インドの友人から "The Magic Bank Account" と題された文章が届いた。訳すと「魔法の銀行口座」になるのだろうか。そのタイトルからジョークに違いないと読み始めたのだが、読み終える頃には静かな感動に包まれた。

The Magic Bank Account
魔法の銀行口座

Imagine that you had won the following *PRIZE* in a contest:
次の賞品を獲得したんだと想像してみて下さい。

Each morning your bank would deposit $86,400 in your private account for your use. However, this prize has rules. The set of rules:
毎朝、あなたの取引銀行があなたの預金口座に86,400ドルの入金をしてくれます。このお金をあなたは使うことができます。但し、次の取決めがあります。

1. Everything that you didn't spend during each day would be taken away from you.
2. You may not simply transfer money into some other account.
3. You may only spend it.
4. Each morning upon awakening, the bank opens your account with another $86,400 for that day.
5. The bank can end the game without warning; at any time it can say, Game Over!"

1.その日の内に使わなかったお金は取り上げられます。
2.そのお金を他の口座に振り替えることはできません。
3.あなたが使うしかありません。
4.毎朝目覚めると、銀行は新たな86,400ドルをその日のために預金してくれています。
5.但し、銀行は事前の連絡無しに、これを終了することができます。銀行はいつでも「ゲーム・オーバー!」と言えるのです。


(続く)
毎日新聞に連載されている「危機の真相」を読んだ。激しく政府を批判する浜矩子先生だが、一本筋は通っているように思う。

浜先生

15年末の日本の公的債務残高は対GDP比で233%まで膨らむ見込みだが、債務危機が問題になっているギリシャでさえ179%とのこと。そういう日本を浜先生は「事実上、破産している」と指摘し、それでもなお「借金を返すために借金を繰り返し、派手な事業のあれこれに手を染めてゆく」と批判されている。ここでいう派手な事業とは軍備の強化や鉄道の整備、大企業のための減税を言っておられるようだが、果たして国は破綻することなく行財政サービスを継続して行けるのか?

浜先生はそういう憤りをバーナード・ショーの言葉を借りて伝えておられる。「ポールにカネを払うためにピーターからカネを奪う政府は、常にポールの支持を当てにできる」。なるほど、大変分かり易い。更には、ケインズの言葉を通して国の役割を明らかにされている。「政府にとって重要なのは個々人が既にやっていることを彼らより上手に又は下手にやることではない。他の誰もやっていないことをやるのが政府の仕事だ」。

浜先生はアベノミクスをアホノミクスだと言い切る女傑だから、国のお目付役やご意見番としては頼もしいかぎりだが、こういう方が私の母や姉や妻だったら・・今頃ボコボコにされていたかな(笑)
真っ暗だった空が少しずつ明るくなってくる夜明けが好きだ。

夜明け

The darkest hour is always just before the dawn.
(夜明け前が一番暗い)

辛いことの後には必ず嬉しいことがあるという意味だろうが、こういう美しい夜明けを眺めると、ちょっと頑張って寝床を抜け出してきたことを良かったと思う。この季節になると夜明けの写真が増えるが、それは冬の夜明けが最も美しいから・・ではなく、冬以外は夜明けが早過ぎて間に合わない(笑)