今回は、
決算書を経営に役立てる
ようにするには、
どうしたらいいのかについて考えてみたいと
思います。
決算書を経営に役立てるということ
についてもう少し具体的にいいますと、
決算書を見て、
経営が良くなるような行動に
結びつけることができる
ということではないでしょうか。
なぜなら、
机上で決算書を分析して
業績が良くなるのであれば
こんなにいいことはありません。
でも
現実はそう甘くはありません。
何かしらアクションを起こさなければ
経営はよくなりません。
ではどうしたら決算書を見て、
アクションを起こそうと
思うのでしょうか!?
ズバリ、
『気持ち(マインド)の変化』
が必要です。
今は月次決算が多くの会社に
定着してきていますが、
毎月、
月次決算書を見て、
よし、次はこうしよう!!
と次の打ち手を考えられる
中小企業の社長さんは、
私の経験上、
少数派だと思います。
なぜかといいますと、
決算書を見ても、気持ち(マインド)が
変化しないからです。
決算書を見て何らかの気持ちの
変化が起これば
社長さんはアクションを
起こしたくなります。
例えば、
もっと売上を上げたいと
思ってSNSに広告を出した
とします。
感覚的には広告費以上に
売上が伸びて、粗利も増えたので、
いつも以上に利益が出ているだろうと、
意気揚々と決算書を見たら、
いつもより利益が少ない”(-“”-)”。
そこで社長さんがなぜだと
税理士に説明を求めると、
いつも以上に人件費が
かかりすぎていますね。」
という返事が返ってきました。
え?
そんなはずはないと
決算書を見ると
確かに人件費がいつもよりも
大きいのです。
不思議に思った経営者が
給与明細を確認すると、
広告担当の数名の残業代が
ビックリするほど多くて、
理由を確認すると、
広告担当者は売上を上げるために
一生懸命に戦略を練っていたのだ
そうです。
利益が減った原因が分かれば、
社長さんはすぐに改善しようと
マインドが変化するでしょう!!
このようになかなか社長さんの
思うようにいかないのが経営ですが、
決算書を少なくとも月次で確認して
マインドが変化すれば
すぐにアクションを起こすことでしょう。
売上が上がれば利益は増えると
思っている社長さんは多いです。
でも
経営は生きものですから、
こういうものと決めつけてしまうと、
考え方が固定されてしまいます。
固定化されると見えない部分が
出てしまいます。
人間の思考は「過去の記憶」
によって形成されます。
マインドが固定されると、
もっと簡単な方法や、
他に選択肢があっても
それが見えません。
見えないために、
よりよい方法を見つけようと
必死に努力奮闘します。
でもなかなか新しく、よりよい方法を
見つけることができずに
結局あきらめてしまうことが
少なくないです。
でも、
マインドを変えることができたら、
選択肢やチャンスが広がります。
答えが見えるようになります。
自社の経営についてマインドを
変える方法はいくつもあります。
その中の重要な方法の一つに、
決算書を見ること!
があります。
決算書を見て、
気持ち(マインド)の変化を起こすのです。
え??
決算書を見たって、
マインドの変化なんて起こらないけど!?
と思っている社長さんは多いと思います。
その原因は、
もしかしたら考え方が固定化されている
からかもしれません。
そこで、
これからしばらくは、
どうしたら決算書を見て
気持ち(マインド)の変化が起こり、
業績をアップするための
アクションに結びつける
ことができるようになるのか
について追及していこうかと
思っています。


