お取引先を訪問したら、当社ご担当のY瀬さんから「美味しいコーヒーをお淹れします」と一枚の紙を手渡された。使用する珈琲豆の説明書きでブラジル産とある。ただ、私の目を引いたのはイラストにあるカフェのマスターだろうか、蝶ネクタイの青年に角が生えていたことだ。



ボル「これって・・鬼ですか?」

Y瀬さん「そうです。このお店は桃太郎の故郷、岡山にあるんです」

ボル「なるほど、しかし、鬼は桃太郎が退治する敵役ですよね。普通、悪役は使いませんよね?」

Y瀬さん「そうなんですが、地元には鬼の支持者が結構おられるようです」


Y瀬さんによれば、①桃太郎の物語には当時の時代背景が色濃く出ている、②すなわち、桃太郎は朝廷側の人間で、③鬼は朝廷に逆らっていた地元では有力な豪族、④同じ豪族でも、桃太郎を助けた猿、雉、犬は朝廷に早々と屈した弱小豪族、⑤鬼が持っていたお宝は鉄や銅の製錬技術や製品、⑥そういう中央に奪われた地方の自治と技術を象徴しているのが鬼だ、ということらしい。


森友学園や加計学園に関する報道を見ていると、今も中央と地方の間には確執や軋轢がありそうだが、これもいつか童話の元になるのだろうか?

今日、6月4日は「虫の日」とのこと。以前、新聞記事だったか、哺乳類に比べると昆虫の種類は圧倒的に多く、又、その歴史も長いと読んだ記憶がある。


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そこで、そういう情報を探し始めたら、NIKKEI STYLE というサイトにこんな数字が出ていた。


哺乳類 5,513種

鳥類 10,425種

爬虫類 10,038種

両生類 7,302類

魚類 32,900種

軟体動物 85,000種

そして、昆虫類は桁違いの100万種!


又、昆虫類が地球に現れたのは4億年前のことらしいが、我が人類は僅か700万年前。これを一日に例え、昆虫の登場が午前0時だったとすると、その後、夜が明けて朝を迎え、9時に出社してお昼にランチを頂き、再び働きはじめて6時の終業となり、帰宅して晩ご飯、その後、入浴を済ませ、テレビを観ていたら、おっ、もうこんな時間か、ぼちぼち寝るかという午後11時34分48秒に人類が出てきたことになる。



そういうことを知ると、「猿の惑星」という映画に衝撃を受けている場合ではなく、地球は「虫の惑星」であることを潔く認め、彼らの暮らしを脅かすような開発は慎むべきなのだろう。

ボル 「落ちこぼれとは失礼な」

後輩B「では何とお呼びすればええんですか?」

ボル 「せやな・・・特殊部隊と呼んでくれ」(笑)

 

たまたま丸紅で担当し、勉強させてもらった仕事が良く言えば特殊、平たく言えば主流でも花形でもなかったので、同期入社の連中から仕事の内容を聞かれても「ふーん・・」という感じで決して興味をそそらなかったし、社内で相談しようにも私たちの方が詳しいという知識やノウハウも少なくなかった。

 

後輩A「結果的にはそれがボルさんの身を助けたんですよね?」

ボル 「せやねん。芸は身を助ける・・に似てるよね」

後輩B「せやけど、世の中の変化もあったでしょ?」

ボル 「うん、大きく変わった」

 

大きく変わって、自分に100点満点を与えられるほど上手く対応できたとは思えないが、運にも恵まれ、面白いチャレンジをして来れたように思う。又、私が本当にラッキーだったのは、私がお付き合いしてきたお取引先の担当が出世されたり社長になられたり、その会社を動かせる程に力をお持ちになられたことだ。

 

後輩A「ホンマ、ボルさんてどっかツイてるんですよね」

ボル 「君たちに振り回されるという、ツイてない面もある」(笑)

 

特殊部隊なので周りの理解は得られなかったように思うが、今もこうして現役で仕事をさせてもらえるのはマイノリティに属していたからだ。これからの世の中は、マイノリティより更にフォーカスされたオリジナリティが、人柄や能力、発想に求めれらるようになっていくような気がする。