自動車メーカーのスズキを率いる鈴木 修会長兼社長。


「俺は、中小企業のおやじ」という本を出しておられるが、その風貌は確かに怒ると怖そう、しかし人情味があって何故か憎めないというおやじっぽさが漂う。


その鈴木会長の言葉。


「自動車会社にとって最も大事なのはクルマです。当り前のように聞こえるかも知れませんが、その企業の経営者がどんなに人格者でも、いかにブランド力があっても、商品に魅力がなければ会社は傾いてしまう。メーカーとはそういうもので、『商品がすべて』と言ってもいい」。


この「商品がすべて」には少なからず衝撃を受けた。

仕事の上で決算書を見たり、信用調書を読んだりするが、いずれも過去の成績表のようなものだ。昨日までの優等生が、明日も引続き優等生とは限らないし、その逆もあるだろう。又、仕事柄、いろんな契約書にも接してきたが、契約書の出来不出来と儲かる儲からないはあまり関係がない。


結局は、消費者に支持された商品のみが現金に換わる。店頭や倉庫に寝ているのは商品ではなくお金だ、と教わってきたが、本当にそういう目で見てみると、商品こそが会社の命運を握っていることが良く分かる。商品が現金に換わらなければ、僕も給料を現金では貰えないのだ。


ボルネオ7番のブログ-鈴木会長