはずだと思えるようになって、

 

冷静になることで、

問題の解決の糸口が見いだせる

ようになるでしょう。

 

今日のお話しが少しでも参考に

なりましたら幸いです。