笑顔で演奏に耳を傾けていたマキシマ皇太子妃の頬に一筋の涙が・・・。
実は、この涙にはドラマがあったのだ。
マキシマ皇太子妃はアルゼンチン、ブエノスアイレスの生まれ。NYの銀行に勤めていた彼女は、偶然、スペインでウィレム皇太子と出会い、二人は恋に落ちる。やがて、二人は結婚を望むが、マキシマ皇太子妃の父親の経歴に問題があることが発覚する。
彼女の父親は、1970年代のアルゼンチンで農林大臣を務めていたのだが、時の政権は人権抑圧政策で悪評高かった独裁的軍事政権。それを知ったオランダの人権擁護団体などが中心となり、二人の結婚に反対する運動が起こってしまう。
しかし、ウィレム皇太子の意志が揺らぐことはなく、降りかかる困難を一つずつ乗り越えた二人は晴れて結婚式の日を迎える。ただ、マキシマ皇太子妃の父親が結婚式への参列を許されることはなかったのだ。
そこで流れた「ADIOS NONINO」、
「さようならお父さん」という意味だそうだ。
マキシマ皇太子妃は一体どんな思いで聞いたのだろう。
それを知った彼女の父親は一人静かに涙を流したのだろうか。
この曲を流そうと提案したのは彼女の隣に毅然と座っているウィレム皇太子だったのだろうか。
いろいろ想像する内に目頭が熱くなってしまった。
ちなみに、現在、お二人には三人のお子様がおられ、幸せに過ごしておられるとか。良かった('-^*)/
こちらが、Astor Piazzolla本人がバンドネオンを演奏している動画(↓)
http://www.youtube.com/watch?v=wqSxwWgpE6A&feature=autoplay&list=PL996A2638DC8C26F8&playnext=1
