18名の識者が「注目している変化は?」、「衰退するビジネスは?」、「発展するビジネスは?」という質問に答え、想定される2030年をどのように迎えるべきかについて語っておられる。



注目している変化については、SDG's、気候変動、少子高齢化、AI、IoTといった言葉が共通して出てくるが、最も痛快だったのは一橋ビジネススクールの楠木 建教授の答えだった。すなわち、「ほとんどの未来予測は無駄である」と冒頭に言い切り、「人口が増えても減っても諸悪の根源だと言ってきたではないか」と耳に痛いことをおっしゃる。


結論は「リーダーは人口7000万人の日本の姿をポジティブに描け」だったが、日本の未来地図はリーダーに任せるにしても、自分自身の人生については一人ひとりがポジティブに描く必要があるのではないか。私が社会に出た頃の「終身雇用」や「年功序列」は過去のものになったし、人生100年とも言われる時代だ。頼れるのは自分自身だろう。


ロイヤルホールディング代表取締役の菊池唯夫さんは「肉体労働はロボットに、頭脳労働はAIに取られ、人間に残るのは医者や教師、接客業など自分の感情をコントロールして顧客の満足を得る感情労働のみ」とおっしゃっている。その通りかと思うが、まだまだ予想外の変化や進化があるだろう。しっかり見ようと思う。



社会人になったばかりの頃、ルーティン・ワークという言葉を教えられた。仕事の流れが定まっており、毎日のように繰り返される業務だが、決しておろそかにしてはいけない、しかし、円滑に回せたからと言って仕事ができたなどと思い上がるな、という説明だったように思う。


この言葉を思い出したのは、個人事業主になった途端に忙しくなったからだろう。いろんな相談を頂けるようになり、こちらから提案はするのだが、新しく何かを始めるにはお金や場所や人が必要で、簡単には始められない。又、始めた後もなかなか予定通りには行かないことを経験した。


長く勤務した会社で私が担当していたのは、そうやって先輩の皆さんが始め、苦労して伸ばし、何とか軌道に乗せられたビジネスだったのだ。自分では斬新なことをしてきたつもりでいたが、ルーティンの語源であるルート(出来上がった道)の上を歩かせてもらっていたのだろう。



今年67才になるから、ラグビーゲームなら後半の後半に差し掛かってはいるが、未だ時間はある。新しいビジネスを作り上げたいものだ。重い反則でシンビンだけは食らわないようにしないと(笑)

毎年、何人かの方が「年賀状を楽しみにしています」と言ってくださるので、12月になると翌年の干支にまつわることわざを探し、それを何とかイラストにできないかと工夫するのだが・・・。


1998年の寅年。



2010年の寅年。


そして、今年の寅年。



次の寅年は2034年だ。78才になっているが、どんな年賀状にするかを考え、ことわざを調べ、何度もイラストに画き直せるだけの好奇心や気力のある私でいたいと思う。