水木しげるさんの本を久し振りに読んだ。


ボルネオ7番のブログ-水木さんの毎日を生きる



水木しげるさんは不思議な存在感を持った方だと思う。太平洋戦争でラバウルに出征され、何とか九死に一生を得て復員されるが、戦地で爆撃に遭い、左腕をなくされている。敗戦後の日本では長く貧しさと闘われ、ご苦労の末やっと漫画家として成功される。


そういう過酷な運命をたどられた水木しげるさんが、いつも飄々とされているように見えるのはどうしてだろう。それが不思議で、いつも疑問に思ってきた。その答ではないかも知れないが、第2章の「生きていることはすばらしい」にこんな一節が出てきた。戦場の最前線での出来事だ。


「小隊は私以外、全滅したからね。不寝番として夜の見張りに立ち、朝方にオウムの美しさに見惚れていなかったら、敵の襲撃を受けて私も死んでいたはずです」。


オウムが命の恩人なのか、はたまた、戦場の最前線でもオウムを美しいと思えた水木さんだからこそ起こり得た奇跡なのか、オウムを見詰める若き日の水木さんの姿を想像しながら考えてしまった。


実は、富士山に登った後の体脂肪率に興味があった。


定期的にジムで運動するようになってから、私の体脂肪率は20%前後で安定している。が、もう少し下げたい。ところが、これがなかなか下がらない。


そんなとき、勤務先の同僚と共に、御嶽~日の出山~つるつる温泉というコースを半日掛けて歩くトレッキングに参加したのだが、その夜、体脂肪率を測ったところ、18.5%という数字が出たのだ(^-^)/


その時は「お昼に大して食べてないからなぁ・・」という理由で済ませ、あまり気にも留めなかったのだが、先々週の土曜日、高尾山を登った日に測ったときも、体脂肪率は18.5%と出たのだ('-^*)/


これは、ひょっとすると、ひょっとするのではないか。


そう言えば、「運動を始めてから40分以上経過しないと、身体の脂肪は燃焼を始めない」と聞いたことがある。山を歩いても、そんなに激しい運動をした気分にはならないのだが、ひょっとすると、長時間歩いたことがもの凄く効果的だったのではないか(*^▽^*)


ボルネオ7番のブログ-雲を下に望む
(富士山頂上から山中湖を望む)


そう考えると、日の出山や高尾山に比べると歩く距離や時間が大きく上回る富士山への登山だ。体脂肪率はもっと下がっているかも知れない。大きな期待が掛かるというものだ。


そして、計測。何と、17.0%という体脂肪率が表示されたヽ(゚◇゚ )ノ


聞くところによると、私たちの運動には先ず血液中のブドウ糖がエネルギーとして使われるのだそうだ。そのブドウ糖が無くなって初めて身体に蓄えられた脂肪が使われ始めるらしい。


ジムで頑張り過ぎると、大体30分か40分で息が上がってしまう。しかも、運動した気になってついつい大食してしまったりするから、案外、体脂肪を消化するどころか、逆に増やしていたかも(笑)


ボルネオ7番のブログ-富士山
(雲より高いところにいるというのは気分が良い)

富士山のことを調べていたら、「富士山は活火山」と書かれていた。


えっ、ホンマ?

確か小学校では「休火山」と習った記憶があるんやけど・・・。

そう思って更に調べると、次の事実が判明した。


●1968年

気象庁が過去1000年の間に噴火したと判断された66の火山を活火山と指定。

●1975年

噴火記録のある火山及び活発な噴気活動のある77の火山を活火山と指定。

●1999年

過去2000年以内に噴火した火山及び活発な噴気活動のある83の火山を活火山と指定。

●2003年

過去1万年以内の噴火記録に変更され、108の火山を活火山と指定。

●2011年

2火山が追加され、現在110の火山を活火山と指定。

(35年間、大学で火山を研究してこられたという宇井忠英さんのHPから)


要するに、1707年に「宝永大噴火」と呼ばれる噴火が記録されている富士山は、1968年の時点で活火山に指定されたのだ。しかし、あの優雅な形をした富士山が活火山とは、ちょっと違和感がないか?


そう思って富士山に登った私だが、山頂に着き、その形状から「お鉢」とも呼ばれている火口を覗き込んだとき、「うん、これは活火山や」と納得した。最近はお休みしているかも知れないが、それはそれは凄い迫力だったのだ。


ボルネオ7番のブログ-火口に近付く
(ドキドキしながら火口に迫る)


ボルネオ7番のブログ-火口を覗き込む
(これ以上は近付けないという場所から火口を覗き込む)


この火口の直径は700メートルもあるらしい。この火口から大きな火柱が上がるところなど、誰も想像したくないだろう。