日産とホンダが経営統合するというニュースに驚いた。早速、誰がが「日産とホンダ(本田)が合併すると、新社名は『日本産』かな?」と言って大ウケしたと聞いたが、必ずしも笑える話ではないように思う。
大手の自動車企業が事業譲渡や合併を繰り返して誕生した「ステランティス」というオランダに本社を置く多国籍企業が経済誌に取り上げられていた。プジョー、シトロエン、フィアット、アルファロメオ、クライスラー、オペル、マセラティなど14のブランドを抱えるが、事業が計画通りには伸びず、CEOが任期半ばで辞任に追い込まれたらしい。
スケールメリットを生かしきれなかった、という見方もあるそうだが、私の思うフィアットは大衆車でマセラティは高級スポーツ車だから、これらが同じ企業のブランドであることに違和感がある。ブランドの語源は所有者を示すために家畜に付けられた焼き印のことで、所有者により家畜に違いが出始めたことから、次第に商品にもブランドが使われるようになったと聞くからだ。
そういうブランドと商品の歴史を考えると、スケールメリットを追い求めることが各ブランドの個性を奪ったりしてはいけないし、各ブランドには譲れぬ一線を頑固に持ち続けて欲しいと思う。以下、私が憧れた日産とホンダの車(画像をお借りしました)。企業文化の違いを感じるんだけど・・・。
ホンダS800

