IMGP1278.jpg

IMGP1279.jpg

ニューヨークのブロードウェイ駅(Broad Way St.)からMTAに乗ると、だんだん辺りの景色が変わっていきます。到着する駅はポートディスカバリー駅(Port Discovery St.)。まさに20世紀初頭のアメリカ人が思い描いていた未来のマリーナ。エレクトリックレールウェイは、彼らの夢へと私たちと運んでいるのです。

現在ポートディスカバリーでは、ストームライダー計画の成功をお祝いしてフェスティバルが開かれています。いつもは機密保持のために一般の人は入れない気象コントロールセンター(Center for Weather Control,CWC)ですが、今だけはゲストも招かれ、ストームライダーに試乗してミッションを体験することが出来ます。
この辺りの海はホライズン湾(Horizon Bay)。大きな水門があるのが特徴です。
「サブマリン海底レース」という近未来マリンスポーツが人気でして、毎年大会も開かれているくらい。第一回の優勝者はアイアンドロフィン(Iron Dolphin)という人だそうで、ホライズンベイヨットクラブ(Horizon Bay Yacht Club)には彼の潜水艇と優勝トロフィーが飾られています。ホライズンベイヨットクラブはフェスティバル中レストラン(Horizon Bay Restaurant)として開放されていて、会員でない人でも利用することが出来ます。ミッキー達もお祝いに駆けつけてくれるんだとか。

アクアトピアの辺りの桟橋はJデッキといって、ストームライダーがCWCに帰還する際に目印にする誘導灯(Inducement light for Storm Rider)が設置されていたり、海洋探査船「SEA STAR-1」「SRV-2」「SRV-3」などが停泊していたりと、ポートディスカバリーの科学研究施設地区としての顔を垣間見れます。しかしながらユニークなマンボウ型の潜水艇は科学研究のものではなく、サブマリン海底レースの競技用でして、サンフィッシュサブ(Sunfish sub)といいます。水中をよく見ていると、ブクブクと水泡が出ていたりして、この瞬間もレースの練習をしている人がいることが分かります。

CWCは近未来型ウォータービークルのアクアトピアを開発し、フェスティバル中ゲストに試乗できるようにしています。研究所を今だけスタンバイ列にしたり、試運転用の人口の海をアトラクションっぽく改造したりと、遊び心満載です。

普段は最先端技術の開発をしている科学者たちなので、頭が固い人ばっかなのかなーと思いきや、みんななかなかセンスあるじゃないw




IMG_0527.jpg


七夕シーズン中は、ワールドバザールのスクエアに笹が置かれていて、ゲストは短冊(Wishing Card)に願いを綴って飾ることが出来ます。たくさんの短冊がかけられていましたが、よーく見てみると、有名人のものもありました。

「May everybody's wishes come true! MICKEY MOUSE」
「皆さんの願いが叶いますように! ミッキーマウス」

「Wishing for a starry night! Minnie Mouse」
「星降る夜に願いを込めて…… ミニーマウス」

「May ALL my wishes come true! Donald Duck」
「ボクの願いがぜ~んぶ叶いますように! ドナルドダック」

「Hoping MAX grows up big and strong! Goofy」
「マックスがすくすく育ちますように! グーフィー」

「A wornderful time for everyone, please! Daisy Duck」
「お願い!みんな楽しく過ごしてちょーだい! デイジーダック」

たった一言のメッセージなのに、どうしてこんなに「らしく」なるのでしょうw

IMGP1331.jpg

「Two British ships reached land within moments of each other in the year 1680. The first was commanded by Captain Elias Winthrop, who immediately proclaimed this settlement the ton of Winthrop. The second ship, under the command of Captain Joshua Bedford, declared this new territory Bedford Grove. When neither could prevail upon the other to relinquish the land or its name, it was decided that a new name, acceptable to both, must be chosen.Many names were put forth but, for one reason or another, soundly rejected. Finaly, an exasperated woman in the crowd, who noticed the predominance of codfish in the water, shouted out, "Please, sirs, we are all very hungry. Why not call this place Cape Codde Village and be done with it?"And so they did, and so it was and so it remains.Over the years, Cape Codde Village has endured harsh winters, heavy storms, and devastating fires, but our townspeople are nothing if not resilient.We are proud of our "Yankee know-how" and our "never say die" attitude.We pride ourselves on remaining a small township, and we are deservedly famous for our fishing traditions, our annnual Fourth of July Cape Codde Cookoff, our stoic merchants and our unique handicrafts. Though we benefit greatly from the visitors who come here, it is important to us that we preserve our way of life. Which is why we are fond of saying, "Come again when you can't stay so long."」

