買ったことも開いたこともないが、

「厚生労働白書」

というのがあるらしい。


ボルネオ7番のブログ-厚生労働白書


ある雑誌で紹介されていたのだが、どうしても堅苦しい内容や記述になるのを少しでも柔らかくしようと、3年前から「100人で見た日本」とか「日本の一日」と題し、統計を分かりやすく伝える工夫をしているそうだ。


例えば「人口」の変化だが、一日に生れてくる人数は2,879人。2年前は2,932人だったので、やっぱり減っている。一方、亡くなる人は3,434人。2年前は3,129人だったので、やっぱり増えている。亡くなる人と生れてくる人との差は2年前の197人に対し、今は555人!人口の減少が実感として伝わってくる。


一日に亡くなる人は2年間で約10%増えているが、これを死因別に見た数字が出ていた。「ガン」942人⇒979人(4%増)、心疾患495人⇒534人(8%増)、脳血管疾患335人⇒339人(1%増)、そして「老衰」106人⇒143人(35%増)。死因に老衰が多いというのは高齢社会の一つの特徴なのだそうだ。


もう一つ、一日一人当たりの医療費というのが出ていた。730円が2年間で773円に増えている一方で、窓口で支払われた自己負担額は85円だったものが79円に下がっている。要するに高齢化が進み、自己負担額の減少が始まり、それがどんどん大きくなっていくということらしい。


「社会保障と税の一体改革」が必要だった訳だ。

大切なことは、できるだけ社会保障のお世話にならないことだろう。

健康でいたいと思う。

退職手当削減を予定する自治体で駆け込み退職が問題になっている。これに対しては、そういう先生を批判する声がある一方で、労働者としては当然の選択だと擁護する声もあるようだ。


さて、私が先生ならどうしたろう・・・。

その差が100万円とか150万円あるなら、いろんなことができるだろうと考えた途端に家族の顔が思い浮かぶだろう。反面、共に過ごしてきた教え子の顔や名前を思い出したら、早期退職の決心は鈍るに違いない。あぁ、どうしたものか・・・。


ボルネオ7番のブログ-猫


そんなことを考えていたら、丸紅時代の先輩からメールが来た。2年前に亡くなられたお母さんの三回忌法要の席で、10才年上の従兄弟が突然亡くなったと聞かされたらしい。その先輩のメールにはこう書かれたいた。


「生死事大」

「無常迅速」


なんのこっちゃ?と思って調べ始めたら、これは禅宗の教えであることが分かった。禅寺には木版(もっぱん)という叩いて時を知らせる四角の板があり、これに書かれている言葉らしい。私が見つけた木版にはこう書かれていた。


「生死事大」(しょうじじだい)

「無常迅速」(むじょうじんそく)

「時不待人」(とき ひとをまたず)

「謹勿放逸」(つつしんで ほういつなるなかれ)


要約すると、「大切なことは生きることと死ぬこと。変化はあまりに早く、時は決して待ってくれない。だから、時間を無駄にしてはいけない」・・・その通りだと思う。


退職金を得れば何かを失うことになるかも知れない。逆に、退職金を失っても何かを得られる可能性がある。しかし、そんなことはどうでも良いのかも知れない。大事なことは、立ち止まらずに、その人らしく生き抜くことなんだろう。


松下幸之助さんの言葉、

「知っていても、実行しなければ知らないのと同じ」。


松下幸之助さんは、そう口にすることで挑戦する意欲や行動に移すことの大切さを訴えたかったのだろう。そんな経営の神様を持ち出す程の話ではないのだが、3ヶ月振りに料理を作ることになった(^-^)/ 作り方を知っていても、作らなければ知らないのと同じ。しかも、作らなければ作り方をどんどん忘れる今日この頃(笑)


お料理教室では12種類のお料理を学んだが、家族に一番評判が良いのは「鶏の照り焼き丼」で、今回もそのリクエストが入った。鶏は皮付きのモモ肉を使用し、一口大に切ったあとお酒とお塩で下味を付ける。野菜は長ネギ、ししとう、しいたけを使い、半熟のゆで卵を一つ作る。


ボルネオ7番のブログ-鶏の照り焼き丼


この後、予め火を通した野菜と鶏肉を砂糖、みりん、醤油で作ったタレで煮詰めていくのだが、その時の香りがたまらない。それから、いつも感心するのだが、火を通す前は全く別物だった食材が、完成すると仲間になっている。各々の個性を残しながらも、ちゃんと一つのお料理になっているのだ。


だから、お料理が上手く完成すると、何となくラグビーチームの名コーチになったような気分になる。もちろん、アマチュア・チームで練習試合もできなくて、観客たるや数名しか居ないんだけど・・・笑。


ボルネオ7番のブログ-鶏の敵焼き丼2