退職届を提出した。

「いやいや、早まったことをしないでください。ボルさんには未だ会社に居てもらわないと困ります」とは言われず、人事の方が「ありがとうございます」と笑顔で受け取られたので、来週7月30日付けの退職がすんなりと決まった(笑) 最初はお取引先としてお付き合いが始まり、その後、勤務先に変わったが、合計すると約30年になる。長い間、ありがとうございました。

(満開の芙蓉と食事中の蜂・右側)

さて、以前、読んだ本に「老化が始まる危機は、女性の場合、子育てが終わった時、男性の場合は定年退職した時」とあったのを思い出す。多分、いろんなことから解放され、ホッとした時に老化が始まるのだろう。なので、ホッとしないように次のルールを作った。

①6時半までに起きなかった日は朝ご飯抜き。
②晴れの朝に散歩をサボった日は昼ご飯抜き。
③人の役に立たなかった日は晩ご飯抜き。

う~ん、如何に食べることに貪欲かが分かるルールだなぁ(笑)
今日は母の命日だ。
22年前の7月26日朝に亡くなった。たまたま私はその前夜から病室に泊まり込んでいたので、兄妹を代表して母を見送ることができた。


十分な親孝行ができなかったが、母の言っていた「元気に暮らしてくれていることが、何よりの親孝行や」を心の支えにしてきた。最近は、それが少し分かるようにやってきた。しっかり生きます!

朝の散歩で昼顔と白粉花を見付けた。



どちらも、手入れされた形跡のない空き地で咲いていたから、何と健気で逞しいんだろうと感心した。その思いを残したまま出社し、仲の良いお取引先に写真を見せ、「この昼顔と白粉花、空き地の金網から顔を出して咲いてるんです。誰も世話してへんのに、健気やと思いません? まるで私自身を見ているようでした(笑)」と話した。

その方は一瞬、私の言葉に笑われたが、その笑顔のまま、「ボルさんはちゃんとした家庭で育ち、良い学校で学び、その後は長く上場企業で働いて来られました。私から見ると、大事に手入れされ、お世話されてきた養殖ですよ。」とおっしゃった。一瞬、予期しなかった言葉に思考が止まったが、直ぐにその通りだと気付いた。

「ホンマですね。おっしゃる通りです。ただ、今月末で退職するんです。野生に戻れるかどうか、挑戦してみます。先ずは養殖だけに美味しそうな脂肪がたっぷり付いているから、これから落とさないと・・・さては、私を食べようと狙ってます?」と返したら、「ハハハ、ボルさん、養殖の割には骨がありそうだから、止めておきます(笑)」

さて、野生に戻れるかどうか。