活躍する若いスポーツ選手を見ていると、皆さん「明るい」。変な使命感や屈折した闘争心がなく、やるからには勝ちたい、そのための準備をして来たのだから、思う存分戦わせて頂きます、という堂々とした姿勢や確固とした決意を感じる。


一方では、大学や高校の部活動で行き過ぎた指導や体罰があると報道され、その結果、心身ともに傷付いたり退部させられる学生がいると知ると、子供たちは周りにいる大人たちの影響を大いに受けるのだと思わざるを得ない。子供たちの可能性を引き出すのも潰すのも、周りにいる大人たちなのかなと思えてくるのだ。


そんなことから、活躍する若者たちの周りにいる大人たち、すなわち、ご両親や指導者はどんな人たちなんだろうと想像したのだと思う。少子化が明らかな今、子供たちには持てる可能性をとことん開花してもらい、幅広い分野で力を発揮してもらわないと日本がつまらない国になってしまう。例えばスポーツにしても、夏は水泳、しかし、冬はラグビーで活躍できる選手がいたら面白い。


時代が変わり、体格も体力も環境も変わったし、更にはこれからも変化は続くのだから、若者たちに影響力のある大人も又、変わっていかなければいけないように思う。

レスリング世界選手権で日本の女子選手が大活躍だ。

 

48kg級 須崎優衣さん(18)優勝、

53kg級 向田真優さん(20)2位、

55kg級 奥野春菜さん(18)優勝、

60kg級 川井梨沙子さん(22)優勝、

69kg級 土性沙羅さん(22)優勝、

75kg級 鈴木博恵さん(30)3位、

 

男子も59kg級グレコローマンで21歳の文田健一郎くんが優勝しているし、自分がこういう若者たちの年齢だった頃のことを考えると自然に頭が下がる。

 

スポーツ界のみならず、将棋の世界では藤井聡太四段が市場最年少でプロ入りし、29連勝という記録を打ち立てた。彼は今15歳だが、インタビューの受け応えを聞いていると人柄も素晴らしいように思う。

 

「最近の若い者は・・・」と若者の批判を始めることが老化の始まりらしい。その通りだと思うから、こういう若者の周りにいる大人たちはどんな人たちなんだろうと想像した。きっと、自分の経験から足らないものを指摘して注意するだけではなく、彼らが持つ能力や可能性を上手く自然に引き出すことのできる人たちなんだろう。そういう大人になりたいと思う。

最近の若い者は・・・本当に頼もしい。

 

奥原希望さん(22)がバドミントン世界選手権の女子シングルスで優勝。シングルスでは日本初の金メダル。しかも接戦を制しての勝利。21-19、20-22、22-20。素晴らしい精神力だ。

 

卓球の張本智和くん(14)はITTFワールドツアーのチェコ・オープン男子シングルスで優勝。史上最年少の快挙だとか。11-3、4-11、8-11、11-9、11-6、11-9。この勝ち方も立派。

 

同じチェコ・オープンの女子シングルスでは伊藤美誠さん(16)が優勝。相手は石川佳純さん(24)だったというから、日本人としては実に誇らしい決勝戦だ。女子ダブルスではこの伊藤美誠さんと早田ひなさん(17)の高校生コンビが優勝している。輝かしい快挙だ。

 

女子卓球選手には平野美宇さん(17)という、アジア選手権で優勝を飾った選手もいる。彼女は中国のトップ3を破って優勝を遂げたというのだから、ただただ凄いとしか言い様がない。

 

(続く)