ケープコッドクックオフに、このような文章が掛けられています。ざっくり訳せばこんな感じ。
「まだ名のないこの土地に、イギリスの船が2艘やってきて、同時に上陸しました。一番最初に上陸した人が、その土地に名前をつけられるというルールがありますから、2人の船長は命名をめぐって争いました。名前はいつまでたっても決まりません。そこへ見かねた村の婦人が「お二人さん、私たちはもう腹ペコよ。(海で跳ねている鱈を指して)もうケープコッドでいいじゃない。ご飯にしましょう。」と言いました。誰もこの提案に首を振るものはなく、それ以来この村はケープコッド(Cape Cod,鱈の岬)と呼ばれるようになったのです。
ケープコッドはこれまで何度も大嵐や大洪水に見舞われ、壊滅的な被害を受けることもありました。しかし、その度に私たちは団結し、再興してきたのです。「決してくじけない」というニューイングランド精神が、この村には息づいています。ケープコッドを訪れるたくさんの旅行者の皆さんは、私たちにたくさんの幸せを運んでくれますが、私たちらしい生活を失わないようにすることも大切だと思っています。あなたもどうぞ、このケープコッドでゆっくりしていって下さい。もしあまりお時間がないのでしたら、ぜひまた足をお運びください。」

英語堪能な方に笑われそうな訳ですがご勘弁w

ケープコッドにやってきた2艘の船のうち、一方の船の船長の名前はイライアス船長。実在した人ではなさそうですが、イライアス(Elias)と言えばウォルトディズニーのミドルネームと一緒です。(Walt Elias Disney)おそらくここから来ているのでしょう。

その名の通りケープコッドでは鱈が取れるので、鱈を缶詰にして輸出することが村の中心産業になっています。
グランドバンクスの缶詰工場(Grand Banks Cannery)を運営するグランドバンクスカニング社(Grand Banks Canning Co.)では、鱈の塩漬け、Cod Oil(鱈の油?)などが生産されていて、トランジットスチーマーラインで運ばれていきます。ケープコッド内に「SALT(塩)」と書かれた木箱や樽がたくさんあるのは、鱈の塩漬けに使うためなんですね。

a.jpg
オレの部屋もこんなにしたい
IMGP0129.jpg

ペグおばさんのお店は今日もすごい人。
雰囲気的には、行列や人だかりは似合わないんですけどね

アントペグズヴィレッジストア(Aunt Peg's Village Store)はお菓子や家庭雑貨を売っているお店です。
ケープコッドでは美味しいクランベリーが取れるので、クランベリーケーキやクランベリーパイが、ペグおばあちゃんの得意な料理なんでしょうか。店内にはお菓子の材料が並んでいます。

ここのお店にはもう一つの顔が。それは郵便局。郵便を保管するための私書箱をお店の奥に見ることができます。
良く見てみると「Donald Duck」宛てに届いた手紙なんかも置いてありますよ。

ペグおばさんのお店から少し行ったところに、クランベリーボグロード(Cranberry Bog Road)という通りがあるのですが、ここは先ほど言ったように、クランベリーが良く取れる場所。クランベリーの栽培に適した沼地(Bog)が多いことから名付けられたそうです。
マサチューセッツにある本物のケープコッドも、クランベリーが名産。収穫期になると、沼地にはクランベリーがいっぱいになり、地元の人は「赤い絨毯」と呼ぶんだとか。はぁ、行ってみたい
IMGP1304.jpg


プロメテウス(Promētheus)はギリシャ神話に出てくる火の神。人間に火を与えたことでゼウス(Zeus)の怒りを買い、コーカサス山に磔にされてハゲタカに肝臓を啄まれるという罰を受けました(プロメテウスは不死身なのでいつまでも罰は終わらないのです)が、英雄ヘラクレス(Hēraklēs)によって助けられました。

