大阪に出張した友人からお土産を貰った。


パッケージは焦げ茶とオレンジ色のツートンカラー、

斜めに「大阪限定」の文字、

そして「たま卵チーズ」の名前。これで「たまらんチーズ」と読むらしい。


ボルネオ7番のブログ-たまらんチーズ


パッケージの色、大阪限定という勿体の付け方、そして、「たま卵チーズ」という命名。いずれも東京のお菓子屋さんにはないセンスだろう。特に、「たまらんチーズ」という命名は良く言えば直球勝負、悪く言えばダジャレの居直りとも言えなくないが、大体、こういうときは美味しいことが多い。そして、その直感は見事に当たり、めちゃめちゃ美味しいチーズケーキに大変驚かされたのだ。


大阪に出張に行く友人のおられる方、大阪から上京してくる友人のおられる方、是非、この「たま卵チーズ」をお土産にお願いされては如何?お手許に届いたら是非呼んで(笑)


渋谷までバスに乗った。


乗車して右手の優先席に目を遣ると、老婦人がお二人、赤ちゃんを抱いたお母さんが一人、座っておられる。これだけで気分が良くなった。最近はこの優先席に若造や学生が座っていたりするが、とんでもないことだ。今日の乗客は品が良いようだ。私も含め(笑)


赤ちゃんは女の子らしい。老婦人の一人が微笑みながら、「あなた、色白で目もぱっちりしてるわね。美人さんになるわ」と赤ちゃんに話し掛ける。赤ちゃんとお母さんがにこにこしてそれに応える。乗客が赤ちゃんの表情を覗き込んで微笑む。心が和む風景だ。


次のバス停でベビーカーに乗った男の子とご両親が乗ってきた。運転手さんが、「すみませんが、後ろのドアから乗車下さいますか」とお父さんに声を掛ける。それを聞いていたドア付近の青年がサッと動いて場所を空ける。なかなか気の利く青年ではないか。


ベビーカーの男の子が元気良く何やら叫んでいる。それを見た老婦人の一人が、「どこへ行くの?」と尋ねる。お父さんが男の子の耳元で何か囁く。と、男の子が「渋谷っ!」。老婦人が「何しに行くの?」。お父さんに耳を傾けた少年が「お買い物!」。回りの乗客が微笑んで顔を見合わせる。


やがてバスは渋谷に到着。お父さんが降りてバギーを運び出す。そのお父さんが男の子と会話していた老婦人に手を貸して降ろす。次にもう一人の老婦人と赤ちゃんを抱いたお母さんが降りる。それを他の乗客が自然に見守る。


何とも気分の良いバスの乗り合わせたものだ。

こういう世の中になれば良いのに、と思った。

自動車メーカーのスズキを率いる鈴木 修会長兼社長。


「俺は、中小企業のおやじ」という本を出しておられるが、その風貌は確かに怒ると怖そう、しかし人情味があって何故か憎めないというおやじっぽさが漂う。


その鈴木会長の言葉。


「自動車会社にとって最も大事なのはクルマです。当り前のように聞こえるかも知れませんが、その企業の経営者がどんなに人格者でも、いかにブランド力があっても、商品に魅力がなければ会社は傾いてしまう。メーカーとはそういうもので、『商品がすべて』と言ってもいい」。


この「商品がすべて」には少なからず衝撃を受けた。

仕事の上で決算書を見たり、信用調書を読んだりするが、いずれも過去の成績表のようなものだ。昨日までの優等生が、明日も引続き優等生とは限らないし、その逆もあるだろう。又、仕事柄、いろんな契約書にも接してきたが、契約書の出来不出来と儲かる儲からないはあまり関係がない。


結局は、消費者に支持された商品のみが現金に換わる。店頭や倉庫に寝ているのは商品ではなくお金だ、と教わってきたが、本当にそういう目で見てみると、商品こそが会社の命運を握っていることが良く分かる。商品が現金に換わらなければ、僕も給料を現金では貰えないのだ。


ボルネオ7番のブログ-鈴木会長