今朝の毎日新聞の第一面は「やりがい搾取さようなら」「会社を『逆面接』現実味」「就活生 待遇で選ぶ時代」という、私にとってはショッキングなタイトルで近未来の就職面接を描いた一分間のショートフィルムを紹介している。上田慎一郎監督の作品だ。



少子高齢化の加速で働き手の奪い合いが激化し、就活生が企業を選ぶ時代になった近未来を描いておられるそうだが、面接官の席にはラフな格好をした就活生が座り、企業からやって来た採用担当者が各々、自社で働くメリットを説明し、その説明も定時退社や有給休暇など待遇に関するものが就活生の心に響く、という内容のようだ。

待遇は働く上で大事な条件だし、私にも譲れない一線があったが、週休二日制としても、一日で最も美味しい時間帯(いろんなことが出来る、誘惑に満ちた時間帯)を仕事に割り当てるのだから、仕事との相性が良くないと実につまらない一日になってしまう。

又、私が生きてきた時代は女性に開かれた社会ではなかったし、AIも出現していなかったけれど、これからは女性や外国人やAIがライバルになる。そんなことを考えると、時間を忘れるほど相性の良い仕事の方が創意工夫も努力も無理なく出来るし、いろんなチャンスにも恵まれるように思う。

あり得ない話だが、月100万円の報酬で月曜から金曜まで、毎朝毎晩、納豆の試食をやれと言われても、私は迷わず断る。納豆好きの方、すみません!(笑)

半年ぶりのスーツがえらく窮屈だったので、「スーツが縮んだ!」と職場で騒いでいたら、「ついに中年太りですか?」と笑われた。確かに、「少年太り」とか「青年太り」は聞いたことがない。ただ、「中年」という言葉が気になった。私は中年と呼ばれて良い年齢なのか?


そこで調べてみたら、0~4才が「幼年」、5~14才が「少年」、15~24才が「青年」、25~44才が「壮年」、45~64才が「中年」、そして65才以上が「高年」という説明が出てきた。私は今年69才になるから、「中年太りです」と言うと年齢詐称になってしまう(笑)


更に調べていたら、「中年」を定義する言葉が出てきた。ローレンス・J・ピーターさんという教育学者の言葉らしい。


「自分より上の世代を批判する代わりに、自分より下の世代の批判を始めたら、もはや中年である。」


上手いことおっしゃる。そこで、ピーターさんを真似て「高年」を定義してみた。


「実年齢より上に見られるより、実年齢より下に見られることを喜び始めたら、もはや高年である。」


はい、これ、私のことです。年相応の貫禄や知性を身に付けないと、と反省中です。



米国の政治家、法律家、法学者で、カリフォルニア州地方検事、同州知事、連邦最高裁判所長官を歴任したアール・ウォーレン(1891~1974年)という人がいる。1948年の大統領選挙では共和党の副大統領候補でもあったようだ。


(Wikipediaからお借りしました)

そのウォーレンさんの言葉。


「私はいつも最初にスポーツ欄を開く。そこには人間が達成したことが記録されている。第一面は人間のしでかした失敗ばかりだ。」


どんなスポーツも、選手として活躍できる期間には限りがあるし、指導者としてそのスポーツに携われる機会も多くはないと思う。このところ、現役を引退するというラグビー選手の記事が目に付くが、スポーツ選手の良いところは失敗や負けることを経験し、そこからやり直すことの大切や面白さを学んで来たことだと思う。


そういう経験をさまざまな組織や教育の場で伝えながら、自らもチャレンジを続ける魅力的な第2の人生を送って欲しいと思う。