R1の車検で、ヨコさんの店へ
今年はベアリング類換えて、スイングアームの全バラ
グリスアップと、Fフォークもやるので 車検も頼む事にしたのだ
奥のスペースで、雑誌読んでたら
「あれ? パツさんじゃないすか」
「おー、パツ」
「なんだ? 今日は雪でも降るのか?」
次々と、昔の馴染みが
もう、なかなか会うタイミングも無いのに
数ヶ月ぶりで この偶然も凄い
談笑してると
「お、イトーさん来ましたよ」
おおっ、イトーさん久しぶりだなぁ
今は何乗って・・・
( ∀ ) ゚ ゚
ままままま、 マジっすか!!!?
DUCATI 748S
俺が大型乗り出した90年代後半
スーパーバイクで常勝無敗を誇った996Rの750cc版
マッシモ・タンブリーニだったかな?
この顔は、外車や2気筒とは無縁の俺にも特別なのだ
もう、一昔前の車両だし
今更 騒ぐような事でも無いんだけど
何しろ 俺の周りには、一貫してドカ乗りが居ないので(知らない人のバイクを街中で見掛けるのとは、やっぱ違う)
仲間内のドカは初めてなのだ
俺が目をキラキラさせていると
カギを抜いたイトーさんの手が、スッと俺の方へ
俺「何?」
イトーさん「乗ってくれば?(ニヤリ)」
「・・・!?」
金ダライの中で特大のパチンコ玉でも回してんじゃねーかっつー音(かなり失礼な表現だが、乾式クラッチの音ね)と共に車道に出る
車体がかなり細い
NSRのような、シンプルで小さいヘッド周り
側面下が大胆に抉れたタンクは、そのまま細身のトラスフレームへ
カウルのラインで、勘違いしていたが
実際に乗ってみると
このバイクは、かなり細い
ヤマハのTRXに似ている
が
「へぇ・・・」
"RでなくSだから?"
"900じゃなく750だから?"
それは分からないが
とにかく、体感的にジェントル
パワーカーブはフラットで
盛り上がりに欠けるが
開ければ開けただけ、リニアな加速がどこまでも
タコメーターは13000まで切ってある
街中であまり派手にやるわけにもいかないが
Hのミレ(Aprilia RSV1000)と、同じだ
軽いカーブ
未体験の車体
入口に向かって加速しながら、アウト側の膝を
「おっ」
凄い
ピタっとホールドが决まる
様々な"余裕"が、走りの組み立てへの幅を匂わせる
侵入から脱出までに何1つ邪魔が入らず
何処で何をどうしようが、綺麗に派生して行く
シチュエーションによって、パズルのピースを組み変えるだけで
ヘアピンだろうが、連続したS字だろうが
「どう、調理いたしましょうか?」
そう、言ってくる
車体を追い込んでないので、断言はできないが
このニュートラルさは凄い
何処にも問題が無いから、特記する事が無い
そういうバイクって、実はなかなか無い
過激だと聞いていたポジションも
俺からすれば、単なる納得の形だ
きちんと背筋で支えていれば、何1つ辛くは無いし
むしろ、走り易い
倒し込んだ時の、自在さが
簡単に目に浮かぶ
流石に熱は凄いが
玩具として考えるなら、好きな人には堪らないだろう
多分
走りながら詰将棋したいタイプには、これ以上は無いんじゃないだろうか
店に戻ると、みんながコッチを見ていた
"ドカで、パツ"
明らかに、コメントを待っている顔
イトーさん「どうだった?」
「・・・良い(汗)
奥多摩・椿辺りだったら、一番面白いかも知れない」
皆が「ほほ~っ」っと、声をあげる
柔らかい入口と、玄人好みの性能幅
多分、俺だったら
速い人を追いかけた時に、とんでもない懐の広さを見せてもらえる気がする
フレームをギュウギュウとしならせ
ガッチリ路面を噛んだトルクが 周到に準備された侵入速度を綺麗に受け取って、思い通りのラインを描きながら
切り返して飛び込んで行く映像が、簡単に頭に浮かぶ
でも
"乱暴な4発"
の方が
やっぱり、俺は好きだけどね(笑)
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