創立70周年を記念するコンサートが催された。川口とはこれまで縁がなく、この合唱団のことも存じ上げなかったが、指揮をされている高嶋邦幸先生のブログでその存在を知り、俄然興味が湧いた。
第1部は「九ちゃんが歌ったうた」と題し、坂本九ちゃんの歌でヒットした4曲が演奏された。その中の「上を向いて歩こう」は最初アカペラのハミングから始まり、そのハーモニーがとてもきれいで惹き込まれ、編曲も面白くて最後までドキドキしながら聴いた。「心の瞳」は途中ユニゾンになるところがあり、そこから始まるコーラスが優しく美しく、うっとりしてしまった。第1部はコンサートの素晴らしいスタートになったと思う。
衣裳替えのための小休止があり、再開に先立って団長の望月さんからご挨拶があった。「コロナ禍で合唱練習をして良いのかどうか心の葛藤があったが、このお二人は一度も練習を休まれなかった」と高嶋先生とピアノの津留崎先生を紹介され、会場が一気に和やかな雰囲気に包まれた。又、「みんなマスクをしていて、私たちの美男美女をお見せできないのが残念」というご挨拶には会場に笑いが起こった。センス抜群のご挨拶だったが、川口の皆さんの反応から、馴染みの深い合唱団であることが伝わってきた。
第1部の後半は千原英喜さんの組曲「みやこわすれ」から4曲が歌われたが、「薔薇のかおりの夕ぐれ」と「すみれ」は半音ずつ音が上がったり下がったりするメロディーが多く、これは音取りが大変だと思った。「はっか草」と「みやこわすれ」は美しいメロディーの曲で、特に「みやこわすれ」はソプラノの歌声が美しくて素敵だった。
(続く)