その火の神の名を受けた火山がプロメテウス火山(Mount Prometheus)です。

海底から吹き出した溶岩は、水に流されながらもゆっくりと堆積していき、いずれ陸地を作り、その後なだらかな楯状火山という火山を形成します。その後も噴火が続けば、マグマが海面へ流れて海水とぶつかり、水蒸気爆発が起こって山にカルデラという穴っぽこみたいのが空きます。さらにその後もまだ噴火が続けば、成層火山という高くて円錐っぽい形の山になります。

プロメテウス火山はこんな感じで出来ました。正確にはプロメテウス火山は楯状火山と成層火山の合体バージョン。カルデラの穴っぽこ部分に水がたまっているものをカルデラ湖と呼ばれるんですが、プロメテウス火山の場合、カルデラは海とつながっていて、水たまりというか海の一部です。プロメテウス火山のカルデラはバルカンズコルドロン(Vulcan's Caldron,ギリシャ神話に出てくる火の神バルカンの大釜)とも呼ばれています。

海底二万マイルがあるのは楯状火山の部分、センターオブジアースがあるのは成層火山の部分です。どちらの火山も今でも噴火する活火山なので、成層火山からは時折炎が上がり、楯状火山のカルデラからはヒューマロール(Caldera Fumarole)という噴気孔から火山ガスが噴き出して水蒸気爆発が起こります。

プロメテウス火山を秘密基地にしたのが、科学者であり冒険家のネモ船長(Captaine Nemo)です。もともとジュールヴェルヌ(Jules Verne)というフランス人小説家が書いた『海底二万マイル』という小説に出てくる人で、海底探検専門の人ですが、ディズニーシーでは地底探検にも分野を広げています。原作では「人間嫌い、陸地嫌い、海にしか心許さないマッドサイエンティスト」というキャラで、本来彼が地底探検することはあり得ないのですが、ディズニーシーのネモ船長は「人の手のかかっていない地球の神秘に魅せられたロマンある男」という感じ。こっちの方が遥かに愛される人柄ですw

IMGP1312.jpg


小説『海底二万マイル(Vingt mille lieues sous les mers)』はディズニーによって映画化してまして(『20000 Leagues Under the Sea』,1954)、映画のネモ船長像はわりと小説に忠実です。その時のネモ船長役の俳優がジェームスメイソン(James Mason)って人なんですが、シーの海底二万マイルのネモ船長は見た目は彼です。先にも述べたように性格は全然違いますがw

IMGP1310.jpg


センターオブジアース(Journey to the Center of the Earth)もヴェルヌの小説『地底探検(Voyage au centre de la terre)』が原作ですが、ネモ船長を登場させたことでストーリーはずいぶんディズニー流になっています。
面白いのは、ネモ船長がノーチラス号でまめに航海日誌を書いていたように、地底探検では発掘日誌を書いているところ。研究部屋のデスクの上に日誌が置いてあり、いくつかのページを見ることが出来ます。見る人はあまりいないでしょうがw......少なくとも私は見ましたw

「After months of futile excavation the crew and I are rewarded with the discovery of a vast Crystal Cavern perhaps the crown jewel of this subterranean empire. This nether world has wonders that surpass those of the surface, yet remains unsullied. Nature has thoughtfully provided this Crystal Cavern, as finely a tuned musical instrument as ever created by the hand of man. The crystal's harmonic properties create a melodious sound that is pleasing to the ear.」

「長期の発掘調査ののち、私たちはついにクリスタルの洞窟を発見した。ここはこの地下世界でもっとも価値のある場所だろう。地下世界には、地上では考えられないような不思議があり、そこに足を踏み入れたものはまだいない。大自然は長い時間をかけてこの水晶の洞窟を作り上げたのだろう。クリスタルはまるで楽器のようだ。実に素晴らしい音色を奏でている。」

