大学時代、一緒にラグビーをした仲間、N君が昨年12月に亡くなり、その納骨に立ち会うべく、先週末は信州に向かいました。Nは元々大阪の出身やったんですが、大学4年生のとき、車山高原で行なった夏合宿が縁で信州に就職し、「俺はな、この空気がきれいな信州で土に帰るねん」という生前の言葉通り、ご両親、仕事仲間、そして我々ラグビー仲間が見守る中、静かに納骨されました。その夜は久し振りに車山高原にて一泊し、Nとの思い出を一人ひとりが語り、彼の人柄を偲びました。


翌朝は夜中に降り積もった雪に驚き、信州の長く厳しい冬を何度も過ごしたNのことを思い、「あいつは我慢強い奴やったからなぁ」という友の声に皆が頷きました。外に出ると、突き刺すような寒さに首をすくめましたが、ふと見上げると、何かの木の枝に、氷の膜が美しく出来ているのに気付きました。これを樹氷と言うのでしょうか。


珍しく上手に写真を撮れたのは、Nがさり気なく助けてくれたからかも知れません。


ボルネオ7番のブログ-樹氷


我が家では長年、私と三女が「リンゴの皮も剥けない問題児」として妻の溜め息を誘ってきたが、今年に入ってから料理に積極果敢なる挑戦を始めたことは既述の通り。言ってみれば、三女と私は落ちこぼれからの脱出を共に誓い合った同志であったのだ。


ところが、どうやら料理の面白さに目覚めた三女は、妻や私が家にいない隙を見ては冷蔵庫を空けて材料を探し、料理テキストを片手にさまざまな料理を作り始めたらしい。


今週、食卓に出てきた三女の料理:


オニオンスープ


ボルネオ7番のブログ-オニオンスープ


水菜とジャコのサラダ


ボルネオ7番のブログ-水菜サラダ


ぶりの酒蒸し


ボルネオ7番のブログ-ぶりの酒蒸し


玉子炒飯


ボルネオ7番のブログ-玉子炒飯


ミートスパゲティ


ボルネオ7番のブログ-ミートソース


 私 「なかなかやるやん。今日も美味しかった」

三女 「ホント?ありがとう」

 私 「しかし、同志やと油断してる内に強力なライバルになったなぁ」

三女 「ライバル?そっかー、パパからはそう見えるか」

 私 「そっちからはどう見えるんじゃい!」

三女 「だから・・・ママがゴールだとすると、パパはスタート時点」

 私 「コニャロ、親に向かって・・・誰のお陰でここまで大きくなったと思てるんや!」

三女 「もちろん、ママ」

 私 「・・・・・・・・」


こら、三女、待っとれよ~!

すぐに追い付いて追い抜くからな~!



子供の頃から大好きなカレー。

テキストにある「カレールーを使わず、カレー粉で作る」に心惹かれて挑戦!


鶏の手羽元に塩、カレー粉、にんにくをまぶします。

鶏肉を触ったのは生れて初めてかも。


ボルネオ7番のブログ-チキンに下味


ニンジンとタマネギはみじん切りに。

最も気を使い、時間を要する作業ですが、三女がやってくれました。

私の見事な包丁さばきを披露できなくて残念!←←ウソ、ウソ


ボルネオ7番のブログ-にんじん


フライパンでタマネギを茶色になるまで炒め、ニンジンを加えます。


ボルネオ7番のブログ-たまねぎ茶色まで


タマネギとニンジンを一旦フライパンから取り出し、小麦粉をまぶした手羽元を焼きます。小麦粉をまぶすのは鶏の旨味を閉じ込めるため、焼き目を入れるのは型崩れを防ぐためとか。なるほど。最初にこれを発見した人は偉いですね。

カレーの香りがほのかにしてきて、ええ感じになってきました。


ボルネオ7番のブログ-チキンに小麦粉、炒める


焼き色が付いたところでタマネギとニンジンを戻し、水を加えて強火にし、沸騰したらアクを取ります。


ボルネオ7番のブログ-野菜戻して煮る


更に弱火で30分煮て、トマトの水煮、グリンピース、カレー粉、クミンパウダー、レッドペッパー、チキンスープの素、そしてハチミツを加え、20分煮ます。


ボルネオ7番のブログ-カレー、レッドペッパー、クミン


鍋から立ち昇る湯気の香りを嗅ぐと気分はもうインド。

思わず目をつむり、ゆったりとした呼吸で奥深~いカレーの香り、鼻にツンとくるクミンパウダーやレッドペッパーの香りを楽しみました。めちゃめちゃ手間が掛かりますが、カレールーではここまで様々な香りは楽しめないのではないかと思います。


ボルネオ7番のブログ-完成


お皿に盛り付けて、出来上がり!

鶏手羽元が柔らかくて最高♪下味を付けたときの原型を覚えているので、「お~、手間を掛けとくと、ちゃんと報われるんや」と満足。レッドペッパーの辛さ(スパイシーさ)が強烈で(入れ過ぎ?)、額から一気に汗が吹き出しましたが、最後に加えたハチミツが結構効いていて、ギリギリのところで髪の毛が逆立つのを防いでくれている感じでした。やっぱり、この相反する味が深みになるんでしょうね。


ボルネオ7番のブログ-出来上がり


カレー好きにはたまらん一品です!

是非お試し下さい。

「きょうの料理」2月号P30に紹介されています。