恐竜は約2億年前に誕生したという。

これに対して、人類の誕生は600万年前らしい。


ボルネオ7番のブログ-アロサウルス
アロサウルスのミニチュア。中年男の衝動買い(笑)


この時間の長さが実感できなくて、いろいろ試してみたところ、マラソンに例えるのが一番分かり易かった。


マラソンは42.195km。

これをメートルに換算すると4万2195m。

センチだと421万9500cm。

ミリにすると4219万5000mm。


この4219万5000mmを2億年で割ると、1年が約0.2mmの長さになる。


恐竜が誕生した2億年前がマラソンのスタートだとすると、

「関が原の戦い」は0.2mm×400年=80mm

ゴールまで僅か8cmの距離だ。


「イエス・キリストの誕生」も0.2mm×2000年=400mm

ゴールまで40cmの距離に過ぎない。一歩にも満たない最近の出来事なのだ。

ここまで計算して、2億年の長さをやっと実感できた(苦笑)

恐竜から見たら、イエスキリストも私も「同時代」の人に違いない(笑)


この計算で行くと、人類の誕生は

0.2mm×600万年=120万mm=12万cm=1200m

ゴールまで1.2kmの距離だ。


そう考えると、これまで大した距離も走っていない人類が、地球の環境を破壊するようなことがあってはならないと思う。何たって、恐竜は巨大隕石に妨害されるまで30km程ちゃんと走ったんだし、その後は哺乳類や爬虫類や鳥類が12km程地球と仲良く走ってきたのだから。


ボルネオ7番のブログ-魚の化石
(魚の化石。約6000万年前のもの)

小雨降る上野公園に到着。


今回の目玉展示物は「待ち伏せ・ティラノサウルス」だという。

ティラノサウルスは史上最大の肉食恐竜で、ユカタン半島に落ちた巨大隕石のせいで絶滅しているが、頭の骨格を見るだけで恐ろしい相手であることが分かる。


ボルネオ7番のブログ-ティラノサウルス頭
(ティラノサウルスの頭)


さて、その「待ち伏せ・ティラノサウルス」だが、従来の展示スタイルは尻尾を引き摺る「ゴジラ型」か、頭を下げ、尻尾を上げて歩く「バランス型」の二つだったのだという。ところが、体格の割には貧弱な前脚の研究が進み、どうやら前脚はしゃがんでいたティラノサウルスが立ち上がるときに身体を支えるためのものであることが分かった。大相撲の立会いで力士が土俵につく両腕の感じだろうか。


では、どういうときにしゃがんでいるのか。それが、獲物が来るのをじっと待つ「待ち伏せ」だというのだ。ラグビーで言えば、スクラムのサイドアタックを警戒しているフランカーの姿勢だろうか。


ボルネオ7番のブログ-ティラノサウルス
(待ち伏せ型ティラノサウルス)


そして、待ち伏せされている可哀そうな恐竜も展示されていた。トリケラトプスという、頭の後ろに大きな襟のような骨を持っている恐竜だ。なんでも首を守るために発達した骨らしい。進化とは真に興味深い。


ボルネオ7番のブログ-トリケラプトス
(トリケラトプス)


誰も見たことがない恐竜だけに、さまざまな推測や仮説が可能になる。その謎の部分が恐竜ファンにとってはロマンなのだろうか。

もし巨大隕石が落ちておらず、恐竜の絶滅がなかったとしたら・・・・。推測してみよう。


推測① 「恐竜の楽園」

放射能の恐怖や環境汚染とは無縁の楽園。なんたって、2億2000万年前から6600万年前まで、1億5000万年も地球と共存できたのだから。


推測② 「猿の惑星」ならぬ、「恐竜の惑星」

ティラノサウルスの尻尾が退化し、二足歩行を開始、これに伴って脳の容量が次第に大きくなる。前脚が器用な手に進化し、道具を使い始める。やがて、火を使うことを覚え、文字や言語が発達して集団での生活が始まり、高度な文明が起こる・・・・案外、こっちかも。

「ヒストリーチャンネル」が恐竜を取り上げていた。


これまであまり関心のなかった恐竜だが、私たちの祖先である哺乳類が恐竜から逃げ回っていたと聞いて興味が湧いた。当時の哺乳類はネズミ位の大きさで、しかも夜行性だったという。要するに、昼間は恐竜に見つからないように隠れ、夜に食べ物を探すという生活だったのだ。とても大きくなるどころではなかったろう。


ボルネオ7番のブログ-エアドロマエウス
(エオドロマエウス)


では、この圧倒的に強い存在であった恐竜はどうしていなくなったのか。これには諸説あるようだが、6600万年前、ユカタン半島に落下した巨大隕石を原因とする説が最も有力らしい。隕石のせいで地球に大火災が発生し、恐竜の殆んどが焼き尽くされたというのだ。


ボルネオ7番のブログ-ヘスペロサウルス
(ヘスペロサウルス)


もし、巨大隕石が落ちていなければ・・・・間違いなく、今も恐竜が我がもの顔で地球を闊歩していたことだろう。そして、哺乳類は今も夜行性のネズミで、恐竜の目を避けてひっそりと暮らす存在だったに違いない。そう考えると、急に恐竜のことが気の毒になった。


折りしも、上野の国立科学博物館で「恐竜博2011」が開催されているという。早速、行ってみることにした。


(続く)