齋藤ジンというワシントンのコンサルティング会社の共同経営者が「世界秩序が変わるとき」(文春新書)という本を出している。副題は「新自由主義からのゲームチェンジ」、帯には「ソロスを大儲けさせた伝説のコンサル」、更には「中国の衰退、日本の復活」とまで書かれていたから、買わずにはいられない気分にさせられた。
読み始めたら止まらなくなってしまったが、私が生きてきた時代のことが論理的に分析され、それが平易な言葉で語られているから、なるほど、そういうことか、と納得できることが出てきた。特に、米国を覇権国家と定義し、その地位を脅かす存在が出てきた場合には迷わず叩くという説明には説得力があった。