センターオブジアースでは地上のことをマグマサンクタム(Magma Sanctum)、地下をベースステーション(Base Station)と呼び、この2つをテラヴェータ―(Terravator)がつないでいます。ベースステーションは地下800mの位置にあり、マグマの流れの観測とコントロールをしています。ゲスト(志願クルー)が乗り込む地底走行車の管理もここが行っていて、火山活動が激しい時は運航を停止させています。しかし今はオペレーターが席を外しており「火山活動が活発になっている」という報告がなされているにもかかわらず、地底走行車は発車されています。

通常、山の中を掘り進めて行く場合には、削岩機から出る排気ガスを地上に送りだし、また新鮮な空気を地上から取り込むための排気口(Air Dust)が必要です。例えばビッグサンダーマウンテンには、エアーダストがあちこちに取り付けられており、鉱山の採掘の際、これを使って空気環境の管理をしていたことが伺えます。しかし、プロメテウス火山の中には、つまりネモ船長の秘密基地には、エアーダストがありません。それは、ネモ船長が発明した新しい削岩機(Drill Machine)のおかげです。原動力はネモニウム(Nemonium)というネモ船長が作り出した新エネルギー。排気ガスを出さないクリーンな次世代エネルギーで、ディズニー映画『海底二万マイル』ではノーチラス号の原動力として登場します。物質自体は強烈な金色の光を放っていて、特殊なゴーグルを装着しないと見ることが出来ません。削岩機以外にもネモ船長の秘密基地の機械の多くはこのネモニウムによって動いています。ネモ船長曰く、ネモニウムは「海から取れる物質のみから生成可能」であり「海藻をベースにした電池のようなもの」だそうですが、勉強不足の私はちょっと理解が及びませんw

IMGP1311.jpg

またネモ船長は、火山活動による地熱エネルギーを利用して電力を生みだし、秘密基地の照明に使用しています。ネモ船長が発明した照明器具には送電線のようなものは必要なく、空気中を渡って電気を伝えられます。地中深くで発生した高温の蒸気が高圧力で地表に噴出してくる際のエネルギーをつかまえて地熱発電所に送り、電力に変えているそう。ディズニー映画『センターオブジアース3D(Journey to the Center of the Earth 3D)』では、主人公たちがこのエネルギーを使って地底から脱出します。ネモニウムが海の力なら、こちらは大地の力といった感じですね。

とても賢いネモ船長ですが、研究室にこんな日誌があります。
                    
「Uncovered while drilling for fresh water reservoirs these fossilized egg fragments purport to represent a monsterous creature ; perhaps a heretofore undiscovered branch of evolution. Yet it is preposterousto think such a creature could possibly still exist. Having sailed my Nautilus across more oceans than any ship captain in history, I am no stranger to the wild rantings of crewmembers suffering from over active imagination. Yet even I find myself ruminatingas to the behemoth that produced so mighty an embryo.」

「地底湖の捜索をしていたところ、たまたま卵の化石が発見された。これはもしかしたら古代の怪物のものかもしれない。まだ生きているかも...などと考えるのは愚かなことか。私はノーチラス号に乗って、他のどの船長よりも多くの海を冒険した。そして数多くの地球の神秘を目の当たりにしてきた。それゆえに、ちょっとやそっとのことで驚くことはしない。しかし、そんな私でも、地底の怪物などは見たこともない。」

センターオブジアースの終盤、地底の怪物が出てくることは、アトラクションに乗られた方ならご存知でしょう。ラヴァモンスター(Lave Monster)というのですが、日誌の通り、ネモ船長はラヴァモンスターの存在を十分に予測出来ていませんでした。ゲストは危険にさらされ、襲われた走行車が1台マグマの中に落下しています。もともと海の専門家であるネモ船長...地底探検はもう少し用心すべきでした。

ラヴァモンスターは原作には登場しない、ディズニーシーのオリジナル。アトラクションの構想を考えるイマジニア達は「ストーリーの中に、何か一つぶっ飛んだ要素が加わると、最高の作品が出来る」といいます。

