前半戦では、上戸だけが共有できる諺や、上戸であることを肯定したり自己弁護するような諺が続いたが、後半戦になると下戸に対する非難や対抗意識をあらわにする諺が出てくる。


「下戸の肴荒らし」


下戸が酒の肴を片っ端から食べ荒らすことを言うのだそうだ。多分、上戸には酒を楽しむペースやリズムがあり、それを乱す下戸の存在は本当に迷惑なんだろう。かく言う私も、学生時代は「アテ(肴)食いのボル」と友人から警戒・牽制・非難された。ただ、飲まずに上戸と過ごすというのは手持ち無沙汰になるものだ。 そんなに肴を荒らされたくないなら、私にはキレイなホステスさんを準備してくれ(^O^)/


「下戸の手剛(てごわ)」


上戸は酒を飲ませれば何とかなるが、下戸は厄介で簡単に思い通りにならない、という意味らしい。よーし、やっと一矢報いることができたか。確かに下戸はず~っとシラフだから、上戸からすると折角の酔いが醒めてしまうように感じることもあるのだろう。ただ、下戸にも弱点がある。私の場合は、「ボルが一緒やと安心して飲める。酒がホンマに旨い」と言われると弱かった。


さて、ここまで挙げてきた諺は、全て上戸が言い出し、広く支持されて諺になったものかなと思う。ただ、次の諺だけは、ひょっとすると下戸が言い出したのかも知れないと思う。何故って・・・私自身が何度も感じてきたことだから('-^*)/


「礼に始まり、乱に終わる」


ボルネオ7番のブログ-下戸と上戸




イングランドで鳥の集団死が見つかった。


イタズラか、はたまた鳥インフルエンザか、と心配された模様だが、解剖の結果、「発酵した果実を食べたため、酔っ払って衝突し、墜落したことが死因」と断定されたらしい。鳥にしてみれば、どうして思う通りに飛べないのか、最後まで不思議だったに違いない。


そんなニュースから、お酒にまつわる諺が気になり始め、結局、インターネットで調べることになってしまった。


「冷酒と親の意見は後できく」

「朝酒は門田を売っても飲め」


そうなんや、その通りなんや、という声が聞こえてきそうだが、下戸の私には実感が湧かない。ただ、冷酒にやられた、と二日酔いの頭を抱えて苦しそうに呟く友人や、一泊の温泉旅行で、翌朝ビールを頼んで美味そうに飲み干す友人の姿を思い出す。上戸は酒の苦しみも楽しみも味わえるということだ。ちょっと羨ましい。


更に調べていくと、こんな諺が出てきた。


「下戸の建てた蔵はない」


上戸は良く働く。しかも、交際上手なので出世が早い、という意味なんだそうだが、ここまで言い切るのは如何なものか。下戸より上戸が多いから、絶対人数では上戸の成功者の方が多いだろうが、下戸に対する上目線には違和感がある。しかし、上戸は未だあき足らず、こんなことまで言う。


「お神酒の上がらぬ神はない」


確かに、神様にはお酒をお供えするから嘘ではないが、これはどう考えても神様を上戸の強力サポーターにしてしまおうという魂胆が見え見えではないか。又、神様だってお酒が好きなんだから、われわれ上戸も酒を飲むのが自然・・・みたいな一体感を神様に持つのは不遜だろう。


(続く)

日曜日、高尾山に登った。2週間ぶりだ。

健康登山証に5度目のスタンプを押してもらい、ご褒美の精進料理まであと37回とした。このペースで行くと、精進料理は来年の夏ごろか。馬にニンジン、ボルには精進料理('-^*)/


ボルネオ7番のブログ-健康登山証


今回、登りは「稲荷山コース」を歩いた。このコース、最後に長く急な階段が現れる。前回は途中で息が上がり、一度休憩してしまったが、今回は一気に昇ろうと決意した(^O^)/ しかし、約230段の階段が楽な訳がなく、最後はヨレヨレ、頂上直前で後ろから来た小学生の2人組に抜かれてしまった(;^_^A


ボルネオ7番のブログ-236段


大いにプライドを傷付けられたが、いざ頂上に到着してみると、このサプライズ。富士山がこんなに美しく見えるとは・・・。雪が積もると富士山が一層エレガントに見える。しかし、遠目には美しい富士山も、そばに寄るとこれが厳しくて心を閉ざしているかのようなのだ。う~ん・・・女性はそういうタイプが好きなんやけど・・・って話が逸れたか(笑)


ボルネオ7番のブログ-富士山


さて、山頂から薬王院に下りて行くと、たくさんのおみくじが結ばれている棚が目に入った。朝日を浴びてキラキラ輝いていたが、多くの人が将来を案じたり、迷ったり、同じ決断をするにも何か確信を得たいと思っているのだろう。


ボルネオ7番のブログ-おみくじ


イエス・キリストは「明日のことを思い煩うな」と説かれたし、アインシュタインは「私は先のことを考えたことがありません。どうせ直ぐに来てしまうのですから」という名言を残している。頭では分かるのだが、これがなかなかストンと落ちない。


ボルネオ7番のブログ-紅葉始まる


そんなことを考えながら石段を下りたら、「キャー、きれい!」という女性の歓声が耳に入った。思わず振り返ると、青い空に色付き始めた紅葉がきれいに映えているのが見えた。しかも、歓声を上げた女性まできれいで、すっかり幸せな気分になった(笑)


将来のことをややこしく考えるくらいなら、今日、美しいものを見て晴れやかな気分になった方が良いかも('-^*)/