朝のウォーキングで彼岸花が咲いているのを見付けた。花言葉を調べようとしたら、「ヒガンバナの別名・異名」という解説が出てきて、方言も入れると千以上の名前があると分かった。



曼珠沙華(マンジュシャゲ)、天蓋花(テンガイバナ)、死人花(シビトバナ)、地獄花(ジゴクバナ)、幽霊花(ユウレイバナ)、剃刀花(カミソリバナ)、狐花(キツネバナ)、捨子花(ステゴバナ)、歯欠婆(ハッカケババア)・・・ちょっとおどろおどろしい名前があるのは、田畑だけではなく墓地にも多く植えられたことが理由か。どうやら球根にはモグラやネズミの侵入を防ぐ毒があるらしい。

これら多くの名前から感じ取れるのは、豊かな人々の想像力や発想力だろう。同じ花を見て、ある人は曼珠沙華(天界の花)と名付け、ある人は地獄花と見る。中には、歯欠婆(ハッカケババア)という名前もあるが、これには物語がある。

強欲でケチなお婆さんが彼岸花を買い占め、自分の田んぼの周りをぐるりと囲み、モグラやネズミが近付けないようにしたのだとか。村人が「婆さん、ネズミやモグラがオラたちの田んぼに逃げてきて困ってるだ」と声を掛けると、お婆さんがニヤリと笑い、開いた口から欠けた歯が見えたらしい・・・というのは私の作り話だが、この程度の想像力、発想力じゃダメか(笑)

以前、お取引きのあった会社が倒産したという噂を聞いた。そんなことから、タイトルに目を引かれた。



特に印象に残り、考えさせられる倒産が3件あった。

①子供服の製造・小売り
マーケットの隙間を突き、見事な成長を遂げていた会社がある。しかし、2013年に記録した20円以上の円安と、産地であった中国の人件費高騰から、成長の原動力になっていたビジネスモデルが通用しなくなる。

②水産加工卸し
東日本大震災の津波で工場が全壊するが、補助金を活用して再建に取り組む。しかし、内陸部への移住者や引退した人が増えたことから人手不足となり、又、2015年からは水産物の記録的な不漁に遭遇してしまう。

③自動販売機の設置や整備の請負い
大手飲料メーカーや日本専売公社から自販機の設置や整備を請負っていたが、煙草の自販機購入にはタスポカードが必要になったこと、コンビニが淹れたてのコーヒーを売り始めたことからコンビニに客を奪われる。

以上、急な円安も、記録的な不漁も、タスポやコンビニコーヒーの登場も、各々の会社からすると不可抗力のようにも思えるが、これらの変化も大きな時代の流れだと認識し、それに応じる変化を自らに課さないといけなかったのか。経営者とは厳しいものだとつくづく思う。

下手な説明は不要かと思う。ジム・ロジャースさんがおっしゃっていた言葉で、特に気になったものをいくつかご紹介する。



「次の覇権国は中国になる」


「米ドルが世界の基軸通貨だが、アメリカは過去最高の借金を背負っており、安全通貨ではなくなっている」


「ロシアや中国と西側諸国の間に『経済の壁』ができてしまったら、中国の製造業、ロシアのエネルギーや食糧などが西側先進国の豊かな生活を支えていたことに気付くだろう」


「中国で毎年輩出されるエンジニアの数はアメリカの10倍以上。テンセント、アリババ、バイドウがGAFAより多くのイノベーションを起こす日が来る」

 

ジム・ロジャースさんは日本がお好きらしいが、容赦なく次のようにコメントされている。

 

「これから日本は確実に貧しくなっていく。財政赤字が膨らんでいく一方で、日銀が金融緩和でお金を刷り続けている以上、将来、円の価値は確実に下がる」

 

「私が10才の日本人だったら、海外に脱出するか、自動小銃を携帯する(これは2019年の発言で、大きな反響を呼んだ)」

 

2040年の出生数は70万人の予想。一方、2040年に70才を迎える人は200万人いるらしい。支える側が少なくなれば、社会保障制度は維持できなくなるだろうし、国の活力も低下しそうだ。さて、どうしたものか。