エベレストの中を駆け抜けるジェットコースターを作ろうという話が進んでいたのですが、どうもパッとしなくてボツになりかけてたそうです。しかし「途中でイエティ(Yeti,雪男)が出てきたら」というアイデアが加わり、そこから一気にストーリーが生まれ、世界観が広がりました。フロリダのディズニーワールドにある人気アトラクション「エクスペディションエベレスト(Expedition Everest)」です。センターオブジアースも同様に、原作には出てこない「ラヴァモンスター」というぶっ飛んだ要素が加わったことで、面白さも増しているのではないでしょうか
 
ケープコッドクックオフでは、ドナルドが追い出されてダッフィーのショーが始まりましたw
それはいいんですけど(ドナファンの皆様すいませんw)、スペシャルメニューがコッドフィッシュバーガーでなくベーコンエッグバーガーになってしまったのは残念です ケープコッドなのにw

ケープコッドクックハウスのスペシャルメニューは「ブルーリボンセット」と言います。ここケープコッドでは、毎年7月4日の独立記念日にお料理コンテストが開かれることになっていまして、村中のお料理自慢が集まって腕を競っています。そして優勝した人には、名誉あるブルーリボン賞という賞が贈られるのです。

今日はその独立記念日(1912年7月4日)。すでにコンテストは終了していて、ゲストには今年のブルーリボン賞のメニューがクックハウスで提供されているというわけなんですね。美味しいはずです

ケープコッドだけでなく、ディズニーシーでは「今日は何の日か」ということを知っていると、パークをより楽しむことが出来ます。例えばセイリングデイビュッフェ。いつもはただの貨物倉庫ですが、今日はパーティが開かれています。今日はS.S.コロンビア号の処女航海の日(Sailing Day)なので、それをお祝いしているのです。それから気象コントロールセンター(The Center for Weather Control)。ストームライダーにゲストが招待されたのは、今日はポートディスカバリーでフェスティバルが開催されているからです。

「今日は何の日」をしっかり把握してる男になりたいものですwww
・敬うこと。
・恐れること。
・火を近づけないこと。
・包まないこと。
・馬鹿にしないこと。
・埋葬したり小さな建物の中に置いたりしないこと。
・常に屋外に置き、雨を避け、決して完全に囲わないこと。
・置き去りにしたり、捨てたり、人にあげたりしないこと。

シリキウトゥンドゥの呪いを回避するには、これらのルールを守る必要があります。ハイタワー3世は1899年12月31日のパーティの日だけでも、ルールの大半を犯してしまいました。彼の最期の1日の行動を見てみますと、

AM8:00
シリキウトゥンドゥの写真を撮りました。この時の写真は暗室で現像されているところでしたが、ホテルが閉鎖されたので、今でも暗室に干されたままになっています。

PM12:00
オフィスで記者会見を開き、記者達にシリキウトゥンドゥを披露しました。招かれた記者達はハイタワー3世を讃えましたが、ニューヨークグローブ通信の記者マンフレッドストラングだけは、彼の犯した過ちに気付いており、呪いの偶像の危険性を訴えましたが、ハイタワー3世らの反感を買い、記者会見の途中でオフィスを追い出されてしまいます。この様子は録音されており、蓄音機で聴くことが出来ます。「呪いの偶像だと?馬鹿馬鹿しい!」というハイタワー三世の言葉は、シリキウトゥンドゥを怒らせたことでしょう。

PM13:00
ファラオ探検クラブで仲間たちと葉巻をくゆらせながら雑談をしました。

PM19:00
アトランティスボールルームでコンゴ河遠征の帰還パーティも兼ねた新年パーティに出席しました。

PM23:45
最上階にある個室にシリキウトゥンドゥを飾るために、ゲスト用エレベーターに乗り込みました。ハイタワー3世はエレベーターの中で、シリキウトゥンドゥの頭に葉巻の火を当ててしまいます。

AM00:00
あの事件発生が発生しました。爆音とともに緑色の閃光がホテルのエレベーターを直撃。最上階に向かっていたエレベーターは1階まで急落下。しかし、エレベーターの中にハイタワー3世の姿はなく、彼のトルコ帽とシリキウトゥンドゥだけが転がっていました。


