福井県小浜市に住む大学ラグビー部の同期、M柴を5名のラグビー仲間で訪ねた。小浜は古来より日本海を隔てた国々との交易や、江戸時代には北前船の寄港地として栄えた町とのこと。その頃のたたずまいがそのまま保存されている地域があり、コンビニも自動販売機もない街並みに、まるで100年前にタイムスリップしたかのような感覚を抱いた。


 
(↑)三丁町と呼ばれる地区で、国から重要伝統的建造物群保存地区に指定されているらしい。


(↑)この辺りは元々遊廓だったとのこと。そう聞かされると、今にも三味線の音が聞こえて来そうな気がした。


(↑↓)一方、福井県は恐竜の化石が多く見付かることでも有名だ。夕食で訪れたレストランは恐竜が出迎えてくれた。


宿泊はホテルではなく、旧丹後街道沿いにある築90年の町家が一棟貸しされており、そこに5名の元・ラグビー選手で乗り込んだ(↓)


これが夏合宿なら8人部屋かな、と50年前にタイムスリップした大広間(↓)


こんなに清潔で美しい寝室が準備されてしたが、どうも落ち着かず(↓)・・・


結局、布団をテレビのある居間に運び込み、昔話に花を咲かせて酔っぱらい、ここでザコ寝した(笑)  夏合宿を思い出したが、「痛い」「苦しい」「帰りたい!」という呻き声は聞こえて来なかった(笑)


翌朝、再びM柴の家を訪れ、M柴夫妻の歓待を受けた。庭に咲いた花が活けられていた(↓)  もちろん、奥さんの作。スクラムを最前列で組んでいたM柴にこんな美的感覚はない(笑)


元・ラグビー選手が集合。再会を約して記念撮影(↓)


50年前はこんなに若かった(笑)


ラグビーをしていて良かったと思う小浜行きとなった。感謝。

ヨーグルトの中ぶたに面白い川柳を発見!



「フードロス 残していいのは 笑顔だけ」


フードロスをなくそうという趣旨だが、説教じみていないから、思わず笑顔になる。素晴らしい。


「おいしいね 年に一度の 保存食」


この一年、災害時のために準備していた保存食の出番が幸いなかった。感謝の気持ちが伝わってくる。素晴らしい。


いちばん気に入ったのは次の川柳だ。


「規格外 人も野菜も 味がある」


安全や衛生に関わるものは規格内であって欲しいが、野菜の形や大きさ、人の性格や特技に関しては規格外に感心したり、ホッとしたりもしそうだ。AIに対抗できるのは、案外、そういう規格外の発想や着眼点、そして行動力かも。

ソプラノ富永美樹さんとメゾソプラノ久利生悦子さんのコンサート、「Le Lion Concert Vol.3」にお邪魔した。ピアノは小滝翔平さん。

 

 

第一部は「ロミオとジュリエットの世界」と題し、オペラ「カプレティ家とモンテッキ家」から2曲、オペラ「ジュリエッタとロメオ」から1曲、そして、ミュージカル「ウェストサイド物語」から3曲を歌われたが、会場に向かうべく私の乗っていた京王井の頭線の電車が途中で止まってしまい(沿線で火災事故があったらしい)、残念ながらオペラの3曲は聞き逃し、「ウェストサイド物語」の「I feel pretty」、「Somewhere」、「Tonight」はドア越しに聞くこととなった。

 

「I feel pretty」は若いエネルギーと希望に満ちた歌声だったが、恋人トニーが兄ベルナルドを殺したことを未だ知らないマリアが無邪気に歌った曲とのこと。心が痛む。「Somewhere」の歌声には祈りを感じたが、どこかに安らぎの地があって欲しいと願うマリアとトニーの歌だったのだろう。「Tonight」は「ロミオとジュリエット」に出て来るバルコニー・シーンに相当するんだとか。ホールの中で聞いてみたかった。

 

第二部は「昭和歌謡と悲劇オペラ」と題し、富永さんと久利生さんが4曲の昭和歌謡を歌われ、次にピアノの小滝翔平さんがショパンの「スケルツォ第2番」をソロで披露された後、再びお二人が出て来られ、悲劇オペラから3曲を歌われた。富永さんは松田聖子の「瞳はダイヤモンド」を、久利生さんはちあきなおみの「喝采」を歌われたが、どちらも豊かな感情が溢れ出るような歌いっぷりで大きな拍手が湧いた。


圧巻はオペラ「蝶々夫人」の「花の二重唱」で、蝶々夫人の富永さんとスズキの久利生さんがピンカートンの帰還を知って喜び、花びらを撒いて出迎えの準備をする歌声が喜びに満ちていただけに、結末を思って心が痛んだ。アンコールにはピエトロ・マスカーニの「アヴェマリア」を歌われた。オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲に歌詞が付けられたもののようで、この間奏曲が大好きで、バイオリンで練習している我が身としては、大変嬉しいアンコール曲となった。