毎日新聞朝刊の「金言」が英国に住むレイ・エバリーさんという方を取り上げていた。レイさんは88歳にして英王立音楽検定のピアノ演奏試験を受け、8段階のグレードの内、最難関のグレード8に受かったらしい。これは音楽大学に入学できるレベルなんだそうだ。
子供の頃にピアノを弾き始めたレイさんは、21歳のとき英王立音楽検定を受け、グレード7に合格していたとのこと。それから67年、仕事でピアノとは縁遠くなっていたところに娘さんからグレード8の試験用楽譜を贈られ、一念発起してピアノに再挑戦されたらしい。
当然のことながら、身体は若い頃のようには動かないし、直ぐに疲れもする。そんなとき、自分にこう言い聞かせたらしい。
「残りの人生を肘掛け椅子で居眠りしながら過ごしたくはないだろう。さあ、立ち上がってピアノを弾くんだ」
正直言うと、肘掛け椅子で居眠りしながら過ごす生活にも心惹かれるが、我が家には肘掛け椅子が未だないし、今しばらくは立ち上がって働きに行こうと思う。