屋内に置き、敬わず、火を近づける……呪いは免れませんでした。シリキウトゥンドゥがハイタワー3世にかけた呪いは1度だけでは済まず「『あの恐怖』を永遠に繰り返す運命」にまでしてしまいました。ハイタワー三世は異空間(?)のようなところに閉じ込められ、エレベーター落下の恐怖を永遠に繰り返しています。

私たちゲストは、軽はずみな気持ちでこのホテルツアーに参加してしまいました。シリキウトゥンドゥを敬う気持ちに欠けていたと言えるでしょう。私たちも呪いをかけられる対象になってしまうわけです。ハイタワー3世に比べれば犯した罪が軽いので「『あの恐怖』を繰り返す」まではいかず、「1回体験するだけ」という軽めの呪いで許されているのです。(十分怖いですけどねw)

newspaper.jpg

「"THE NEW YEAR BEGINS WITH A BIG BANG DISASTER AT THE HOTEL HIGHTOWER arched windows on the facade of the tower exploded outward with a spine tingling boom, which echoed the length of the city from the Bronx to the Bowery. This mysterious electricity, which was green in hue, is reported to have lingered a few seconds after the blast, making crackling noises. In the last thing anyone expected in those last festive moments was for the Hotel Hightower to EXPLODE! A NIGHT OF TERROR

「新年の幕開けはホテルハイタワーの爆発音から!…昨夜0時頃、恐ろしい爆発音をたててホテルハイタワーの窓が崩壊。その音はブロンクスからバワリーまで響き渡るほどだった。爆発の瞬間に緑色の稲妻が走ったという目撃証言もある。今年のホテルハイタワーの新年パーティは、周囲の期待とはかけ離れた恐ろしい事件になってしまった…。」(例によってざっくり訳w)

ニューヨークグローブ通信が伝えた事件の最初の新聞記事です。続いてすぐにこのような続報記事が出されます。

sass.jpg

「"HARRISON HIGHTOWER DISAPPEARS AT 'TOWER OF TERROR'
Hotel Hightower Closed to the Public NEW YORKERS ARE STILL REELING AFTER THE SHOCKING EVENTS at HOTEL HIGHTOWER last night. What began as a joyous celebration ended in SADNESS for Many Manhattanites.11:59 p.m. - All day long people had streamed into the city on elevated trains and streetcars, to join the general throng in the streets as they celebrated the impending turn of the century.They were standing on roof tops, dancing in the parks, crowding onto balconies and stopping traffic as they began the exuberant count-down of the last few seconds of the ninteenth century, eager to welcome in the twentieth century with cheers, toasts and choruses of 'Auld Lang Sine'.Most of last night's injuries were caused by the general panic. Forty-two people were trampled in the chaotic rush, but all of them have survived, though a few with extensive.」

「ハイタワー3世失踪!恐怖のホテル、タワーオブテラー!…歓喜の20世紀は、恐ろしい事件からの幕開けとなってしまった。昨日は新年のカウントダウンに参加するために多くの人々がマンハッタンに集まっていた。エレクトリックレールウェイも1日中人満員、興奮して屋根やビルに登ってしまう人も現れるなど、毎年恒例の光景がニューヨークに広がっていた。しかし、その全ての期待は叶わなかった。新年の幕開けと同時にニューヨークは大パニック。ホテルハイタワーの事件により40名以上がケガ。命に別状のある人がいなかったことがせめてもの救いだろうか。」(もちろんざっくり訳w)

ここで初めてタワーオブテラー(Tower of Teror)という言葉が使われます。でどころはこの記事だったんですね。事件発生後すぐにホテルは閉鎖。ニューヨーク市警が徹底的に事件の真相を解明しようと捜査しましたが、謎に包まれたままでした。ハイタワー3世も行方不明。20世紀最初にして最大のミステリーです。

ディズニーランドの入園ゲートの床は赤い色をしていますが、これはレッドカーペットを意味しています。パークに来る全てのお客様は「ゲスト」ですから、レッドカーペットを通ってディズニーランドへ入園するのです。
そしてパスポートをゲートに通す時、「きらーん」という音がします。(多くのゲストは聞き逃していますがw)これはティンカーベルが妖精の粉をかけるときの音。ゲスト一人一人に、今日一日が楽しいひとときになるように魔法をかけているのです。