苫米地英人博士が紹介している、

一見すると「解決不可能」と思われる

ような問題であっても、

 

解決できる手法をご紹介します。

 

 

今回も抽象度のお話しです。

 

例えば明治時代に薩摩藩士と

長州藩士がイギリスに留学した

話は有名ですが、

 

その当時は薩摩藩士と長州藩士は

日本国内ではとても仲が悪かった

ですよね。

 

同じ抽象度でしかモノを見ることが

できないと、

 

「なんだお前は長州か」、

「なんだと薩摩が」

となります。

 

どこの藩かという抽象度で

見ている限りは

 

「長州」と「薩摩」は決して

相容れな

 

いものに見えてしまいます。

 

ところが、

抽象度を1つ上げるだけで、

「長州―薩摩 問題」は

一挙に解決します。

 

「なんだ同じ日本人じゃないか」

と考えれば、一件落着です。

 

実際にイギリスの留学生は

長州藩士と薩摩藩士は

お互いに助け合っていた

という記録があります。

 

他の例を挙げますと、

カップルが公園に行きました。

 

公園を出てから女性は

桜がとってもきれいだったというと、

 

男性は桜なんてあったかな??

近くに駐車してあったスポーツカーが

カッコよかったよねというと、

 

女性はえ???スポーツカー

なんてあったっけ?

というわけです。

 

一見するとこのカップルは

大丈夫かな??

と思ってしまいますが、

 

抽象度を上げて、

脳は自分に興味があるものを

認識するということが

分かっていれば、

 

女性は男性はスポーツカーに

興味があるんだなって思えるし、

 

男性は女性が花に興味が

あるんだなって思えます。

 

公園についてお互いに違った

考えを話すことでお互いのことを

より理解することができたと

思えることでしょう。

 

 

経営に関連して例を挙げますと、

 

このままでは製品の納期に間に合いそうにない

という問題を抱えている人がいたとします。

 

この場合、

納期に絶対に間に合わせなければ

という抽象度から出られなければ、

 

何日も寝ずに働き続けることになる

かもしれません。

 

それでも納期に間に合わない

かもしれません。

 

でも、待てよ、そもそもこの納期の日は

どうしてこの日になっているのだろう?

と考えられれば取引先に納期の相談を

しようという発想ができます。

 

取引先に確認して、

別に意味はないとか、

多少早めの納期にしたから

延ばしてもいいよといってもらえる

かもしれません。

 

取引先は多くの場合、

納期に余裕を見ているものです。

 

このように人は何かの問題に

ロックオンされてしまいますと

その問題から逃れられないと

思い込んでしまいます。

 

先程の納期の話しでしたら、

納期の日にちの重要度が

相手が思っている以上に

重く受け止めてしまったために、

 

納期の日にちが絶対的なものに

思えてしまいますが、

 

抽象度を上げて考えると、

だんだん自分の考え方を

第3者的に俯瞰してみる

ことができるようになります。

 

そうするとだんだんと

気付かなかったことに

気づけるようになります。

 

その結果、

それまで大変だ大変だと

思っていたことが、

 

なんだこんなことだったんだ

と思えるようになります。

 

どうか抽象度を上げて考える

ことを日常的に行うことで、

 

なにか問題が起こったとしても

慌てずに、きっといい方法が

見つかるはずだと思えるようになって、

 

冷静になることで、

問題の解決の糸口が見いだせる

ようになるでしょう。

 

今日のお話しが少しでも参考に

なりましたら幸いです。