第2部は「海外の合唱曲」として2曲が演奏されたが、ブラジルの「ALLELUIA」がとても良かった。津留崎先生が電子オルガンで伴奏され、その音色がパイプオルガンのようだったから、厳粛な雰囲気の教会で聖歌隊が歌う讃美歌を聴いているような気持ちになった。この曲は是非私も歌ってみたいと思った。

 

次に「日本の合唱曲」4曲が披露されたが、「鷗」と「夢みたものは」はアカペラで歌うことから、音が下がらないかどうか、下がる場合には一斉に下がるかバラバラに下がるかという「スリルとサスペンスを味わって頂きます」という高嶋先生の予告に笑いが起こった。が、実際に音が下がったようには感じられず、ソプラノとテノールの方々の健闘が光ったように思う。秀逸は「泉のうた」で、安定したハーモニーに大人の貫録を感じた。


(会場のリリアホール)

アンコール曲は「明日という日が」と「瑠璃色の地球」の2曲だったが、「瑠璃色の地球」が特に素晴らしかった。メンバーの中には私と同年代か、又はそれ以上の方もおられたように思うが、合唱に求められるのは声量や音の正しさだけではなく、歌う人の気持ちや理解が一緒かどうか、きれいなハーモニーを作り上げるために回りの音を聞いているかどうかが大切・・・そんな合唱の奥深さを感じさせるコンサートだった。