「沖縄病」の楽しみ方…? -18ページ目

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

2024年10月は未だ残暑が収まらない暦の上では「寒露」の候~

 

阿知須教室の会場が、

地元お祭りの準備作業の為暫く利用不可に…

その代替場所が何故かブラックシップさんの宴席に…

「いぐらの館」での「沖縄慰霊の日」三線演奏会にわざわざ駆けつけてくれ、

差し入れまでしていただいたという、

ご縁の繋がる働き者店長のご厚意半分…

 

三線を「うっかり」持ち込んでしまった態を装いお店に入れば…

もう察しがついていて三線置き場まで確保していただいている…

(魂胆見透かされてますね、申し訳ないです…)

オリオン生で乾杯🍺

(三線はちょっと置いといて…)

店長お任せの料理は海ぶどうサラダ、

島らっきょうとうりずん豆の天ぷら、ほろほろラフティにソーミンタシヤ…

ナイチャー料理もありますおでんの盛り合わせにフライドポテト…

 

「一応レッスンの日だからねー」

先生が爪弾き始めます…

生徒の我々は周囲の耳目が矢張り気になってソワソワ…

それでも来週の「なりやまあやぐ大会」に出場するMAOさんとUEYさんには、

気張って貰わないといけない…

素面→ほろ酔い→酩酊で指使いがどう活性化し、

どう低迷するか?

(酔っ払う方が度胸はつく?)

その内こちらも肚が据わってきて他人のを奪い酔っ払い三線…

(案の定、指がしどろもどろ…)

調子に乗って指笛をやらかす…

先月9/18の朝刊に、

こんな記事を発見しました~

(右下の2列目「鳥類」欄に注目! 「バリケン」の名称が!!)

 

バリケンと言えば、

龍潭池の「番人」…

王朝政府のエラそぶった下級役人みたく我が物顔で不遜な態度のカモの仲間…

昔「食用」として持ち込まれていたのが野に放たれ繁殖して今に至るの外来種…

 

一方で、

ヒナがちょこちょこ親鳥にくっついて行進する光景が、

愛らしくて人気があり外来種による生態系被害の危機意識は欠落しているでしょう…

 

R3年に更新された沖縄県が公表している「外来種図鑑」には一切掲載されておらず、

沖縄から課題提起された訳ではない?

因みに、

このバリケンの生息域は本土西日本にまで及んでいるようで、

和歌山県の「外来種リスト」の選定に際しての調査会で協議されていて、

「バリケンについては野生化した個体はいない」としてリストから除外された経緯が記録されているのです…

 

では、

どこから提起され、

そこではどんな実態が報告されているのでしょうか…?

残念乍ら調べても判明しませんの…

さて、

雨の天気予報に反して当日はまずまずの曇天、

時折り陽光があるから地中の水分が蒸発してきて湿気が不快指数を盛り上げる中、

ここの神社の秋季例祭も結構盛り上がっていて…

オープニングの「音一座」の大太鼓と篠笛が秋のお祭りの雰囲気に似合う…

迫力とリズム感がいいので聞き惚れる、

腹に響く、

拍手拍手…

電子ピアノとクラリネットのデュオも味わいがある…

日本舞踊の皆さんも蒸し暑い中の正装頑張ってください…

(宇部護国神社HPより)

 

我ら三線演奏の待ち時間は30分で5曲を披露…

お客さんには耳慣れた曲目だったので反応はまずまずかと…

神社境内にわざわざ足を運び階段もえっちらおっちら上がって来た方々なんで心構えが違うからかも…?

衆目に晒され場数で鍛錬せよと、

「なりやまあやぐ」を先生は急遽組み込みMONさんがメインボーカルを披露…

彼女は来月には宮古島の大会に出場予定…

(エントリーNo.1 なんだそうでチバリヨー!)

 

愚生の出番は「オジー自慢の…」

もうその時分にはテンション上がって爪の持ち様や立て方なんか気に留める慎重さは喪失…

立ち弾きはサスペンダーのお陰で三線ぶら下げ状態で爪を叩き込んでいる…

先生の声量に合わせて叫んでいる…

いつものがむしゃら唄三線…

客席の奥で太鼓集団「音一座」のメンバーが一緒にカチャーシーで踊ってくれる…

(皆さんありがとうございます、どうぞ三線の音色をご贔屓に…!)

「11/5に集古館で三線ライブやります! 聞きに来てくださいねー!」

と先生がしっかりPR…

 

ちょっぴり嬉しかったこと~

本番前の弾き慣らし運転の最中、

(ステージではハーモニカの演奏中なんで、妨げにならぬよう控え目に木陰の後ろで…)

裏の空き地では弓道の奉納試合が終わったところで閉会セレモニー中…

(「安里屋」新から旧へのメドレー演奏…)

「おじちゃんじょうずだねー」

と声の主は小学校中学年くらいの女の子、こちらを見上げている

(あらら…、そんなに見詰められるとドキドキするさー)

ドキドキしてしどろもどろになって馬脚を現すお粗末さ…

(「チューリップの花」を爪弾いてあげようとしてまた失敗…)

「からだがおどるねー」

(ははは、ちょっと失敗したねー、おじさんよりあの人が先生で、もっともっと上手なんだよー)

「ふーん」

(もう少ししたら演奏が始まるから聞きにおいでよー)

「もう帰るのー」

残念乍ら彼女はママと兄の弓道の試合の見物に来ていたから帰り支度中で演奏本番は見られてなさそう…

彼女の心象にどれだけのインパクトがあったでしょうか…?

彼女との出会いは二度と無いのでしょうけど、

三線の音色の記憶が彼女の人生に少しでも影響を与えるのなら嬉しいけどね…