ラグビーW杯の決勝では、ノートライの南アフリカがニュージーランドを一点差で抑え、2年連続の優勝を果たした。元々、南アフリカを応援していたので、嬉しいことは嬉しいのだが、敗れたニュージーランドからすると、長い時間を14人で戦い、トライも奪っていたことから、選手たちは負けた気がしなかったのでは、と少し気の毒に思った。



今回のW杯では目を見張るゴールキックやペナルティゴールの応酬に溜め息が出たが、たとえ自陣ゴール前でなくても、下手な反則ができなくなった。それは良かったように思うが、やはり、ラグビーの醍醐味は15人対15人という高い人口密度の中をすり抜ける選手が出てきたり、なぜか選手の一人がノーマークになってしまうトリッキーなサインプレーによる大きなゲインがあったりすることだと思う。


そんな思いから、もちろん勝利することが最終目的だとしても、トライを取りに行くことに智恵を絞り、執念を燃やして欲しいと思った次第。ラグビーから離れて30年の気楽な立場から言わせてもらえば、トライの5点を7点、ゴールの2点を3点にするのはどうだろう。3PGで0対9と先行されても、中央のトライで逆転できる。そういう可能性がより知的で攻撃的なラグビーにするのではないかと思う。

いくつかのゲームをTV観戦し、叫んだり、拍手したり、悔しがったり、ため息をついたりしながら楽しませてもらった。



イワモトアキトさんという方の写真をたまたま見付けた。微笑ましい写真だ。ウクライナやガザにも、この子たちと同じ年頃の子どもがたくさんいるはずだから、大人の責任で何とか平和を取り戻さないといけないように思う。

日本音楽コンクールという催しの記事が毎日新聞に出ていた。声楽部門の第一予選を通過した23人の中から5名が本選に進めることになったという内容だった。何名の方が第一予選に挑戦されたかは不明だが、狭き門であることは間違いない。



少し前には「二期会 新進声楽家コンサート」があった。朴令鈴さんがピアノ伴奏をされると分かったので聴きに行ってみたのだが、こちらは二期会オペラ研修所で優秀な成績を修められた20名が出演とのことだったから、やはり狭き門なんだろう。



狭き門への挑戦は大変だと思うが、二期会のコンサートでは、そういう若者たちのエネルギーが観客席に伝わってきた。とても快かった。

私には狭き門から入ろうとして入れて貰えなかったことが何度かあるが、結局、狭き門ばかり探していたから、結果として幸せな人生になったのかなとも思う。この際、狭き門マニアとでも名乗ろうかな(笑)